人工芝でドッグランは作れる?メリットや注意点は?
いつの時代もペットとして人気の犬ですが、犬の散歩を禁止する公園などもあります。
もっと自由に遊ばせてあげたいと思っていも、リードなしでのお散歩は動物愛護法違反になりますし、よその犬がいるドッグランでは馴染めない子達もいますよね。
そんな時は、ご自宅にドッグランを作ってしまえば、いつでも自由に遊ばせてあげることができます。
お庭やベランダに人工芝を敷けば簡単にドッグランの完成です。
人工芝でドッグランを作るメリットや注意点なども解説していきますので、
導入される際の参考にしてみてください。
自宅にドッグランは作れる?
人工芝を敷くだけで、体が汚れる心配のない即席ドッグランができます。
遊んだ後そのままおうちに入っても土や泥で汚れることがないので、掃除の手間も省けますね。
一軒家ではないから人工芝は施工できない・・・と諦めるのはまだ早いです。
ベランダや屋上などのコンクリート部分にも人工芝を敷くことができます。
日差しの強い屋上だと、コンクリートのままでは足裏に火傷をしてしまう恐れがあります。
犬は人間のように汗をかいて熱を逃すことができないので、熱中症もとても心配ですよね。
ですが、人工芝を敷けばコンクリートの温度が熱くなるのをやわらげてくれるので、
安心して遊ばせてあげられそうです。
また、寒さの厳しい場所では、犬もしもやけを起こしてしまうことがあります。
地面を極端に冷やさないためにも人工芝は重宝します。
スペースがあれば、土以外の場所でも人工芝を施工することができるので、
お庭がなくてもドッグランを作ることができます。
実際の施工事例はこちら!
ドッグランに人工芝を使用するメリット
実際にドッグランに人工芝を使用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
わんちゃんの足や体が汚れない
犬は地面の上でゴロゴロ転がって体を擦りつけたり、穴を掘ったりしますよね。
家に入ってきたら土埃や枯れ葉まみれなんてことはしょっちゅうです。
枯れ葉だけならまだいいですが、草が生えている場所だと、
ノミや蚊やダニなどの寄生虫が皮膚にくっついてきてしまうことがあります。
ノミは犬の皮膚炎の原因にもなりますし、
最近よく話題になっているマダニが媒介するウイルスもとても怖いですよね。
その点、人工芝の場合は草を絶つことができるので、
常に衛生的な環境で安心して遊ばせてあげることができます。
足腰に負担がかかりにくい
人工芝の芝葉にはクッション性があります。
最近は室内飼いが主流なので、部屋のフローリングで関節を傷めやすい環境になっています。
そんな中、お庭で犬を自由に遊ばせる場合も、石やタイル、コンクリートなどの固い素材だと、滑りやすく犬の足腰にもさらに負担が掛かってしまいます。
では天然芝をと考える方もいらっしゃいますが、天然芝はメンテナンスに大変手間がかかってしまいます。
夏場などの成長が早い時期には、週に一回ほどの草刈りが必要になってきますし、
他にも肥料や散水や除草などかなりの手間がかかってしまい大変です。
手間を減らし、安全で快適にお庭で遊んでもらうのであれば、やはり人工芝がおすすめです。
人工芝はクッション性に優れているので、足の関節や腰に掛かる負担を軽減してくれます。
人工芝を使用することで、犬にとって居心地の良い空間にしてあげられるかもしれません。
ドッグランに人工芝を使用するデメリット
ドッグランに人工芝を使用した場合のデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
初期費用がかかる
人工芝のドッグランを作る場合、1㎡あたり約12,000円~14,000円ほどかかります。
ですが日常の手間を考えると初期費用だけで済む、とも考えることができます。
ドッグランがご近所の迷惑になる?!
