人工芝の芝葉の強度
今のリアル人工芝は、芝葉の部分にプラスチックが使われ、
素材による強度の違いはそこまで大きくありません。
ただし、それは素材の強度の話であり、
実際の強度はかなり異なっています。
その強度の違いを生み出しているのが、芯と形です。
人工芝の芝らしさを出すためには、
芝葉が寝ておらずに立っている必要があります。
芝葉を立てるためにどうしたら良いかということで、
以前は芝葉の中心部に芯にあたるものを入れることが
多かったように思います。
最近は少しずつ減ってきてはいるものの、
芯のある人工芝は低~中価格帯の商品で割と多いです。
そのメリットは当然芝が立つことであり、
そしてヘタりにくいことです。
しかし、芯がある人工芝と言うのは、
どうしてもそのクッション性に不自然さが残ります。
また、芝葉の形状も重要です。
まっすぐ(I字)の芝葉のものは少なくなっており、
今はV字型の形状を持つものが増えました。


これは折り紙などで考えるとわかりますが、
まっすぐの紙よりも、折った方が立ちやすく強いからです。
ただし、これもやはり硬さが目立つことがあり、
芝らしいとはいえ、芝の柔らかさが感じにくくなります。
V字の折り目の部分に芯が入れられることも多く、
一層強度は上がりますが、さらに硬さが際立ちます。
今は、I字とV字の中間にあたる
U型やC型と言われるタイプが登場しており、
適度な柔らかさと強度を兼ね備えています。
当店のオリジナルリアル人工芝「エクスターフ」では、
クッション性と強度を両立させるため、
芯を入れず、U型(C型)の形状としています。
強度が不十分になりがちな部分は、
芝葉の密度を増やすことによって穴埋めしています。
安い人工芝では密度を増やすことができないため、
芝葉一本一本を強くするしかなく、
そのために手触りやクッション性が犠牲になっています。
良質な人工芝を作るためにはこだわりが必要ですが、
芝葉の細かい部分にまで当店はこだわって作っています。
エクスターフの品質を確かめてみたい方は、
ぜひ無料のサンプル品をお求めください。
コメントを残す