コメリのグレー人工芝

グレーの人工芝

ホームセンターのコメリなどでは、
グレーなどのカラーのついた人工芝を取り扱っています。

こうしたものは、リアル人工芝と呼ばれるものよりは、
成型式の人工芝が多くなっています。

リアル人工芝は芝のように芝葉が基布から生えていますが、
成型式というのは化学繊維を成型して、
遠目には芝のように見えるように加工したものです。

昔の人工芝に多く見られるタイプですが、
靴の泥落としや鉢植えの下敷きなどで需要が多く、
多くの用途で使われています。

 

カラーの人工芝は、素材となるプラスチックの繊維を、
最初から色づけして生産するのが一般的です。

そもそも人工芝の緑色すら色付けして作っているため、
品質的には何ら違いはありません。

人工芝の場合、ラインを引きたいなどの理由から、
施行後に専用の塗料で色付けしていく場合もありますが、
最初から色付けされたカラー人工芝は、
設置する際に他の人工芝と組み合わせることで、
人工芝の庭などに変化をもたらすことができます。

 

ただし、成型式の人工芝というのは、
どうしても機能的には芝ではありません。

クッション性も乏しく、水はけは良いものの、
間を縫って土やホコリもたまりやすく、
そこから雑草が生え出てきてしまうこともあります。

ロングパイル式のリアル人工芝のように、
芝葉がないために芝葉を起こすメンテナンスは不要ですが、
硬く、衝撃などから傷つきやすいという特徴もあり、
庭で動きまわったり遊び回るには不向きです。

あくまで、芝のように見せる目的で使うもので、
しかも芝と大きく違う色なら、タイルといった方が正確です。

ゴルフコースの人工芝

人工芝の庭を作りたいという場合に、
色分けをして表情を作りたいのであれば、
サッカー場やゴルフ場などのように多少色合いの違うリアル人工芝を
2種類以上用意して組み合わせた方が、
使いやすくカッコイイお庭になると思います。

人工芝で庭を作る時は、見た目と機能性、
両方の面から考えるようにしてくださいね。

コメリなどで販売されているカラー人工芝の現物を確認し、
用途を良く考えて選びましょう。