ドイトで売られている人工芝の素材
ドイトなどのホームセンターで人工芝が販売されていますが、
非常に安価で人工芝が提供されています。
そのため、つい欲しくなってしまうのですが、
ちょっと注意しておきたいのが素材の問題です。
今はリアル人工芝のパイル(芝葉)部分は、
プロエチレンが主流になっています。
プラスチック素材であることはどこも共通ですが、
プロエチレンとポリプロピレンは全然違います。
一般的にプロエチレンは耐久性が強く、
耐久性が求められるところで使われています。
釣り糸などではプロエチレンが多くなっています。
ポリプロピレンは、耐熱性がプロエチレンより高いですが、
プロエチレンよりも硬く、柔軟性がありません。
ポリプロピレンは熱に強いと言いますが、
これは逆に言えば高熱を蓄えるということです。
ポリプロピレンをメインにして作られた人工芝は、
太陽光で熱くなって火傷などのトラブルを生じたり、
クッション性が低いなどの問題があります。
ポリプロピレンは繊維としては紫外線に強いなど優秀で、
そのため基布部分に使われることは多いです。
良い人工芝ほど、これらを適宜組み合わせ、
かつプロエチレンの弱身を補うために、
様々なコーティングによって加工をしています。
ドイトなどホームセンターにおいては、
低価格でバリエーションのある商品を置いてますが、
選び方や素材の特性を知らないと、
思ったような使い方できないものになることもあります。
細かくはポリエチレンにもポリプロピレンにも、
さらに種類や品質があって特徴も様々となりますが、
これらの特徴を踏まえた上で商品を選ぶことは、
人工芝選びで失敗しないための大事なポイントです。
当店のエクスターフであれば、
パイル部分はポリエチレンを使っており、
基布部分はプロポリプロピレンを使っています。
そして、それらをコーティングすることで、
対候性や防菌・防臭性を高めており、
様々な環境や物理的なダメージに備えています。
人工芝は良いものなら10年以上使えますが、
そのための素材や製法は限られます。
当店の10年保証は良品質の証です。
住宅の庭など、長期で使うことが想定される場には、
エクスターフのような良素材の人工芝をお使いください。