人工芝の強みを活かす庭の作り方
人工芝の強みを活かす庭の作り方
人工芝は今では天然芝に替って多くの所で使われますが、
その中でもやはり主戦場は庭だと言っていいでしょう。
ベランダやバルコニーでは、どうしても土がおけず、
そのために人工芝の独壇場となりますが、
土のある庭においては人工芝と天然芝で悩むことになります。
天然芝の替わって使えるようにと人工芝は作られており、
天然芝が使えるところならどこでも使えます。
しかし、天然芝と完全に互換性があるのでもありません。
人工芝には人工芝ならではの特徴があるため、
その性質を活かした庭の造り方を考えてみてはどうでしょうか。
人工芝が天然芝よりも圧倒的に良い場所があります。
それはどこかというと、庭の日陰になる部分です。
日陰では天然芝が十分に伸びることができません。
一方、人工芝は日陰でも関係なく緑を保ちますし、
人工芝の熱がこもりやすいというデメリットも
軽減することができるようになります。
家の裏側であったり、また軒下などに人工芝を敷くと、
外観としてもきれいに見えるようになりますし、
また虫や雑草などが抑えられるようになるため、
それらが住居内に侵入するのを防ぐ効果もあります。
家の裏側部分などは管理上もだいぶ楽になるため、
人工芝の利用がおすすめです。
人工芝を活かすことを考えるなら、
できるだけ庭はフラットな作りにするべきです。
人工芝は継ぎ目がある分だけ機能が低下します。
ロールタイプの人工芝などで継ぎ目を抑え、
できるだけ人工芝の浮きを抑えるためにも、
庭はフラットな状態にしておきましょう。
水はけを考え、多少の傾斜があるというくらいなら
特に問題はないのですが、
土地の形状などの問題で傾斜がある場合は、
できるだけ整地しておいた方が庭はきれいに見えます。
天然芝は斜面でも凸凹でも生えてくれますが、
凸凹しているとあまりきれいには見えません。
これは人工芝でも同じです。
人工芝は天然芝の代替品という考えが強いため、
なかなか人工芝を活かすという考えでは庭は造りません。
しかし、人工芝が活きる庭造りをすると、
良い人工芝ほど一層生えて、素敵なお庭を演出してくれます。
ぜひ、お庭造りの際は当店にも一緒に考えさせてください。