自宅のお庭やベランダに人工芝を導入したい。

お家時間が増えている今、そう考える方が増えてきています。
特に赤ちゃんやペットがいるご家庭は、たっぷりと遊ばせてあげたいという願いから導入される方が多いです。

ただ、赤ちゃんやペットって目に留まったものを口に入れてしまうイメージがありませんか?
今回は万一、人工芝を口にしてしまっても安全なのかどうかお話ししていきます。

人工芝は安全?

人工芝は赤ちゃんやペットに使っても大丈夫なものなのか気になりますよね。
人工芝を使うとがんになるという心配な噂にも迫っていきます。

人工芝でがんになるは嘘!

一時期、人工芝を使うとがんになるという情報が流れましたが、
原因は人工芝ではなく、充填材が古タイヤだということが分かりました。

古タイヤの充填材の破片を吸い込んでしまうと発がん性があるようですが、
古タイヤの充填材を使用していなければ人工芝を使ったからといってがんになる心配はありません。

心配なら充填材を使用していない人工芝を選ぶ

家庭用の人工芝はゴムチップ入りではありません。

つまり充填材は使用していないので大丈夫です。
安心して赤ちゃんやペットにお使い頂けます。

充填材が使われている人工芝はスポーツ用の人工芝です。
サッカー場や野球場、学校のグラウンドなどが対象です。

大きな公園の広場などに使われている人工芝も充填材が使われていることがあります。

古タイヤが良くないということが知れ渡り、最近はゴムチップに古タイヤが含まれないようになりつつありますが、古タイヤでなくてもゴム製品は摩耗すると粉々になって宙を舞う性質があります。

それらを吸い込むと気管支や肺に入り込み、健康被害が出てしまうという報告も上がっています。

人工芝を赤ちゃんに使っても大丈夫?

気管支や肺に影響があるかもと聞くとドキッとしてしまいますよね。

繰り返しにはなりますが、あくまで可能性があるのはスポーツ用の人工芝で、家庭に導入する人工芝はゴムチップ不使用なので、人工芝を赤ちゃんに使っても大丈夫です。

それを踏まえた上で、より快適に赤ちゃんが人工芝を使うためのポイントを見ていきましょう。

チクチクするのを防ぐにはC型の葉先を選ぶ

人工芝を触ったらチクチクしたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中には「人工芝=チクチク」というイメージがついていて毛嫌いしている方もいます。
人工芝がチクチクする理由は、芝葉のカットの仕方にあります。

ホームセンターでよく売られている人工芝はI型と呼ばれるものです。
切りっぱなしといった感じのイメージです。

こういった人工芝やV型のものはチクチクとしやすい印象です。
芝葉の切り方は、他にも

I型特殊な加工をしていないため安価で購入できるが芝葉が寝やすい。
I型-2I型の改良型。真ん中部分に丸みがあり従来より芝葉が寝にくい。
V型リアル人工芝によく使われる。起立性が高いのが特徴だけどチクチクしやすい。
C型高級人工芝に多い形状。起立性もあり、チクチクも防げる。
D型柔らかい作りのため単独では使わず他の型と合わせることが多い。
ウェーブ型芝葉の先端が波状。起立性と耐久性がある。コストが高め。

などがあります。
チクチクした触感を避けたい場合は、C型を選ぶのがおすすめです。

人工芝の芝葉の代表的な種類

人工芝のお庭デビュー 

まだ靴が履けない赤ちゃんだって自然の空気たっぷりのお外遊びをさせてあげたいですよね。

そんな時は、身体や足が汚れない人工芝がぴったりですよ!

中には人工芝の独特の感覚を警戒する赤ちゃんもいますが、一緒に芝の上に寝ころんでみたり、手を取って歩かせたりすると徐々に慣れてきて元気に遊ぶようになってくれますよ。

静電気にご注意

人工芝の上でパチン!という静電気が発生したのを経験したことがある方もいるでしょうか。
人工芝の原料の質によって静電気が大量発生してしまうこともあります。

せっかくの人工芝なのに、パチン!と過去になった記憶に引きずられ、
怖くて遊ぶのを躊躇してしまう赤ちゃんやペットもいます。

人工芝に静電気が発生するのを防ぐには、洗濯の柔軟剤を100倍くらいに薄めて噴霧すれば、
発生を防ぐことが可能です。

最初は過去の記憶に引きずられ怯えていても、何度も使ううちに
「大丈夫なんだ」と安心してくれるようになるので是非慣らしてあげてください。

人工芝をペットに使っても大丈夫?

