駐車場でひと工夫(2)
駐車場でひと工夫 (2)
駐車スペースの機能性とデザイン性を高めるために、
次のような工夫をこらしてみるとよいでしょう。
青空の真下に駐車場に車を置いておくと、
雨風や直射日光にさらされることは
仕方のないことですが、それを避けるために
カーポート(屋根付き駐車場)を設置することが
重要です。
カーポートがあると、車体が雨で汚れずに済みますし、
直射日光をさえぎるので、これからの季節、
夏場に車内の温度が上がりにくくなる、という
利点があります。
そしてカーポートを作れば、車はもちろんのこと、
自転車や物を置いたりするのもいいでしょう。
さらに使えるのが、カーポートの上のスペース。
ここは意外と見落とされがちなのですが、
カーポートの上にウッドデッキを作れば、
「もう一つのお部屋」として活用することができます。
ここを活用する場合、建物の建築時にプランニングしておくと
もっともよいのですが、後からリフォームで作ることだって可能です。
ただし、注意しなければならないのは、耐久性。
構造物ですから、基礎となる土台部分はシッカリ作り、
耐久性のある素材を使うことをおススメします。
基礎はコンクリートでしっかり固定し、
屋根は漏水に気をつけてしっかり施工するためにも
メンテナンスフリーのアイアンウッド(鉄のように硬い木材)
を使ってみるのもよいかもしれません。
このような一連の工事方法は、
みなさんが考えようとしても、限界があるかもしれませんから、
プロの業者さんに相談してみて、
・どんな設計にしたいか。
・どういった素材を使うべきか。
・どういったカーポートを選択したいのか。
などを徹底的に分析してみるとよいでしょう。
戸建の家々を見ていくとお分かりかと思いますが、
駐車場の造りには、「これが絶対にいい!」というような
正解はありません。
どんな駐車場にしたいのかについては、
こだわりがあるのかないのか、
車を使用されるご主人や奥様、
あるいはご家族で話し合われてみるのはいかがでしょうか。