芝生アレルギーでも人工芝は敷ける?アレルギーがあっても安全に芝生を楽しむ方法
芝生アレルギーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?天然芝の公園などで過ごしていたら、くしゃみや鼻水が出るという人は、もしかしたら芝生アレルギーかもしれません。「お庭に芝生を敷くのが夢だったのに!」と残念に思われる人もいるかもしれませんが、人工芝なら、芝生アレルギーがあっても敷くことができますよ!
今回は芝生アレルギーがどんなものなのか、また、アレルギーがあっても人工芝なら安心だという理由についてもご説明していきます。
芝生アレルギーとは?
芝生アレルギーとは、芝の花粉や微細な粒子を吸い込むことで起こるアレルギー反応です。天然芝はイネ科の植物です。あまり知られていませんが、イネ科の植物で起こる花粉症は、よく聞くスギ科の花粉症よりも目の痒みや充血、アレルギー結膜炎の症状が強く出ます。イネ科の花粉症は近年増加傾向にあり、初夏から秋にかけて比較的長期間飛散します。
天然芝に近づくと鼻や目の調子がなんだか悪くなる人は、イネ科の植物にアレルギーがあるかもしれないので注意してください。
芝生アレルギーでも人工芝は敷ける?
お庭を芝生にするのが夢だったのに、芝生アレルギーじゃ諦めるしかないの?と残念がる必要はありません。冒頭でもお伝えしましたが、芝生アレルギーがあったとしても人工芝を敷くことは可能です。人工芝の原料はプラスチックなので、普段の生活でプラスチック製品を使えているのであれば、人工芝でアレルギー反応が出ることはほとんどありません。
ただし、ラテックスアレルギーがある人は気を付けなければならないポイントがあります。
ラテックスアレルギーとは?
ラテックスアレルギーとは天然ゴム製品に触れることで起こるアレルギー反応のことです。身近なものでいうと、ゴム手袋やゴム風船、輪ゴムや消しゴムなどを触ったら喘息や蕁麻疹が出た経験のある人は、ラテックスアレルギーの可能性があります。
ラテックスアレルギーと人工芝の関係
人工芝の原料はプラスチックなので、ラテックスアレルギーは関係ないのでは?と思われた人もいるでしょう。
実は人工芝の中には充填剤にゴムチップを使っているものがあります。充填剤は、人工芝の芝葉が倒れるのを防ぎ、耐久性をあげるために使われます。ラテックスアレルギーのある人は、充填剤にゴムチップが使われている人工芝は避けるようにしましょう。
景観用人工芝は充填剤が使われていない
充填剤が使われている人工芝は、スポーツ用人工芝が多く、景観用人工芝には充填剤が使われていないことがほとんどです。大きな公園や施設のお庭などに敷かれている人工芝には充填剤が使われている可能性もありますが、これまでにラテックスアレルギーを発症したことのない人は、過度に不安視する必要はないでしょう。
人工芝なら子どもやペットにも安全?
せっかく人工芝を敷くなら、お子さまやペットと裸足で楽しみたいという人も多いでしょう。人工芝は、基本的にアレルギーを起こしにくい素材です。安心して遊ばせてあげましょう。
また、アレルギーとは別に裸足で遊ぶには、人工芝の手触りや質感も重視したいところです。芝密度が高くふかふかした質感の人工芝を選びましょう。柔らかくクッション性の高い人工芝は、ペットの足腰への負担の軽減や、お子さまが転んだ時のケガのリスクも減らせます。
そして、忘れがちなのが原料です。安全な原料を使って製造された人工芝を選ぶことが大切です。
人工芝に発がん性があるという噂があるのはなぜ?
