人工芝を施工する場合、下処理として防草シートが必要です。

人工芝を敷けば、その下は見えないので防草シートを使わずに、いきなりそのまま人工芝を敷いても大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

この記事では、

  • 防草シートを人工芝の下に敷く必要性
  • 防草シートの種類
  • 防草シートの選び方
  • 防草シートの敷き方の手順

などを解説していきます。

DIYで人工芝を敷こうと考えている方は是非参考にしてくださいね。

人工芝の施工に防草シートはなぜ必要?

人工芝の施工に防草シートは欠かせません。

なぜ防草シートを敷く必要があるのかを見ていきましょう。

人工芝の隙間から雑草が生える…

防草シートを敷かないと人工芝の隙間から雑草が生えてきてしまうことがあります。

「えっ、人工芝を敷いているのに?」と聞かれることもありますが、人工芝には排水用の排水穴が開けられています。

その穴がないと排水ができないので、排水穴を塞ぐことはできません。

しかし、穴が開いているということは、その穴を通じて地面まで日光が差し込むので、排水穴からぴょんぴょんと雑草が顔を出してしまうという結果に繋がってしまいます。

継ぎ目が目立つのを防ぐ

防草シートを敷くと継ぎ目が目立つのを防ぐこともできます。

継ぎ目は地面が凸凹としていると目立ってしまうので、防草シート同士をテープで留めると更にキレイに仕上げられます。

防草シート同士が合わさる部分にテープを留めれば、防草シートのズレが生じるのを防げ、雑草予防効果や下地を長くキレイに保てるので継ぎ目も目立ちにくくなります。

虫が発生するのを予防する

人工芝を敷くと一般的には虫が発生しにくくなりますが、それは日光が届かなくなるからです。

先程お話ししたように、人工芝には排水用の穴が開いています。

防草シートがないと、穴から日光が地面へと届き、地面で眠る虫が穴の隙間から飛び出してきてしまいます。

防草シートについては下記のリンクも是非ご参照ください。

防草シートの種類や構造

人工芝における防草シートの重要性がお分かり頂けたかと思いますが、ここで防草シートによく使われる素材を解説していきます。

人工芝にピンキリがあるように、防草シートにも素材によって耐久性の差などがあるので是非押さえておきたいポイントです。

防草シートの種類

防草シートの種類は、

  • ポリエチレン
  • ポリエステル
  • ポリプロピレン

の3種類に分けられます。
それぞれの違いを見ていきましょう。

ポリエチレン

ポリエチレンは合成樹脂の一種で、この3つの中では1番安価で購入ができます。

しかし、他の素材と比べると熱や紫外線に弱いというデメリットがあります。

低温には強いので、冬場に気温が著しく下がる地方でも使用ができるという特徴もあります。

ポリプロピレン

ポリプロピレンも熱や紫外線には弱いと言われています。

ただ、最近ではUV加工をされている商品も出ているので、そういったタイプのものであれば10年以上耐用できる商品もあります。

また、酸やアルカリに強いので、雨によるダメージは心配しなくても大丈夫です。

ポリエステル

この3つの中では1番熱や紫外線に強いとされているのがポリエステルです。

耐久力に優れる分、価格は高めに設定されています。

また、ポリエステルは雨に弱いので、長く雨に打たれるような場所であれば劣化が早くなってしまうこともあります。

防草シートの構造

防草シートの構造は不織布と織布の2種類があります。

こちらの違いについても見ていきましょう。

不織布

不織布とは名前の通り、織っていない布です。

和紙や海苔のように素材の上から圧力をかけて押し固めたものになります。

身近なもので言えば、不織布マスクを見て頂けたらどういったものかよく分かるかと思います。

不織布は、どの角度から引っ張られても強度が均一なのが特徴です。

織られていないので耐久性にも優れています。

織り目がない分、隙間も生まれにくく、雑草対策に優れているのですが、一方で水捌けしにくいというデメリットも挙げられます。

織布

織布は、経糸の列に横糸を織り込んで作られたものです。

荒く織り込まれたものや、細かく織り込まれたものなど、同じ織布タイプでも織り込み方には差があります。

安価で購入ができますが、1度破れるとそこから穴が広がっていきやすいというデメリットがあります。ホームセンターの防草シートによく使われている素材です。

