人工芝の劣化を知る方法
人工芝の劣化を知る方法
人工芝は古くなってきたら張替えが必要になります。
しかし、人工芝が古くなってきたかどうかは、
きちんと人工芝について知らないとわかりません。
特に最近の人工芝は品質が向上してきていますから、
長年使うことができるものも多いです。
長く使えるということは、劣化が緩やかということ。
そうなると、劣化していても気づかないこともあります。
人工芝の張替えが必要だと明白に感じるのは、
何よりも芝葉が少なくなってきたときです。
リアル人工芝では、芝葉は基布に縫い付けてあり、
何かの際に少しずつ抜け落ちていきます。
芝葉の密度が下がってくると、クッション性も下がり、
踏んだ感じでも硬い地面を近く感じるでしょう。
芝葉の密度変化はよく踏みつけて使うところと、
その他の部分では当然違ってくるものです。
よく通るところと、めったに通らないところで、
芝に指を入れて基布を触ってみてください。
どのくらい抵抗に違いがあるかを確認してみて、
明らかに密度の違いが出ているようなら、
張替えを検討し始めると良いでしょう。
また、色落ちも交換を考える十分な理由です。
多少の色落ちであれば構わないのですが、
中にはくすんだ色になってしまっていたり、
土や砂など他の色が少しずつ入ってきて、
元来の鮮やかさが無くなる場合もあります。
不自然なほど色がまだらになってしまったり、
くすんだ庭に見えてしまうようなら、
張替えを検討しましょう。
人工芝のクッション性も、劣化を如実に語ります。
洗濯バサミを想像するとわかりやすいですが、
プラスチック製品は劣化すると固くなり、
パリッと簡単に割れてしまいます。
人工芝も原料はプラスチックですから、
紫外線を受け続けて劣化していくと、
芝葉が硬くなっていきます。
芝葉からもし柔らかさを感じられなくなったら、
早めに交換した方が良いでしょう。
人工芝は張替えようと思っても、
準備が色々必要ですからすぐには交換できません。
張替えの必要があるようなら、
早めに計画を立てて交換しましょう。