ではなぜ、アレルギーを起こしにくい人工芝に、発がん性があるという噂が広まったのでしょうか。それには、2016年にアメリカで報道されたニュースが関係しています。
アメリカのサッカー選手のうち、キーパーをしていた選手が立て続けに癌を発症し、人工芝が原因ではないかと疑われたのがきっかけです。調査の結果、充填剤に使用されているゴムチップが原因であることが判明しました。
ここで誤解してはいけないことが2つあります。
- ゴムチップは廃タイヤ素材を使用した充填剤が問題
- 鉛やベンゼンなどの重金属が含まれているものが危険
先ほども説明した通り、景観用の人工芝は充填剤を使用していないものがほとんどです。また、ゴムチップに関しても発がん性がないエチレンプロピレンゴムを使用したものもあるので、製造元に問い合わせてみると安心です。
人工芝と発がん性については以下の動画でも詳しく解説しています。
安全な素材で作られた安心の人工芝といえばコレ
アレルギーだけではなく、長期間安全に安心して使える人工芝を選ぶならフィールドマジックの人工芝がおすすめです。品質の高さはもちろんですが、品質に加えてフィールドマジックがおすすめの理由は以下の通りです。
- バージン原料のみ使用
- 充填剤不使用
- 保証が充実している
バージン原料のみ使用
人工芝を選ぶ際、どれくらいの人が原料を気にして選んでいるでしょうか?実は、原料の善し悪しは品質や健康にも関わります。例えば、人工芝の原料であるプラスチックがリサイクル原料だった場合を考えてみましょう。
リサイクル技術の向上により、リサイクル原料で作られたからといって、一概に品質が劣るというわけではありません。ただ、問題なのがリサイクルされる前にどんな状況で使われていたものかが分からない点です。正しく管理されていない状況で加工されたプラスチック製品には、有害物質が混入する可能性もあります。
また、長期間使用されていたり、温度や湿度の条件に合わない場所で使われていたりしたプラスチックからは、有害物質が発生する恐れもあります。比較的安価な人工芝はリサイクルプラスチック原料で作られている場合が多いですが、中には有害物質が発生した事例もあります。
一方、フィールドマジックの人工芝はバージン原料のみ使用して製造しています。また、厳しい審査を通過したFIFA認定工場での製造のため、品質も保証されています。安心してお使いいただけますよ。
充填剤不使用
景観用の人工芝にはほとんどの場合充填剤は使われていないとお話しましたが、スポーツ用人工芝には充填剤が使われている場合が多いです。激しいスポーツシーンで使用するためには、景観用人工芝以上の強度と耐久性が必要です。充填剤を使用することで強度を上げ、クッション性を上げています。
充填剤といっても、廃タイヤ素材のゴムが使われていなければ発がん性のリスクがあるわけではありません。ただ、摩耗によって飛散したゴムを吸い込んでしまう可能性が否定できず、喘息などの健康被害につながってしまっては大変です。
フィールドマジックの人工芝は、全ての人工芝に充填剤を使っていません。スポーツ用人工芝においても、高い芝密度の芝葉にカールさせたパイルを折り込むことでクッション性を持たせ、裏面コーティングを強化し、強度を上げています。発がん性物質はもちろん、飛散したゴムの破片を吸い込む心配がなく、安心してご使用いただけます。
保証が充実している
安全の品質はもちろんですが、使い続けるためには保証も重要です。フィールドマジックの人工芝には、業界唯一の10年間の品質保証をお付けしています。人工芝は残念ながら寿命があります。早いものなら1年や2年でカチカチになって使い物にならなくなります。平均的には5年と言われていますが、その倍の期間を保証することで、安心感をお届けしています。
芝生アレルギーでも人工芝を楽しめます!
芝生アレルギーがあっても人工芝を敷くことができます。ラテックスアレルギーの方は気を付けるポイントはありますが、ゴムチップを使用していないあるいは発がん性のないゴムを使用した人工芝を選択すれば、安心して人工芝ライフを送ることができますよ!
安心の人工芝ならフィールドマジックがおすすめです。フィールドマジックでは、無料サンプル請求が行えます。実際に手に取って、人工芝を設置したときのイメージを膨らませてみてください。
人工芝に関するお悩みやご相談はお気軽にお問い合わせください。