人工芝は壁材にもなる
人工芝は壁材にもなる
人工芝は庭やベランダに敷いたり、
またインテリアとして敷物のようにしたりといった、
床材的な使い方がされることが多いのですが、
実は壁材として使うことも可能です。
人工芝は壁に壁紙やタイルのように使うことで、
壁面に緑を入れてアクセントにすることもできますし、
居酒屋などの店舗でワイルドな雰囲気を出すために
使われていることもあります。
壁面全部を人工芝にするとさすがにキツイですが、
センスよく導入することでオシャレな雰囲気にもなります。
ロングパイル人工芝だと、芝葉の長さが30mm程度になり、
またそれなりの芝葉の密度があり、基布も丈夫なため、
耐衝撃性も高く、また防音性能としてもすぐれています。
そのため、子供部屋などに導入することで、
周囲の部屋への音漏れなどを軽減することも可能です。
人工芝を壁面に使う場合の欠点としては、
どうしても劣化に従って芝葉が落ちることです。
そのために掃除が大変になります。
日本では昔から砂壁という壁の作り方がありますが、
これも独特の風合いを持っている壁である一方、
劣化が進んでくると砂が落ちてしまいます。
人工芝も壁材で使うなら、こうした性質があります。
また、壁材として使うには、高コストになってしまいます。
そのため、目的をもって使用するケースを除くと、
あまり使われていることはありません。
さすがに天井に人工芝というのは見たことはありません。
天井だと芝葉が抜けると上から落ちてきて大変です。
人工芝の使い方は発想次第で色々あり、
写真のような作品を作ることもできちゃいます。
家に人工芝を施工して余った時などは、
すぐに捨てずに何か使い道がないか考えてみると面白いです。
ランチマットの替わりにもできますし、
玄関の泥除けとして使う人もいます。
こういう発想やセンスがある人がうらやましいものです。