庭の人工芝の静電気事情
そろそろ季節も秋を感じさせるようになってきましたが、
冬にかけて、空気が乾燥しやすくなっていきます。
そのとき、庭の人工芝にも少し問題が生じます。
その問題とは何かというと、静電気です。
人工芝はプラスチック製品ですが、
プラスチックは静電気を発生しやすく、
特に乾燥時に摩擦があると静電気は生じやすくなります。
小さい頃、プラスチック製の下敷きを頭でこすり、
髪の毛をくっつけて遊んでいた人いませんか?
あのように、プラスチックは静電気を生じやすい、
そういった性質を持っています。
人工芝の上で摩擦が起こる状況というのは、
いわゆる擦る動作だけではありません。
私たち人間が歩く、走る、止まる、
それだけでも実はけっこうな摩擦が生じてしまいます。
そのため、スポーツなどをその上で行ったり、
ワンちゃんなどが走り回ったりすると、
静電気の発生する可能性も高くなってしまうのです。
サッカーなどをしていてスライディングをするのも、
静電気を発生させる恐れがある行為です。
こうして静電気が発生した人工芝の上を裸足で移動すると、
バチバチっとしてしまって痛い目を見ることになります。
そのため、赤ちゃんやペットには特に注意が必要です。
こうした厄介な静電気ですが、
人工芝の基布に、導電性の繊維を編み込んだり、
導電性樹脂を使ってパイルに組み込むことで対策ができます。
最も簡単な人工芝の静電気対策としては、
人工芝の下に導電性のゴムシートを敷き詰めたりするのが、
わかりやすい方法ではないかと思います。
ゴムチップなどを充填剤に使っていれば問題ないのですが、
ゴムチップを使った人工芝の中には健康を害する可能性があるという
指摘を受けているものもあります。
当店のエクスターフのように、リアル人工芝そのものに
静電気対策を組み込んだ製品を利用してこそ安心です。
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