DIYで人工芝を固定するには
DIYで人工芝を固定するには
人工芝をDIYで施工する方もいらっしゃいますが、
その場合、固定の方法をどのようにしているでしょうか。
人工芝をとりあえず置いただけの状態では、
衝撃や強風によってめくれることがあります。
人工芝がめくれてしまうと、本来の機能が発揮できず、
景観的にも良くないので、しっかり固定しておきたいものです。
DIYにおける固定方法について確認してみましょう。
まず、大事なのは地面です。
地面が土なのか、またはコンクリートなのかで、
固定するための方法が違ってきます。
地面が土や砂である場合には、基本的にU字ピンです。
間に防草シートなどを挟むことも多いため、
ピンによってまとめて地面に打ち付ける形を取ります。
打ち込む際、基本的には外周のみにします。
内側にピンを打つと、使用時につまずいたり、
ケガをしてしまう原因になることもあるので避けます。
この時、人工芝がロールタイプのものであれば、
ジョイント面が少なくなりますので、
ジョイント用のテープなどで隣同士接合しやすく、
また重みが出るために風などで飛びにくくなります。
スモールサイズのパネルマットをつなぎ合わせる場合は、
ジョイントさせる作業が煩雑になりますので、
面積が広い場合はロールタイプがおすすめです。
ベランダなど地面がコンクリートの場所の場合や、
駐車場などアスファルトが敷かれている場合には、
人工芝用の両面テープや、専用の接着剤を使います。
形が複雑な場合は、接着剤を打ち出せるボンドガンがあれば
便利ではありますが、なくても何とかなります。
ピンの場合と違い、はがす際が手間となります。
接着剤の種類によって使うべき剥離剤が違いますので、
どの種類の接着剤を使ったかは必ず記録を残しておきましょう。
また、ベランダのように使用頻度も低く、
風などの影響も少ないようなところであれば、
ある程度の重量のある人工芝であれば、
置いているだけで大丈夫ということもあります。
人工芝の上に何かを置いているならなおさらです。
気になる人は外周部分だけでも、
屋外用の両面テープを使っておけば良いでしょう。
人工芝のDIYでは固定は仕上げになる部分ですので、
後々の管理が面倒にならないように
きっちり仕上げるようにしましょう。
一度固定すると変更は難しくなりますので、
設置時は芝葉の向きがそろうように注意しながら
作業してくださいね。