人工芝で庭がUSAになる?
今年は「USA」という曲が非常にヒットしましたが、
日本では芝の広々とした庭というと、
アメリカの家をイメージする人が多いようです。
敷地も広く、家があって、庭は芝生になっており、
遊んだりペットが走り回ったりBBQが楽しめる、
そういう庭のイメージがあるようです。
そんなアメリカだとしても、
実は人工芝の割合がどんどん増えています。
アメリカは日本と比べるとワイルドというか、
悪く言えば雑な国で、
庭が広いために雑草が生えてくると、
ひとつひとつ抜いたりせずに除草剤を撒きます。
芝生もろともダメになるケースも多いです。
また、庭は作業場でもあり、
庭でDIYを行ったり、ペンキ塗りなどもするため、
けっこう芝生は荒れている場合もあります。
芝生の面の美しさにこだわる人の多い日本とは、
ちょっと状況が違うようです。
アメリカでは、水不足が生じた際に、
急激に人工芝が普及したという話があります。
天然芝の育成にはどうしても水が必要で、
雨が少ない時期には枯らすしかなくなります。
天然芝は雑草ではありませんから、
一度枯れてしまうと勝手にきれいに生えることは
まずありません。
芝生が生きていても養生に時間がかかりますから、
生かすか殺すかすぐ判断する必要があります。
こんなことに煩わされたくないという人が、
どんどん人工芝を導入するようになり、
人工芝を使用する割合が増えたのだそうです。
日本でもレンガや材木、樹木などでコーディネートし、
人工芝にポストなどのアクセントを加え、
アメリカンな庭を作ってみようという人も多いです。
興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
ただ、アメリカンな庭を作った場合でも、
残念ながら人工芝はBBQには不向きです。
それでも人工芝の性能は天然芝並ですから、
その他の楽しみ方なら十分楽しめると思います。
ぶら下げる木があればハンモックなど着けてみると、
より雰囲気が出てきて楽しいですよ。