人工芝ロールの扱い方
天然芝に比べて設置する場所を選ばず、メンテナンスもラクチンなことから
人気急上昇中なのが人工芝です。
人工芝にはロール状タイプのものとジョイント式のマットタイプ(タイル状)
のものがあります。
どちらもメリット、デメリットがあるものの、人工芝を選ぶのであればロール状が
おすすめです。
では、なぜ人工芝はロール状の方がよいのでしょうか?
その理由と、人工芝ロールの扱い方をまとめてみましょう。
1、なぜ人工芝はマット式よりもロール状の方がよいの?
2、人工芝ロールの扱い方について
3、まとめ
このページの目次
1、なぜ人工芝はマット式よりもロール状の方がよいの?
水やり要らず、肥料要らず、面倒な芝刈りいらずと、メンテナンスがラクチンな
人工芝は、芝設置を考えている人から絶大な人気を得ています。
天然芝よりも手入れがしやすく、耐久性にも優れた人工芝は、天然芝よりも
需要が増えてきつつあるんです。
人工芝にはロール状になっているものの、ジョイント式のマット状になっている
ものがあります。
ロール状の人工芝は、広い面積に敷くときに便利であり、逆にジョイント式の
マット状の人工芝は、室内など狭い面積での使用に最適です。
ロール状の人工芝のメリットと言えば、マット状の人工芝に比べて広い面積を
一度でカバーできるので、多少の凹凸があっても、斜面がずれていても人工芝の
ズレが出にくくなります。
さらに広い面積をカバーしてくれるので、ジョイント部分がすくなく、
ジョイント部分の隙間から生えてくる雑草の数も少ないでしょう。
一方、ジョイント式マット状の人工芝のメリットは、脱着が非常に簡単であり、
狭い面積でも設置がしやすいということです。
人工芝を敷く上で、ジョイント部分をなるべく見せたくないというのは誰でも
考えることです。
そういった意味では、ジョイント部分が少なくなるロール状の人工芝の方が
よいですし、ズレが少ないので仕上りが天然芝に負けず劣らずキレイに
なりますよ。
2、人工芝ロールの扱い方について
人工芝ロールを敷くときの扱い方は以下の通りです。
1、施工場所の整地
人工芝を敷く地面が荒れていると仕上りが凸凹になってしまいます。
そこで雑草や石、太い根などは丁寧に取り除き、土を平らにならして固めます。
2、防草シートを敷く
雑草が気になる場合には、防草シートを敷いておくと、雑草が生えにくく
なります。
3、人工芝を仮敷きする
敷く途中に障害物がある場合には、障害物を避けながら一方方向にカットして
進めていきます。
人工芝ロールのサイドに耳がある場合は、1目盛り分カットしておきます。
サイドの芝がつぶれている場合には、巻き始め、巻き終わりの端部を1~2cm
カットしておきましょう。
人工芝には芝目があるので、芝目が同じ用になるように並べます。
毛の流れが揃うと自然な仕上がりになりますよ。
4、人工芝をカットする
余分な人工芝をカットし、施工場所にぴったりと合うサイズにしていきます。
5、人工芝のジョイント部分を接続する
ロール状の人工芝は巾1m×10mが一般的ですが、巾2mのタイプや長さも
5~30m巻きまで色々な種類があります。
人工芝を敷くときの一番のポイントとなるのが
「ジョイント部分をいかにわかりにくくきれいに接着させるか?」です。
固定は接着剤とU字ピンで固定するのが一般的です。
業者によってはU字ピンだけで固定するところもありますが、U字ピンだけだと
芝がずれてしまう場合もあるので接着剤での固定をおすすめします。
人工芝を設置する時のポイントとしては、寸法をしっかりと測って施工すること。
寸法を間違えてしまうと、人工芝が足りなくなってしまい、
見栄えがよくありません。
3、まとめ
人工芝にはロール状とタイル状とありますが、おすすめはロール状のものです。
タイル状のものは小さいサイズなので、狭い空間に使用するのには取扱いも
しやすく手軽ですが、ジョイント部分が多くなってしまいます。
ジョイント部分が多くなると、ズレが生じやすいですし、ジョイント部分が
目立ってしまうとフェイク感が出てしまうでしょう。