人工芝のお手入れって大変?お手入れのポイントを紹介!
人工芝の手入れは大変?
人工芝を施工した後、面倒なお手入れが必要ならちょっと…
というご相談を受けたことがあります。
例えば天然芝の場合だと、
- 夏場の毎日の水やり
- 定期的な芝刈り
- 雑草抜き
- 肥料の散布
など、年間を通してお庭をメンテナンスする必要があります。
サボってしまうとキレイな芝を維持できないので、
どれだけお庭に手を掛けられるかが重要です。
ですが、なかなかお庭をじっくりお手入れする時間がある方も
多くはないのではないでしょうか。
小さなお子さんがいてお庭をなかなか触れないという場合や、
日焼けしたくないから草抜きをしたくないという方ももちろんいらっしゃるでしょう。
お仕事が忙しく、なかなかお庭を触れない方もいれば、
定年後で時間はあるものの体力が追いつかないという方ももちろんいらっしゃいます。
このように天然芝を管理するには、時間と体力が必要となりますが、
人工芝の場合はどうなのでしょうか。
どのようなお手入れが必要なのかを当記事で解説していきます!
手入れはほぼ不要!
まず、結論から申し上げますと人工芝のお手入れはほぼ不要です。
つまり1度施工したら基本的には「敷きっぱなし」の状態でもキレイな状態を保てます。
お手入れ不要と聞くと驚かれる方も多いです。
それもそうですよね。
天然芝と比べたら、日々必要な手間が全く異なってきます。
なので、ペットのためにドッグランを作りたい方や、
お子さんが産まれてこれからたっぷりとお庭を活用していくご家庭だけでなく、
なかなかお庭を触る体力がなくなってきたご高齢の方が
キレイなお庭を維持するために人工芝へとリフォームされる方も珍しくありません。
耐久性に優れた人工芝なら10年以上使える!
「お手入れ不要でもすぐに傷んでダメになってしまうんじゃないの?」
という質問もよく寄せられます。
確かに自然の植物である天然芝とは違い、人工芝には寿命があります。
人工芝の上でたくさん遊ぶうちに芝葉がすり減ってしまったり、
紫外線によるダメージで芝葉が千切れてしまったりします。
ホームセンターなどでよく売られている安価な人工芝だと、
2~3年で傷んで交換せざるを得なくなる場合もあります。
交換となると、また施工する手間が掛かってしまうので簡単なことではありません。
廃棄するのも剥がして裁断して、燃えるゴミ袋に入れて
収集日に出すとなるとかなりの労力が必要です。
剥がして裁断しての作業だけで大変なのに、それが
20平米や30平米もの人工芝の廃棄となると、
人によっては数日がかりの作業となってしまいます。
「そんなにすぐに傷んでしまうならやっぱり天然芝の方がいいのでは?」
と思われるかもしれませんが、天然芝も適切なお手入れができなければ
枯れてダメになってしまいます。
また、余り知られていませんが天然芝をキレイに保つには環境も重要です。
いくら日々のお手入れを頑張っていても、
住宅が密接して建っているようなところだと、
日照不足で芝が生育できず、育たないこともよくあります。
手間暇掛けて育てても、なかなか努力が報われないのが
天然芝の難しいところです。
なので、天然芝だから長く持つというわけではないことも分かります。
もちろん人工芝でも長期間キレイに保てる高品質のものもあります。
長く丈夫に人工芝を愛用するには、耐久性に優れたものを選ぶのがおすすめです。
例えば当社の場合ですと、全ての人工芝に10年保証がついています。
つまり、言い換えれば
10年以上は品質を維持した状態で保てる人工芝ということになります。
どのような人工芝が耐久性に優れているのかは、
後程詳しく解説するので是非参考にしてみてくださいね。
人工芝はどんなお手入れが必要?
