人工芝はホームセンターで買うと安い?おすすめの7選を紹介
人工芝を購入しようと思った時、一番身近な購入先としてホームセンターを思い浮かべる方が多いと思います。ホームセンターは、都会や田舎を問わずに、比較的どの地域でも実店舗があるからです。
そんなホームセンターの人工芝ですが、気になるのは安いかどうかと品質ですよね。そこで今回は、おすすめのホームセンター7選を紹介していきます。「ホームセンターの人工芝って安いのかな?」「質がいい人工芝はどこで購入したらいいかな?」と考えている方は参考にしてみてください。
ホームセンターで買える人工芝の特徴
まず、ホームセンターで買える人工芝には、以下のような特徴があります。
- 価格が安い
- ロールタイプやマットタイプが選べる
- DIYに向いている
- 耐久性が低い
ホームセンターの人工芝の一番の特徴は、価格が安いことですね。なぜホームセンターが安い人工芝を販売できるかと言うと、原材料費を抑えた製品を販売しているからです。高品質な人工芝を作るためには、専用の素材を惜しみなく使う必要があります。しかし、ホームセンターは、安い素材を選び、加工も最低限にすることで安い人工芝の販売を実現しています。
その一方で、ロールタイプやマットタイプが選べる点と、施工に必要な除草シートや固定するピンが揃っています。DIYを考えている方には、一度に全て揃えられるホームセンターの人工芝は便利ですね。ホームセンターであれば店舗で実物を見たり触れたりできるので、仕上がり後のイメージ作りもしやすいと思います。
ホームセンターの人工芝の注意点は、耐久性の低いナイロンなどの素材が多い点です。耐久性の低い人工芝は、何度も踏まれると立ち上がりが悪くなったり、そもそもの耐用年数が短くなったりというのがデメリットです。
ホームセンターの人工芝を購入する際は、それぞれのメリットデメリットを踏まえてください。
ホームセンターで安く買える人工芝7選
ホームセンターで安く買える人工芝としておすすめなのが、以下の7種類です。
- 【コーナン】ガーデンターフ
- 【コメリ】ヴィクトリア
- 【DCM】防草・透水 人工芝
- 【カインズ】丸巻きリアル人工芝
- 【ナフコ】Nリアル人工芝
- 【ジョイフル本田】ガーデンリアルグラス
- 【ビバホーム】リアル人工芝
それぞれのホームセンターで買える人工芝の特徴を紹介します。
【コーナン】ガーデンターフ
コーナンで販売している人工芝は、ガーデンターフという商品名です。
以下、ガーデンターフの基本情報をまとめました。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
ガーデンターフ | 2508円~(税込) | 35mm、40mm | 1m×1m~ |
ガーデンターフには、35mmタイプと40mmタイプの2種類の芝丈があります。芝丈は人工芝のクッション性に大きく関わる部分なので、どちらの芝丈がいいかは直接触ってみて選んでみてください。
また、ガーデンターフには除草シート付きと、除草シート無しの2パターンが用意されています。手間をかけずに人工芝を設置したいと考えている方は、除草シート付きのガーデンターフを購入してみると設置が楽になります。
商品ページには、耐光年数は目安2年と記載されていました。つまり2年程度で購入した時のクッション性や色合いが無くなってしまう可能性があるということです。価格は安いのですが、2年程度で人工芝の入れ替えをしなければいけない点だけ注意しましょう。
【コメリ】モラヴィア・ヴィクトリア
コメリで販売している人工芝は、モラヴィアとヴィクトリアという2種類です。詳細は、以下の通りです。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
モラヴィア | 3480円(税込) | 20mm | 1m×2m~ |
ヴィクトリア | 2480円(税込) | 30mm | 1m×2m |
モラヴィアとヴィクトリアの違いは、芝丈と価格です。モラヴィアの芝丈は20mmとやや短く、もう一方のヴィクトリアの芝丈は一般的な30mmになっています。好みや用途に合わせて芝丈を選べるのは、大きなメリットですね。
また、コメリの人工芝には抗UV加工が施されているので、直射日光が当たる場所での使用にも適しています。直射日光は人工芝の寿命を縮めてしまう要因の一つなので、抗UV加工は重要です。
V型直毛パイルを採用しているので芝の立ち上がりが良く、透水穴があるので水が溜まってカビてしまう心配もありません。安い人工芝の中では、品質は高いと言えるでしょう。
気になるのは、耐用年数を表記していない点です。どの程度の周期で人工芝の入れ替えが必要になるか分からないので、総合的に高いか安いかは判断が難しいところです。
