天然芝を人工芝に替えるときの手順

整地の様子

最近は天然芝の庭を人工芝に替える方が多くなっていて、
それをDIYで行うという方もいらっしゃいます。

その場合にはどのような手順で行えば良いか、
簡単に確認してみましょう。

人工芝を敷く前に、まずは天然芝を処分する必要があります。

元気な状態の天然芝は根がしっかりしていて
剥がしにくいため、除草剤などで雑草と一緒に枯らします。

効果が出るまで一週間ほどかかりますので、
計画的にスケジュールを組みましょう。

芝が枯れたら、次はスコップなどで、
しっかり根の部分から土ごと芝を剥がし、
土を落としながら芝を処分していきます。

天然芝の面積が大きいほど大変な作業になりますので、
十分に時間と人手を用意して行ってください。

なお、表面のみを処理するのは、
環境によっては芝や雑草が生えてくる原因になるため
おすすめできません。

剥がした天然芝は、地域の処分方法にしたがって
処分するようにお願いします。

作業中

天然芝を剥がしたら、次に人工芝を敷く準備です。

基本的には整地をしていくことになりますが、
天然芝を剥がす過程で土が大量に出てしまった場合は、
まず土をある程度充填してから整地をしていきます。

整地はトンボなどを使って平らにならしていきます。
ただし排水口に向けて微妙に角度をつけておく必要があります。

この時、しっかり踏み固めておかないと、
雨の後などに凸凹ができてしまいます。

できれば転圧機などをレンタルショップ等で借りてきて、
しっかり地面を整えましょう。

整地ができたらいよいよ人工芝を敷きます。

事前に割付したように敷いていき、
U字ピンや接着剤、両面テープなどで固定します。

この時、芝葉の向きに注意してください。

芝葉の向きがそろっていないと、
仕上がりが不自然になります。

人工芝の庭

天然芝を人工芝に張り替えるのは、
それなりに大仕事になりますので、
DIYで行う場合は時間帯や天候などに十分注意してください。

一度張り替えてしまえば、
その後はメンテナンスがずっと楽になりますし、
季節を問わず素敵なお庭が維持できるようになりますよ。