安価な防草シートによって起こるトラブル

防草シートは品質によって耐久性に大きな差が出てきます。

耐久性にこだわったものが10年ぐらいの耐用年数を誇るのに対し、安価なものだとわずか1年程度しかもたないというものもあります。

安価な防草シートを使った場合、どのようなトラブルが起きてしまうのかも紹介します。

熱で縮む

素材によっては熱や紫外線にとても弱い防草シートもあります。

これは安価なものに限らずですが、どの防草シートも3~5%は直射日光などで熱収縮が見られます。

そのため、少し余裕を持って防草シートを配置することをおすすめします。

粗悪品の場合、この熱収縮が激しく想定よりも縮んでしまうことがあります。

そうなると固定された箇所が引っ張られるような形になるので、破れや歪みに繋がってしまうのです。

ピン穴が大きくなる

防草シートの素材によっては、使用していくうちに負荷が加わることで、ピン穴が大きくなっていってしまうものもあります。

ピン穴が大きくなれば、当然防草シートや人工芝がズレやすくなってしまいます。

摩擦で破れる

薄い防草シートを施工した場合、その上を人や車などが何度も行き交うことで、摩擦熱が生じて破れてしまうことがあります。

防草シートが破れてしまえば、そこから雑草などが生えてきてしまったりと、予期せぬトラブルが発生することもあるので、可能な限り避けたいところです。

防草シートを選ぶ際のポイント

せっかく敷いた防草シートが途中で傷んでしまったら困りますよね。

そうならないよう、傷みにくい防草シートの選び方のポイントをまとめていきます。

遮光率の高いものを選ぶ

遮光率が高いということは、防草シートに日光を遮断する力が高いということです。

日光をしっかりと遮断できていれば雑草を生えにくくすることができるので、遮光率が高いものを選ぶと雑草対策に繋がります。

織り目のない不織布のものを選ぶ

防草シートを長持ちさせたい場合、不織布タイプのものがおすすめです。

織り目があると、どうしてもそこから隙間が生まれます。

隙間が生まれれば、そこから雑草が生えるなどのトラブルも生まれてしまいます。

高密度のものを選ぶ

しっかりとした厚みもあり、高密度の防草シートも選ぶのもポイントです。

密度が高いほど遮光性も高くなるので、雑草が生えてくるのを防いでくれます。

防草シートをDIYで敷く場合の手順

DIYで人工芝を敷く場合、下地処理として自分で防草シートを敷く必要があります。

コツさえ押さえればDIY慣れをしていなくても簡単に敷けるので、是非参考にしてみてください。

〇防草シートの敷き方の手順

  1. 雑草などを抜いて、地面の凸凹がなくなるように整地を行う
  2. 実際の幅よりも余裕を持たせてシートを広げる
  3. 施工場所に合わせて防草シートをカットする
  4. 防草シートの合わせ目を50cm間隔程度を目安にピンで固定する

合わせ目は15cm程度ゆとりを持たせ、人工芝用の両面テープで固定をしてかたピンを打ち込むとズレにくくなってキレイに仕上がります。

文章では分かりにくい場合は、こちらの動画も参考にしてみてください。

防草シートが不要の人工芝もある

ここまでの説明で「なんだか防草シートって難しそう」と思われた方におすすめしたいのが、当社が開発した人工芝不要のドリネージュプロです。

従来の人工芝は、人工芝に開けられた排水穴で排水をするのに対し、ドリネージュプロには排水穴がなく、人工芝の面全体で排水を行うという仕組みになっています。

排水穴がないということは、下から雑草が出てくる心配もないので、防草シートを敷かずに人工芝の施工が可能になりました。

気になる方はこちらの商品ページを是非ご覧ください!

人工芝を敷く際は防草シートを正しく敷くのが重要!

人工芝を長持ちさせるには下地となる防草シートを正しく敷くことが鍵となります。

是非当記事を参考に、耐久性に優れた防草シートを選んでみてください。

また、

  • DIYでの施工手順を減らしたい方
  • 予算を少しでも減らしたい方
  • 自分で防草シートをキレイに敷く自信がない方

は当社の防草シートが不要な天然芝「ドリネージュプロ」を検討されてはいかがでしょうか。

まずはお気軽にサンプル請求をどうぞ!

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