人工芝の耐用年数は何で決まる?
人工芝は天然芝に比べると、耐用年数が長いことで知られています。
ただその耐用年数は、それぞれ人工芝の製品によって異なるんです。
では人工芝の耐用年数は、いったい何で決まるのでしょうか?
ここでは人工芝の耐用年数についてまとめてみます。
1、製品や使用用途によって耐用年数には大きな差が生じる
2、人工芝の耐用年数は何で決まるの?!
3、人工芝の耐用年数を長くするためにはどうしたらよいの?
4、まとめ
1、製品や使用用途によって耐用年数には大きな差が生じる
人工芝と一言でいっても色々な種類があります。
野球グラウンドやテニスコート、サッカーコートに使用されるようなスポーツ専用の
人工芝もあれば、景観を楽しむためのエクステリア用の人工芝など種類豊富です。
それぞれの用途によってパイル(芝葉)の長さも様々で、クッション性が高く、
リアルさのあるロングパイルや、ゴルフ用でも使用されるショートパイルがあります。
スポーツ用の人工芝はクッション材やゴムチップを入れ込んだ耐久性のある製品が
多く、税法上の耐用年数は10年となっているものの、スポーツで使う人工芝は負荷が
高いので10年ももつことはありません。
また庭などに使用されているエクステリア用の人工芝は、パイルが短いものから
長いものまで様々で、耐用年数は商品によってまちまち。
平均的な耐用年数としては5~7年程度でしょう。
このように製品や使用用途によって、人工芝の耐用年数には大きな差がでます。
人工芝の専門業者であるフィールドマジックの人工芝は、耐久性にこだわって
作られており、10年の耐久性があります。
製品自体にも10年保証がついているので、長く愛用できるでしょう。
2、人工芝の耐用年数は何で決まるの?!
人工芝の耐用年数は、それぞれの製品によって異なりますが、いったい何で
耐用年数は決まっているのでしょうか?
基本的に人工芝の耐用年数は、「芝葉の形状と密度」で決まります。
芝葉の密度が低く、下地が見えるような人工芝は残念ながらすぐに劣化してしまい、
耐用年数は短いでしょう。
逆に芝葉の密度が高く、下地が見えないほどしっかりと生えている
人工芝であれば、芝葉がへたれにくいので、耐用年数も長めです。
また芝葉の形状も、耐用年数と大きく関係してきます。
芝葉は短冊状のものに関しては、脆く劣化しやすいです。
短冊状の芝葉は復元力が低く、すぐに芝葉が寝てしまい、芝がすぐにダメになって
しまうでしょう。
逆に復元力が高い芝葉の形状はV字、U字、C字、W字などです。
これらの形状の芝葉は復元力が高いので、芝葉がちょっと寝てしまってもすぐに
元通りになるので耐久力は強いでしょう。
3、人工芝の耐用年数を長くするためにはどうしたらよいの?
人工芝の耐用年数は製品の形状や素材、芝葉の密度などによってある程度決まって
しまいますが、使用方法によっては持ちがよくなることもあります。
人工芝の耐用年数を長くするためにはどのような使い方をすればよいでしょうか?
まとめてみましょう。
・重たいものを長期間置かない
植木鉢、ガーデンチェアなど重たいものを同じ場所に長期間置いてしまうと、
その部分の芝葉が倒伏して戻らなくなってしまうんです。
人工芝の上に重たいものを置くときには、定期的に位置を移動させるように
しましょう。
・定期的な掃除をする
芝葉が寝てしまうと、芝が折れてしまい、劣化が進みやすくなってしまいます。
そこでパイル(芝葉)を起こしておくために、定期的にデッキブラシやほうきを
使って掃き掃除をしましょう。
それだけでもパイルは戻り、耐久力がアップしますよ。
・車の走行はNG
人工芝を敷いた部分を車が走行する場合があるかもしれません。
しかし車の走行は切替しやブレーキなどの衝撃で、芝葉が切れたり、
折れたりする原因になるのでやめておいた方がよいでしょう。
4、まとめ
人工芝は基本的に耐用年数が長く、メンテナンスがしやすいことが魅力の1つです。
人工芝の耐用年数はパイル(芝葉)の密度や形状によっても異なりますし、
使い方によっても違いがでるでしょう。
長く人工芝を愛用するためには、定期的な掃除をするなどちょっとした
心がけが大切です。