屋内ドッグランの床材は人工芝
愛犬のために庭にドッグランを作ったとしても、
それでも雨が降れば外には出られません。
梅雨時などは特に雨が続きますし、
また濡れた地面がすぐに乾くわけでもなく、
運動不足の日々が続てしまいがちです。
犬にとっての運動不足は人間より深刻です。
人間は運動をしようと思えば自分でできますし、
また外に出れなくてもできる活動が多いです。
しかし犬はそうではありません。
四本の足で歩くことをしなければ、
食事や排せつの他にすることがありません。
ましてや、自分で運動やトレーニングもしません。
何もしなくてよければ、ゴロゴロするだけ。
それで高栄養のフードが与えられるのですから、
太ってしまうのも無理はなく、
さらには運動不足によるストレスが、
着々と身体をむしばんでいきます。
これが健康に良くないのは言うまでもありません。
こうした問題を解決するために、
ドッグランを屋内に設ける人もいます。
子供が独立して部屋が空いた場合や、
ドッグラン用の空間が確保できる家庭で、
こうしたことを考えることがあるようです。
この時、一番の問題になるのが床材です。
快適に走り回っても負担のないクッション性と、
ひっかき傷などに強い耐久性、
水分や臭いなどに強い性質など、
様々なものが求められますので、
住宅用のフローリング材では性能的に厳しいです。
主流になっているのはクッションフロアと言われる、
クッション性のあるシート状の床材ですが、
機能的で使いやすいものの、
品質にもよりますが、経年劣化が早いのが欠点です。
そこで床材に推したいのが人工芝です。
良い人工芝ならクッション性も高く、
また色彩的にもアウトドア感がありますし、
屋内ですので経年劣化もかなり少なくなります。
費用的にはクッションフロアも人工芝も、
大きく変わることはないと思いますが、
アウトドア感が出やすいという点において、
人工芝の方がメリットが大きいと思います。
どんな天候でも変わらずに遊べるドッグランは、
愛犬の運動不足を防ぎ、健康維持に有効です。
全天候型の屋内ドッグランをお考えの方は、
ぜひ人工芝によるドッグランを考えてみてください。