人工芝とペット

続いて、人工芝をペットに使って大丈夫かも見ていきます。

「抜け落ちた芝葉を口にしたら?」
「衛生面は大丈夫?」など心配は尽きないことかと思います。

ペットが人工芝を使うのは安全なのでしょうか?

基本的には犬は食べない

ペットに人工芝を使う時に1番気になるのが誤食だと思いますが、基本的にペットは人工芝は食べません。
ペットが食べるとしたら自然の雑草などです。

人工芝の芝葉は雑草と同じ緑色ですが、匂いも感触も全然違うので、
ペットが食べ物だと判別しないでしょう。

遊んでいるうちに芝葉が抜けて口に入ってしまったとしても、すぐに吐き出すはずです。

万一、飲み込んでしまったとしても、大量に誤食したとかでなければ、
健康に影響が出ることはまずないと言っていいでしょう。

おしっこのあとは

ペットに人工芝を使う場合、ネックとなりやすいのが臭いの問題です。
ペットはお庭で遊ぶと、そこで排泄もするので、使い込んでいくうちに悪臭が漂ってしまうことがあります。

きちんと対処をしておかないと、ご近所からクレームが入ってしまうこともあるので、ペットが排泄をしたら必ず水で洗い流すようにしていきましょう。

時間が経ってしまうと、臭いがしみついて水を流しても悪臭が残ってしまう恐れがあります。

ペットも大喜び

当社が施工した人工芝葉、どのワンちゃんも気に入って喜んで走り回ってくれています。

コロナ禍初期などになかなかドッグランに行けず、ストレスが溜まっていたワンちゃんも、自宅にドッグランさながらの人工芝が施工されたことで、とても喜んでくれたという嬉しいお声も頂いています。

人工芝の活用法は?

お庭やベランダに人工芝を敷いたら、あなたはどのように活用したいですか?
既に当社の人工芝をお使い頂いている方たちから寄せられた活用方法をご紹介します。

裸足でめいっぱい駆け回る!

人工芝を施工後、足の汚れなどを気にせず裸足でめいっぱい走り回れるようになってよかったというお声も多くちょうだいしています。

「子どもが裸足で遊んでも危なくないしほとんど汚れない。
寝転がろうが何しようが注意することなく自由に遊ばせてあげられます(愛知県I様)」

など、服が汚れないメリットも大きいようです。

水遊びを楽しむ

お庭で水遊びをすると、地面が泥状になり、お庭とプールを行き来することが難しいですが、人工芝なら自由に人工芝とプールを行き来することができます。

「プールの下にマットを敷かなくていいし、穴が開く心配もない。プール後そのまま家に入っても足が汚れません!(愛知県A様)」

のように、水遊びが楽になったとのお声も多いです。

シートを敷いてお庭でピクニック

お庭にピクニックシートを敷いて、手軽にお出かけ気分を味わって頂くことも可能です。

「友人を招いてお庭で過ごしたり、裸足でくつろいだりヨガマットを敷いてヨガトレーニングをしたり、家族がリフレッシュできる場になりました(神奈川県O様)」

このように、コロナ禍でおでかけがままならない中、
お庭がリフレッシュできる空間となったという方もいらっしゃいました。

家族でグランピング

中には本格的に、夏はキャンプ用テントをお庭に張って、家族でグランピングを楽しまれる方もいます。
ベランダに人工芝を施工した方は、兄弟だけでテントに一泊という体験をされておりました。

ベランダなら目も行き届き、危険もない中で、夏だけの特別な体験をすることができますよね。

コンクリートの上にテントでは固くて背中が痛くなってしまいますが、
人工芝の上ならふわふわで快適に一晩眠ることができますよ。

  

サークルストーンを組み合わせて

人工芝の庭でサークルストーンを使って上でBBQ

サークルストーンを設置すると人工芝のお庭でバーベキューができます。

通常、人工芝は火気厳禁ということで、人工芝の上ではバーベキューを楽しむことができなかったのですが、人工芝にサークルストーンを設置することで、人工芝があってもバーベキューを楽しむことができるようになります。

ただいま、お得なキャンペーン中なので、是非こちらもご覧ください!

