ペットの好む人工芝とは
ペットのための人工芝のポイントを紹介します。
ペット用の人工芝では、まず大事なのが弾力性です。
ペットが嫌がらない柔らかさであることが大事で、
そのためには地面が土などのやわらかいものである、
または芝葉の長さがある程度長いことが必要です。
マンションの中などで飼う場合には、
さすがに土などは敷けませんので、
芝葉の長さの長い人工芝を利用することになります。
この場合、目安は30㎝以上となります。
ホームセンターや百円ショップでは、
15~20㎝ほどの芝葉の長さのものも販売していますが、
これらの人工芝では地面の固さが伝わりやすく、
犬や猫なども好んでその上を通りません。
また、あまりにも固い素材を使っているものは、
犬や猫だけでなく、人間の赤ちゃんも警戒し、
その上を通らないと言います。
硬い人工芝のパネルで囲ってしまうと、
動けなくなる乳幼児もいるそうです。
人工芝の柔らかさは安心を伝えるためにも大事なのです。
また、衛生的な人工芝を選びましょう。
当店のエクスターフなどは抗菌や防虫処理をしていますが、
そういったものが無い人工芝を使っていると、
芝葉の中にダニやノミが住み着きます。
そして、人工芝の耐久性が高いものにしましょう。
ペットが激しい運動はしないとしても、
すぐに葉が落ちたり抜けたりするようだと、
それを誤飲してしまったり、芝葉を噛んだりして、
お腹を壊す原因になることもあります。
リスクを下げるためには、素材としても、
その作りとしても丈夫なものが好ましいです。
100円ショップの人工芝でも見た目はそれなりですが、
こういった点で決定的に向いていないので、
絶対にペット用には使うべきではありません。
冬場は良いのですが、夏場は人工芝の温度が上昇し、
ペットの肌を傷める場合もあります。
天然芝ほどの放熱性能はさすがにありませんので、
設置する位置に注意するようにしてください。
以上、簡単ですが、ペットの好む人工芝についてでした。