ジョイフル本田の人工芝の反射光
ジョイフル本田などのホームセンターの人工芝は、
いろんなメーカーの商品を扱っているので、
個人のブログで「DIYうまくいきました!」とあっても、
よく商品を確認する必要があります。
ジョイフル本田で人工芝を買って庭に設置した人を見ると、
「最初に芝葉が寝ているので起こす必要があった」
「光が反射して白く光る」
「人工芝っぽい(過剰な)鮮やかさ」
などの声を見ることができます。
おおむね満足はしているが気になるというところでしょう。
芝葉が寝ているのは、ロールタイプの人工芝だと、
どうしても巻いた状態で保管してあるため、
最初は仕方ない部分があります。
作業後にデッキブラシなどで芝葉を起こしてあげて、
それで初めて本来の姿を見せてくれるようになります。
中には敷いたことで満足してしまって、
芝葉が寝ている状態であることに気づかない人もいますが、
これはちょっと芝生の状態として残念です。
水はけが悪くなり、劣化の原因にもなりますし、
見た目もクッション性も低下してしまいますので、
しっかり寝ている芝葉は起こしてあげてください。
ジョイフル本田だからということは無いのですが、
光の反射加減というのは、人工芝の性質によります。
光は反射しないなら吸収することになりますが、
基本的に人工芝はプラスチックで芝葉ができているため、
光を反射しない人工芝は太陽光によるダメージを受けやすく、
かつ表面温度が上昇しやすい傾向があります。
多くの人工芝はあえて光を反射させるようにしており、
光の反射の度合いが強く「白っぽく光って」見えるのです。
この光の反射の自然さと耐久性の両立こそが、
人工芝の課題のひとつでもあり、メーカーの技術差、
そして製品価格の違いが出てくる部分です。
人工芝の専門業者が販売・施工する人工芝というのは、
ホームセンターの人工芝と比べて倍程度の価格がして、
さも高いように感じられる方も多いのですが、
こういった自然さと耐久性がまるで違います。
安い人工芝ほど、妙に光を反射した上に、
その割に早く劣化し、ダメになってしまうのです。
これは素材や加工の仕方が「それなり」だからです。
品質の高い人工芝は高いレベルで、
反射光の自然さと耐久性を両立させているので、
こうしたことが気になることが無いのです。