【DCM】防草・透水 人工芝
DCMでは、防草・透水 人工芝という和風な商品名の人工芝が販売されています。
以下、防草・透水 人工芝の特徴をまとめてみました。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
防草・透水 人工芝 | 3058円(税込) | 35mm | 1m×1m~ |
DCMの人工芝は、コーナンやコメリの人工芝と比較すると、やや価格が高いのが特徴です。しかし、芝丈が35mmあるので、フカフカな質感が楽しめるようになっています。クッション性を求めてる方にとっては、DCMの人工芝は相性がいいと思います。
さらに、特筆すべきは裏面に不繊布を使用している点です。不繊布を使用することで、透水穴を開けることなく高い透水性を実現しました。そして、一般的なホームセンターの人工芝は、裏面がゴム製になっているので重量があります。しかし、DCMの人工芝は、不繊布を使用することで軽量化に成功しました。ゴムを使用していないので、ハサミでのカットもしやすくてDIY向きな人工芝です。
こちらの人工芝も耐用年数は不明ですが、DIYに慣れていない方には加工しやすいDCMの人工芝がおすすめですね。
【カインズ】丸巻きリアル人工芝
名前の通り、リアルな人工芝を目的に開発されたのが、カインズの丸巻きリアル人工芝です。
まずは、一通りの情報をまとめてみました。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
丸巻きリアル人工芝 | 2280円~(税込) | 20mm、35mm | 1m×1m~ |
丸巻きリアル人工芝は、4種類の芝の色を使ってより天然芝に近い質感に仕上げている点が特徴的です。安い人工芝を作るためには、芝の素材や量を抑える必要が出てきますが、丸巻きリアル人工芝は、青い芝や枯れた芝、ウェーブをかけた芝を混ぜ合わせています。
また、日本防炎協会試験に合格するほどの防炎機能が付いているので、万が一の火災の際にも燃え広がる心配がありません。防炎機能の他には、透水穴を付けて透水性を高めている点も安心です。
デメリットになるのは、重量です。2m×10mのロールは重量が39.93kgあるので、一人で運搬するのは難しいと思います。丸巻きリアル人工芝を購入する際は、2人で買いに行く方が安全で無理なく買い物ができるでしょう。
耐用年数ですが、丸巻きリアル人工芝は5年になっています。その前後で人工芝の入れ替えが必要になる点だけは忘れないでください。
【ナフコ】Nリアル人工芝
ナフコでは、Nリアル人工芝という商品を販売しています。Nリアル人工芝の基本情報は、以下の通りです。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
Nリアル人工芝 | 2480円~(税込) | 10mm、20mm | 1m×1m~ |
Nリアル人工芝は、芝の密度が高いのが一番の特徴です。芝の密度は、見た目の美しさとクッション性にも関わる重要な部分です。その密度にこだわることで、人工芝としての高い品質と本物らしさを実現しています。
ストレート形状の素材には柔らかいポリエチレンを採用しているので、手触りは申し分ありません。さらに、ウェーブ形状には弾力性のあるポリプロピレンを採用。この組み合わせによって、まるで天然芝かのような質感を楽しめます。
また、UV加工や透水性の処理も行っているので、天候に左右されずに人工芝を楽しめます。耐候年数は4~5年となっているので、定期的な入れ替えは考慮しておいてください。
【ジョイフル本田】ガーデンリアルグラス
ジョイフル本田からは、ガーデンリアルグラスという人工芝が販売されています。ガーデンリアルグラスの情報も、先にまとめてみましょう。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
ガーデンリアルグラス | 3916円(税込) | 15mm | 1m×2m~ |
ガーデンリアルグラスは芝丈が15mmと短めになっているので、途中で折れる心配がありません。芝は、常に真っすぐの状態を維持してくれるので、見た目も美しいままです。
また、単色ではなく枯れた芝の色味を混ぜているので、天然芝に近い自然な見た目になっています。枯れた部分にウェーブがかかっている点も作りが丁寧だと感じますね。
裏面には透水穴を採用、大雨が降っても水たまりにならずに水はけも良好です。必要以上に水が溜まらないので、人工芝がカビずに長く景観を楽しめます。
【ビバホーム】リアル人工芝
最後に、ビバホームのリアル人工芝という商品を紹介します。リアル人工芝の情報は、以下の通りです。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