鳴き声が気になる場合は、防音フェンスの取り付けを検討してみてもいいかもしれません。
お隣りへの排泄はブロック塀の上にフェンスを取り付ける方法で解決できそうです。
犬の運動不足の解消はストレス解消でもあります。
運動量が増えると無駄吠えやいたずらが減ることにもつながるかもしれません。自宅で運動ができれば、様々な事情でお散歩に行けない場合も安心ですし、雨の日も泥だらけになる心配はありません。
他の犬がいる共用ドッグランではトラブルが起こることもあり、万が一喧嘩に巻きこまれてしまった場合、賠償責任などの心配もありますが、ご家庭にドッグランがあればそのような心配とは一切無縁です。
排泄の臭いが気になる場合も…
人工芝への糞尿の処理は実はとても簡単です。糞であれば回収したあと、
濡れたモップなどでさっと拭いて水を流してしまえばおしまいです。
しかし排水が悪い人工芝を選んでしまうと、悪臭がする場合もあります。
人工芝には抗菌防臭効果の加工が施されたものもありますので、
そちらを利用すれば排泄の臭いを気にせずに快適に過ごせます。
脱走対策をしっかり行う
年間、約3万頭の犬が迷子になっています。そのうち飼い主へ返還された犬は約1/3ほどです。
どんなに気を付けていても、隙を突かれたり、運動能力の高い犬種や賢い犬種などは想定外の行動に出て思いがけず脱走してしまうことがあります。
そういったトラブルは未然に防ぎたいですよね。そのため脱走対策は抜かりなく行いたい部分です。
フェンスは飛び越えることのできない高さになっているか、フェンスの下に穴を掘って隙間ができることはないか、踏み台のようなものが置かれていないか、簡単な動作で開けられる扉を使用していないかなど、あらゆる事態を想定して徹底的に確認しましょう。
ドッグラン向きの人工芝の選び方
ドッグランに適した人工芝とはどういった特徴があるのでしょうか?
芝密度のある人工芝
芝密度が高いタイプはクッション性が高く、
ふわふわしているのでワンちゃんも安心して走り回ることができます。
ペットに適した芝を選ぶ
ドッグランの人工芝には様々な気候に耐える対候性の高さ、摩擦などの刺激への強さ、
また抗菌防臭効果のあるものなど、さまざまな機能が求められます。
ですのでホームセンターで売られているようなタイプのものでは、
どうしても物足りない部分が出てきてしまうのです。
弊社フィールドマジックの「ペットターフ」の芝葉は1㎡あたり25,725本!
これは日本一を誇る芝密度となっております。また、芝葉の長さは40㎜ですので抜群のクッション性でふかふかした感触を実感していただけるはずです。
現在、人工芝の原材料はポリプロピレンやポリエチレンなどのリサイクル原料が使われることがほとんどですが、これらは静電気が起こりやすくなっています。
静電気が起きると犬も痛みが走るので、せっかく施工した人工芝を怖がって遊ばなくなってしまった!なんてことになってしまうと悲しいですよね。
しかし「ペットターフ」ではすべての材質がバージン原料となっています。加えて、芝葉には静電気を防止する材質を使用し、静電気を起こりにくくする機能をつけています。さらに、こだわりの「低摩擦加工」を施しているので、ワンちゃんも怖がらずに思い切り遊ぶことができますよ!
お庭にドッグランを作る時のポイント
では実際にお庭にドッグランを作る際、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
整地作業をしっかり行う
まずは整地作業をきっちり行いましょう。ドッグランを安心して利用するためには、
安全性や衛生面にも気を遣う必要があります。
地面が凸凹していればケガの原因にもなりますし、人工芝自体も傷みやすくなってしまいますので、
まずはしっかりと整地作業を行い、それから人工芝を敷いていきましょう。
その次に注意しなくてはならないのが、隅の部分のお手入れです。
人工芝を敷いている部分については、きっちり雑草対策が行われている場合が多いのですが、
雑草は隅の方から生えてくるものなのです。
雑草が出てきてしまうと、どうしても虫が増えてきてしまい、
ワンちゃんたちにとっては居心地の悪い空間になってきてしまいます。
ですのでプロの業者のほとんどは、こういった端の部分の処理にはかなり気を遣っているのです。
ギリギリまで防草シートを敷いたり、業者によっては
はみ出る部分はコンクリートなどで完全に雑草が生えないように加工します。
DIYでは難しい部分ではありますが、できる限り注意しておいた方が良さそうです。
手間ではありますが、人工芝の耐久性にも関わってくる問題なので、
しっかり対処すればその分だけ、人工芝の優れた機能を損なうことなく長く使うことができます。
コンクリートの上でもドッグランは作れる?
ベランダや屋上などのコンクリート部分でもドッグランを作ることは可能です。コンクリートの場合は、固定ピンを打つことができないので、その代わりに人工芝用の両面テープできっちり固定していきます。
人工芝を活用してワンちゃんと快適なお庭で遊ぼう!
ワンちゃんにとって安心安全なドッグランを作りたいと考えるなら、人工芝の専門業者で取り扱っているような高品質の人工芝を使うことをおすすめします。
高品質の人工芝はとても長持ちで、機能性も高く、ドッグランに必要な機能を十分に備えています。
弊社で扱っている「ペットターフ」も高品質の人工芝であり、実際ドッグランで数多く採用されてきており、お客様からもお喜びの声を多数聞かせていただいております。
ドッグランに人工芝をお考えの方は、是非一度ご検討ください。
まずは弊社の無料サンプルで実際に手触りをご確認ください。高品質な芝を実感していただけると思います。