ベランダに人工芝を使うときのデメリット
人工芝は、天然芝と比べて手入れが簡単なので、いまでは多くの場所で使われるようになっているといってよいでしょう。
ベランダや室内など、いままで芝が使えなかったところでも使えるようになったことから、いろいろな場所で人工芝を見かけるようになっています。
芝があるだけで周りの印象もよくなります。
このように、見た目のよい人工芝は、天然芝みたいに本物のような風合いを持っています。
人工芝が天然芝のように使われているところも見かけるようになり、いまでは人工芝が庭だけでなく、ベランダなどのいろいろなところで使われるようになっているようです。
分譲マンションはもちろん、賃貸マンションでも手軽にDIYできる人工芝を設置する人が増えています。
コンクリートの上でも設置できる人工芝は、インテリア好きの人にも大人気なんですよ。
では、ベランダに人工芝を使うときに、気を付けたいポイント、注意点、デメリットなどはあるでしょうか?
ここでは、ベランダに人工芝を使うときのデメリットについてまとめてみましょう。
ベランダ設置にも最適。リアルさが人気の人工芝が増えている
見た目や風合いがよい人工芝の中には、天然芝を超えるような仕上がり感を持つものまであります。
外観の仕上がりが向上した人工芝なら、今では工業製品といった印象はまったくなくなっているといってよいかもしれません。
それほどまでに最近の人工芝は見た目が非常によくなっているのです。
仕上がりがよい高性能な人工芝は、「リアル人工芝」と呼ばれています。
リアル人工芝は、天然芝の待つさまざまなデメリットを解決するために開発されてきた製品です。
芝を選ぶときは、天然芝か人工芝かといったことが当たり前のようになっていますが、人工芝がはじめて使われたのは、50年前ぐらいのことです。
このように人工芝の歴史はまだ浅く、天然芝に代わるような高性能な人工芝が登場したのは、最近のことといってよいでしょう。
人工芝は短時間で製造メーカーや販売会社が競って性能を向上させてきたことから、よい製品が普及ようになってきています。
この人工芝が急速に普及した背景には、メンテナンスが楽になる芝が求められたというニーズがあり、このニーズにあわせて天然芝に代わることができるようなよい人工芝が作られてきたのです。
また、人工芝の場合、屋外だけでなく屋内でも使えるようにする必要があったため、これらのニーズに応えるために高性能の人工芝が開発され、普及するようになったといってよいでしょう。
このように、人工芝は、天然芝が使えなかったところでも使えるようにするために、天然芝がもつデメリットを減らすための開発する必要があったことから、多くの製品が開発販売されて、よい製品が生まれてきたといってよいかもしれません。
その中でも高性能なリアル人工芝は、芝の性能や機能が高いことはもちろんのこと、見た目がよくて外観上の性能が非常に向上しています。そのことから、ベランダに使うには最適な製品といってよいでしょう。
メリットの多いリアル人工芝
リアル人工芝は、芝の仕上がりがよくなるためにパイルに特殊な加工を行ってきれいな芝葉を再現しています。
また、芝には、枯れた芝や小さなお花なども混ぜることで、本物の天然芝のようなリアル感を出しています。
そして、クッション性を与える構造に施すなど、リアル人工芝ならではの見た目のよさと性能と機能をもつことに成功しているのです。
このようにリアル人工芝の多くは、通常の人工芝よりも見た目や使い心地、機能などのすべてにおいて高性能であることが特徴です。
そういったことから、ベランダにはリアル人工芝を使うほうがよく、そのほうが見た目も違ってくるのです。
ベランダにリアル人工芝を使った場合、その性能や機能の高さから供が遊んだり、犬や猫などペットが遊ぶにも最適な仕上がり感を与えてくれるようになります。
リアル人工芝は、耐久性があり、踏んでもちょっと引っかいても簡単には壊れません。
また、汚れがつきにいので、汚れたらさっとふき取るだけでよく、とりにくい汚れもブラシで水洗いするだけできれいになります。
たとえば、リアル人工芝は、メンテナンスがよいので、ベランダに使っても全く問題ありません。
むしろ、天然芝の代わって使えるようになるので、天然芝が持っているデメリットを減らす効果があります。
ベランダに人工芝を敷くデメリット1、四季を感じられない
しかし、リアル人工芝でもデメリットがまったくないわけではありせん。
リアル人工芝は、天然芝のように芝の香りがしません。
また、冬でも青々とした芝であるため、四季感が感じられないこともあります。
ベランダに人工芝を敷いた場合、リビングの窓から人工芝が見えることになります。
