「きれいに見える」人工芝「きれいに見えない」人工芝
人工芝の庭を見ていると大変すがすがしく、
心地良い気分になることも多いのですが、
見た目があまり美しく見えない人工芝もあります。
こうした違いはどこから出てくるのでしょうか。
きれいに見える人工芝というのは、
やはり風合いが自然の天然芝に近いものがあります。
本物の芝のような香りはさすがにしませんが、
風にそよいだり、また柔らかさが見た目からも伝わり、
芝葉の1本1本が生きている感じがします。
人間の目は不思議なもので、
わずかな違い、微細な違いを感じ取って、
脳に印象として伝えてくれています。
きれいに見えない人工芝では、
やはりどこか人工的で、不自然さが目立ちます。
たとえば、自然界には全く同じ色ばかりの草はありません。
葉の色や厚みには多少の違いがありますし、
そういった葉の重なりが生み出す微妙な色の違いなど、
豊かな色の違いが私たちの目に飛び込んできます。
単色の芝葉が均一に並んでいる人工芝であれば、
どうしても不自然な感じを受けるしかないのです。
また、人工芝の芝葉はプラスチックでできているため、
自然の葉に比べると日光の反射が非常に強く、
人工芝の葉が白んで見えることがあります。
最近のリアル人工芝では、複数の芝葉の色を混ぜて、
自然な風合いを出そうとしているものが多いですが、
この反射を抑えないと色合いの違いはわからず、
白っぽい光を放つ芝にしか見えません。
また、芝葉が眠っておらずしっかり起きていること、
そしてその芝葉の流れに統一性が見られること、
それも芝の庭がきれいに見えるひとつの条件です。
自然界には芝葉の流れが統一されていることは無いですが、
そろっていることでより美しく見えるのです。
ゴルフのグリーンを想像してみるとわかりやすいかと思います。
ですから、きれいに見える人工芝を探すなら、
こういう点をしっかり考慮しておく必要があるのです。
人工芝の専門店ではこうした細かいところにもこだわり、
良質な人工芝を提供しています。
ホームセンターの人工芝ではなかなか出せない味わいですので、
きれいなお庭づくりを考えている方は、
ぜひ人工芝専門店にご相談ください。