ペットが人工芝を嫌いになる時
ペットが人工芝を嫌いになる時
ペットは基本的に人工芝が大好きです。
人間の住まいや道路とは何か違う感じがあり、
自然の感覚が呼び起こされるのかもしれません。
本当のところはわかりませんが、
人工芝を導入した際に喜ぶペットは多いです。
しかし、ペットが嫌いな人工芝もあります。
ペットが嫌う人工芝というのは、
簡単に言えば「固い」人工芝です。
固い人工芝というのは、人工芝とは言いますが、
芝葉があるわけでなく、緑色のプラスチックを
編み込んで作ったタイルのようなものです。
泥除けなどで見たことがある人も多いと思います。
こういった人工芝は昔からありますが、
水などを通すことができるため、
ちょっと見た目をきれいにしたり、泥除けにしたり、
また鉢植えなどの下敷きとして使われます。
それを庭やベランダに敷き詰めたら、
おそらくペットには嫌がられます。
人間にはこういった人工芝の凹凸は、
あまり気になるものではありません。
しかしペットとしては大きな問題です。
まず、凹凸が歩いていて痛い可能性があります。
人間でいうなら、砂利などを歩く感じです。
とてもじゃないですが走れません。
人間の赤ちゃんもこうした人工芝で囲まれると、
動くことができなくなって、
泣き出す子もいると言います。
それほど何か不自然で嫌な感じがあるのです。
加えてペットの場合には、
歩く際に爪が引っかかってしまい、
それが気になって嫌な場合もあります。
走ったり跳んだりと力を入れる際に、
芝に引っ掛けると芝も傷みますし、
ペットも痛かったり不快感が生じます。
そのため、こういった人工芝でしばらく過ごすと、
小型のペットであるほど嫌がるので注意しましょう。
加えて、防虫加工がされていないものになると、
そこに虫やダニなどが潜んでいて、
ペットがかゆみを感じてしまって敬遠することもあります。
人間以上にペットはそういったところに敏感で、
自分にとって危険と感じたら自然と避けますので、
ペットのためにと人工芝を買ってあげても、
その後の反応はしばらく注視しておく必要があります。
人工芝でペットが喜ぶ例と、
ペットが喜んでくれない例がありますが、
芝の品質によるところが大きいので、
できるだけ良い芝を選んであげてください。