その人工芝のパイルの色や状態は、季節によって変わることはなく、いつでも青々としているでしょう。
季節感がないといえばそうですが、いつでも季節を問わず緑の芝を維持できると考えれば、メリットになりますね。
ベランダに人工芝を敷くデメリット2、人工芝施工に費用がかかる
人工芝の設置でははじめに費用がかかります。
これは、天然芝を敷く時も費用がかかるのですが、費用で考えると人工芝の方が値段は高いでしょう。
ただ、人工芝の値段はまちまちです。
100均や100円ショップで売っているような簡易な人工芝もありますし、楽天などのネット通販やニトリなどのホームセンターでリーズナブルな人工芝を選べば安上りです。
しかし、ベランダはお庭に比べると、それほど広さがないので、人工芝を施工した場合でも安くすむ場合も多いでしょう。
特に賃貸のベランダであれば、それほど広くないので、人工芝を手軽に敷くことができるのでおすすめです。
ベランダに人工芝を敷くデメリット3、ベランダは人工芝を固定できず、ずれる危険性がある
ベランダに人工芝を敷く場合、庭などの土の上に施工するわけではありません。
ベランダは基本的にコンクリートになっている場合が多いので、U字ピンなどでは固定できません。
そのため、面テープ、両面テープなどのテープで固定したり、ジョイントタイプの人工芝を敷き詰めるのが一般的な方法となります。
ロールタイプでもOKですが、ベランダのサイズ的には、ジョイントタイプの方が施工しやすいかもしれません。
土の上に施工する時と比べると、強度が少なく、台風などで強風が吹いたり強い雨が降ったりすると、人工芝がずれてしまう心配があるでしょう。
また、形状が変形したり、劣化したりすることもあります。
ベランダに人工芝を敷くデメリット4、夏の時期は、芝が熱くなる
人工芝は、ポリエステルやポリエチレンなどの化学繊維でできています。
そのため、直射日光を浴びると熱を吸収してしまい、人工芝が非常に熱くなるんです。
夏に、長時間太陽にさらされた人工芝は、素足で歩くとやけどしてしまうこともあるので大変!
太陽の照り返しには注意が必要でしょう。
夏場は水をまいたり、タープをつけて照り返し対策をしたりするとよいでしょう。
ベランダに人工芝を敷くデメリット5、掃除が大変になる
ベランダに人工芝を設置する前は、コンクリートの床をほうきで掃いたり、水を流したりすれば掃除が完了します。
しかし、人工芝を敷くと、芝を敷いた裏面が汚れるので、定期的な掃除が必要でしょう。
人工芝は、デッキブラシを使って水をかけてブラッシングすればある程度汚れはすぐに落ちます。
水で洗い流せば、人工芝を敷いている裏面の汚れも一緒に洗い流せるでしょう。
ベランダに人工芝を敷くデメリット6、カビの発生に注意
人工芝を敷いていると、水はけがどうしても悪くなりやすいです。
水はけが悪くなると、人工芝の隙間から害虫が繁殖して、カビが発生することもあるでしょう。
人工芝を敷くときには、水はけが悪くならないように工夫が必要です。
水抜き穴がない場合には、排水のために人工芝に穴を作るとよいでしょう。
ベランダ床の透水を良くしてあげることで、人工芝のカビを防ぐことができるのです。
はさみなどで簡単にカットできますよ。
ベランダに人工芝を敷くデメリット7、賃貸物件では張り方にご注意
分譲マンションなど、自分の持ち家であれば、自分の好きなようにレイアウトしたり、人工芝を張ったりすることができますが、賃貸の物件であれば、家主の許可を得なければ人工芝を設置できない場合も多いです。
賃貸物件で、人工芝を施工したい場合には、不動産屋さんや家主さんに一度確認するとよいでしょう。
テープなどで人工芝を貼る場合も、跡が残らないか、傷が残らないかなどを気を付けたいです。
まとめ
人工芝には、このようなデメリットがあるのですが、大きなデメリットはなく、天然芝のデメリットに比べてほとんど問題は感じないでしょう。
このように人工芝にはデメリットがあまりないので、広くさまざまな用途に使える製品となります。
そして、デメリットが少ない人工芝の一つに、フィールドマジックのエクスターフとロイヤルターフがあります。
どちらも高性能のリアル人工芝で、芝のデメリットが少ないことからベランダによく使われています。
フィールドマジックの人工芝なら見た目がよく、耐久性の高い芝となるため、ベランダ用に最適です。
メディアや雑誌などでも大注目の人工芝は、様々な媒体で紹介されています。
特に、ベランダに人工芝を設置すれば、ベランダを1つの部屋としてインテリアを楽しむこともできます。
テーブルや椅子をベランダに持っていけば、心地よいリラックス空間になりますし、ピクニック気分でくつろぐことができるでしょう。
ぜひ、ベランダに人工芝を設置してみてくださいね。