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人工芝で気を付けることは?

では、人工芝を使う際に気を付けなくてはいけないことも挙げていきます。

火気厳禁

先ほどもお話ししたように、人工芝は火気厳禁です。

当社の人工芝は防災認定を受けていて、特殊な薬剤を混ぜた難燃性の樹脂を使用した人工芝となっています。

そのため大きく燃え広がるリスクは軽減されますが、火の粉が落ちると芝葉は溶けてしまいます。
それでは、せっかくの人工芝が台無しになってしまいますよね。

人工芝が傷んでしまってはいけないので、人工芝の上で火を使うことは禁じられているのです。

炎天下は高温注意

真夏の人工芝は暑くなりやすい特徴があります。
真夏の炎天下の人工芝は最大70度程度まで上昇することもあるほどです。

そんな温度の上を素足で歩いてしまったら、当然火傷を負ってしまいます。

最近は「クール人工芝」などと謳われているものもあるようですが、
それでもせいぜい5度や7度くらいしか温度を下げる効果はないようです。

そもそも高温になる真夏の炎天下に庭に出て遊ぶことはないと思うので、
「クール人工芝」を選ぶ理由がありません。

炎天下で遊ぶとしたらプール遊びですが、パラソルやスクリーンなども使用せず直射日光下で遊ばないと思うので、高温になるのは人工芝のデメリットではありますが、炎天下に人工芝の上で何かしなければデメリットにはなりません。    

万一、高温になっている状況で人工芝を使いたい場合は、使う前に散水してから使ってみてください。

芝葉には空気を含む空間があるので、太陽が雲で陰れば一瞬で温度が下がります。
散水も同様で、すぐに温度が下がるので、使用前にパッと散水をすれば安全に使うことができますよ。

安全な人工芝の選び方は?

赤ちゃんやペットが人工芝を使うのは健康被害も起きず安全だということが分かりましたが、より安心してお使い頂くために、押さえておきたい人工芝の選び方をご紹介致します。

以下の記事も参考にしてみてください。

芝葉が抜けにくいものを選ぶ

誤食の心配は余りありませんが、それでも万一を避けるために、
なるべく抜けにくい芝葉のものを選びましょう。

選び方は、

  • 芝密度が高いもの
  • 裏面がポリウレタン(PU)でコーティングしてあるもの

などを基準に見ていきましょう。

芝密度が高ければ芝同士が絡み合って抜けるのが防げます。
裏面のコーティングは安価な人工芝だと極薄の加工がされているか、もしくは無加工の場合もあります。

上質なコーティング剤を使って加工されていれば、芝葉が抜け落ちにくくなります。

高密度の人工芝を選ぶ

高密度の人工芝は、芝葉も抜け落ちにくくなりますし、
芝同士が支えあうので芝葉が寝てしまうのを防げます。

スカスカの人工芝を選ぶと、半年使っただけで芝葉がぺちゃんこに寝てしまい、
人工芝の魅力のふかふか感触がまったく味わえないようになってしまいます。  

芝密度が低いと、いくらブラシで起こしてあげても倒れたまま起き上がらず、
潰れたままの状態となり、使い物にならなくなるので気を付けましょう。

また、芝密度が高い方が、クッション性もあるので赤ちゃんやペットが遊んでも足や腰を傷める心配が少なくなります。

庭やベランダに人工芝を施工して赤ちゃんやペットと楽しもう!

人工芝は赤ちゃんやペットに健康被害を与えませんし、お庭遊びがしやすくなったり、
ふかふか感触が楽しめたりとメリットしかありません。

裸足のまま外に出られるようになると、気軽にお家の中と外を行ったり来たりできるようになりますよ。
是非、人工芝を導入して、赤ちゃんやペットをたっぷりとお庭やベランダで遊ばせてあげてください。

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