リアル人工芝 | 4708円~ | 20mm | 1m×2m~ |
リアル人工芝には、6色の芝を使っているという特徴があります。他社の商品も複数の色を混ぜた人工芝を販売していますが、6色は最多でした。この適度なグラデーションによって、自然で美しい見た目になっています。
また、リアル人工芝は見た目だけでなく、手触りも大切にしています。ポリエチレンとポリプロピレン素材を合わせることで、自然な手触りを実現。さらに、ポリプロピレン素材の耐熱性で暑い場所への設置にも耐えてくれます。
作りにこだわっている分他社と比べてやや価格が高くなっている点と、耐用年数が不明な点は注意が必要です。
ホームセンター以外で安く買える人工芝
ホームセンター以外でも購入できる、安い人工芝を紹介します。
それが、アイリスオーヤマとニトリです。それぞれの人工芝の特徴について解説していきます。
【アイリスオーヤマ】リアル人工芝IP-3011
家電のイメージが強いアイリスオーヤマからは、リアル人工芝IP-3011という人工芝が販売されています。IP-3011の特徴をまとめました。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
リアル人工芝IP-3011 | 1791円~(税込) | 30mm | 1m×1m |
IP-3011の一番の特徴は、国内生産している点です。安い人工芝を作るためには、人件費の抑制が欠かせません。そのため、ホームセンターなどの人工芝は海外生産の商品が多くなってしまいます。しかし、IP-3011は国内生産でありながら、驚きの低価格を実現しました。
低価格でありながら、機能も申し分ありません。裏面のゴムには防カビ加工を施しているので、気が付かないうちにカビが繁殖してしまうという心配が不要です。子供の遊び場やドッグランとして人工芝を検討している方には、安心できる材料ですね。
退色保証は1年のみですが、自社での耐候実験では15年使用しても変色しなかったという結果を記載しています。以上のことから、IP-3011は品質が良くて安い人工芝だと言えるでしょう。
【ニトリ】クアトロターフ
最後に紹介するのは、家具でおなじみのニトリです。ニトリからはクアトロターフという商品が販売されています。クアトロターフは、以下のような人工芝です。
商品名 | 価格 | 芝丈 | サイズ |
クアトロターフ | 3290円~(税込) | 35mm | 1m×1m~ |
クアトロターフは、水が溜まりにくいのが一番の特徴です。ベランダに人工芝を設置する場合、庭よりも水はけが悪くてカビやすいという難点があります。しかし、このクアトロターフであれば、水が滞留する心配がありません。
ジョイントタイプとロールタイプを選べるので、ベランダなどの狭いスペースから庭などの広いスペースにも、キレイに人工芝を設置することができます。
枯れた芝を混ぜているので見た目が自然な点もポイントですが、その一方で熱にはあまり強くありません。クアトロターフは、70℃以上の場所への設置は不向きと記載されています。設置予定の場所が高温にならないか、慎重に考えてください。
人工芝を専門業者から購入するメリットは?
人工芝はホームセンターで手軽に買うことができますが、プロとしては人工芝の専門業者で購入することをおすすめします。
なぜ人工芝を専門業者から購入した方がいいのかというと、プロに施工をしてもらえるからです。
ホームセンターの人工芝との一番の違いは、プロに施工してもらえる点です。人工芝を設置するには、土台の整地から始まり除草作業をしてから、最後に人工芝の施工にとりかかる必要があります。そのため、DIYで人工芝を設置するには、手間と時間がたくさんかかるでしょう。専門業者から人工芝を購入すれば、当然施工はプロが担当してくれます。DIYと比べて施工経験も豊富なので、仕上がりも当然キレイになります。
プロの施工を求めている方には、フィールドマジックが販売しているエクスターフがおすすめです。エクスターフには驚きの10年保証が付いてくるので、長く安心して人工芝と付き合っていけるでしょう。
人工芝はホームセンター以外でも安く買える
今回は、ホームセンターとその他の店舗で販売している安い人工芝を紹介しました。安い人工芝には、耐用年数が短いという共通点があります。人工芝は張り替えが大変なので、できるだけ長持ちする商品を選んだ方が手間がかからず長期的にコストも抑えられるでしょう。
高品質と安心の両方を求めている方には、フィールドマジックが販売している10年保証付きのエクスターフがおすすめです。無料でサンプル請求が可能なので、お気軽にお問い合わせください。