人工芝のロールタイプとジョイント式
人工芝にはロールタイプになっているものと、
ジョイント式のマットになっているものがあります。
これはどう違うのでしょうか。
ロールタイプの人工芝は広い面積に使うことを
想定しており、ジョイント式のマットでは、
比較的狭い面積での使用が想定されています。
もちろん、逆の用途でも使うことはできますが、
それぞれの良さが活かしにくくなるでしょう。
ロールタイプのメリットは、広い面積を一度にカバーし、
多少の凹凸や斜面でもズレが少ないことです。
そして、ジョイント部分が少なくなるために、
隙間から雑草などが伸び出てくることを防げます。
ジョイント式のメリットは脱着が容易にでき、
狭い面積だとしても設置しやすいことにあります。
価格ではロールタイプは大きな面積をカバーするため、
商品価格としては高くなりますが、
単位面積あたりでは同等もしくは安くなります。
ジョイント式の場合は、単位面積あたりは割高ですが、
必要分だけを購入しやすいという特徴があります。
それぞれに一長一短がありますが、
仕上がりのきれいさではやはりロールタイプで、
その後のメンテナンスや耐久性でもロールタイプです。
その最大の理由は継ぎ目が少ないことにあります。
この継ぎ目が多いほど、雑草が伸びてきたり、
水分の出入りのために地面の状態が変わりやすくなるため、
人工芝を浮かせてしまいやすいのです。
人工芝の機能が最も発揮されるのは絨毯のように、
フラットな所に隙間なく敷き詰められた状態です。
ジョイント式はジョイント部分でもズレが生じやすく、
人工芝の機能を最大限活かすことができません。
そのために高機能な人工芝ほどロールタイプが多いのです。
フィールドマジックの「エクスターフ」も、
機能性に自信のある人工芝としてロールタイプを採用し、
全国で好評をいただいております。
本物のような人工芝で、かつ耐久性を実現するなら、
ロールタイプがおすすめです。