人工芝DIYのちょっとしたポイント
人工芝DIYのちょっとしたポイント
人工芝をDIYで設置される方も多くなっていますので、
人工芝を敷く際の細かなポイントについて紹介します。
人工芝では継ぎ目をできるだけ作らないことが大切です。
しかし、どうしても継ぎ目は発生してしまいます。
壁紙などでは、多少継ぎ目の部分が重なってもOKですが、
人工芝の場合は重なり部分のために、、
人工芝の一部が浮いて空間が生まれ、
虫や雑草の生育環境になるため重なりを作りません。
継ぎ目ができるだけ小さくなるようにピッタリとくっつけて、
固定をしてあげる必要があります。
そのため、接続部分ではU字ピンで2枚の人工芝を
接続するように止めていきます。
こうすることで、使用しながら発生するズレを
多少防ぐことができます。
コンクリートの上なら両面テープや接着剤が安心確実です。
人工芝の固定で使われるU字ピンは、
その色によっても目立ってしまうことがあります。
目立だたないように、かつしっかり固定するには、
ピンを強く打ち付けることが必要ですが、
この時に芝葉を潰してしまわず、
できるだけ外に出してあげましょう。
芝葉が外に出ていると、U字ピンが自然に隠れ、
また周囲から芝葉を集めてピンを見えにくくできます。
人工芝の耳(端)の部分では、
どうしても基布の黒い下地が見えてしまいがちです。
芝葉がある程度長い人工芝であれば、
デッキブラシなどで芝葉を起こして隠すと良いでしょう。
芝葉の短いもので難しい場合、
カットしてしまう人もいますが、耐久性を損ねてしまいます。
少々予算はかかりますがレンガや砂利などで縁を埋めると、
下地部分が見えなくなってきれいに見えます。
凹凸のある部分は、少し人工芝に切り込みを入れると、
凹凸に沿って曲げやすくなります。
いきなりカットしてしまうと、
凹凸に合わせた時にサイズが違う場合もありますので、
少しずつ切り込みを入れて合わせてカットしましょう。
ハサミだと芝葉の多いものほど切りにくいため、
曲線部分を作る場合は作業用のカッターをおすすめします。
ちょっとした作業のポイントを知っているだけで、
作業の効率も仕上がりも違ってきます。
プロの業者なら何度も作業しながらコツをつかみますが、
DIYの場合は一度作業すると次回はかなり先になります。
コツを現場で身につけようと思わず、
できるだけ予習をしておくことをおすすめします。