基本的にはお手入れが不要の人工芝ですが、
使っていくうちに汚れてしまうなどのトラブルも起きるかと思います。
そんな時の対処方法をご紹介していきます。
芝葉が寝たらブラシで起こす
人工芝を使っていくうちに、たくさん踏み込まれたことで
芝葉が寝てしまうことがあります。
芝葉が寝てしまうと、人工芝ならではのふかふかの感触が損なわれてしまいます。
人工芝の芝葉が寝てしまったら、芝葉をブラシで起こしてあげましょう。
芝葉の根元から少しずつ優しく起こしてあげると、またすぐに
ふかふかの感触に戻ってくれます。
芝葉を上手に起こすコツは、デッキブラシで葉先が
倒れている方向から持ち上げるように起こしてあげると
キレイに起きてくれますよ。
しかし、あくまでその場しのぎの対策となり、
ブラシでこすって立たせてもまたすぐに潰れて寝てしまいます。
こうならないために、最初にしっかりとした人工芝を選ぶことで、
この作業の手間は必要なくなります。
こちらの動画もご参照ください。
ゴミは小まめに取り除く
人工芝の上には、どうしても葉っぱやホコリなどの
ゴミがどこかから飛んできて落ちてしまいます。
ゴミが落ちていることに気付いたらすぐに取り除いてあげるのがおすすめです。
人工芝には排水穴と呼ばれる雨水などが抜けていく穴が通常開けられていますが、
小まめにゴミを取り除かないとそこの穴にゴミが詰まって塞がってしまうことがあります。
穴が塞がると当然うまく排水ができなくなります。
排水ができなければ、人工芝の上に雨水が溜まってしまい、
カビが生えたり虫が湧いてしまう要因となるので気をつけなければいけません。
また、枯れ葉が落ちている場合も腐る前に取り除くことが大切です。
葉っぱが腐ると排水穴を塞いでしまうことも心配ですが、
枯れ葉が芝葉の中に入リ込むと、人工芝全体が黒ずんで見えて美観を損ねてしまいます。
ジュースなどがこぼれたら水で洗い流す
人工芝にジュースがこぼれたら
ホースでサッと洗い流せばすぐにキレイに戻ります。
それでもなかなか落ちなかったり、ベタベタが残っている時は
中性洗剤を使って優しく洗ってあげると洗浄力が上がります。
ペットを人工芝で遊ばせている場合、
人工芝の上でペットがトイレをすることもあるでしょう。
そうした場合も基本はホースで洗い流せばOKですが、
長く使っていくと臭いがしみつくことがあります。
臭いが気になる時は、重曹を水で溶かして散布したり、
ハッカ油を薄めて散布すると臭いが軽減されるので試してみてください。
また、抗菌防臭加工がされている人工芝を選ぶのもおすすめです。
当社の人工芝は通常のものでも「銀イオン(Ag+)」を芝葉に練り込んで製造しています。
更に、当社のペット向け人工芝『ペットターフ』は標準商品よりも
「銀イオン(Ag+)」を約10倍練り込んでいるので、臭いもつきにくく、
雑菌の繁殖を防ぐ効果もあるので、清潔な環境でペットを遊ばせてあげられると評判です。
また動画もご参照ください。
【プロが語る】トップブリーダーからもオススメのペット専用人工芝
人工芝を長持ちさせるコツは?
せっかく敷いた人工芝なら、少しでも長持ちさせたいですよね。
そこで人工芝を長持ちさせるコツをご紹介していきます。
重いものを置きっぱなしにしない
人工芝の上に重たいものを長期間置いておくと、
芝葉が倒れてしまって直らなくなってしまうことがあります。
通常なら芝葉が寝たら起こせば直るのですが、長期にわたって
植木鉢やベンチなどが置かれていると、芝葉が倒れた形のまま形状記憶されてしまいます。
人工芝の上に冬用タイヤを置かれる方も多いですが、
こちらも芝葉が寝てしまう原因となるので避けるようにしましょう。
芝葉が倒れてしまうと見た目も悪くなってしまうので、
重たいものを人工芝の上に置く場合は置きっぱなしにはせず、
定期的に置く位置を変えると跡がつきにくくなります。
水はけのよさにこだわる
人工芝は水はけの良さが重要です。
地面の上に設置する場合、しっかりと排水穴が開けられていれば
通常は問題なく排水ができるはずです。
しかし、ゴミなどで排水穴が埋まってしまうと排水が悪くなり
人工芝がカビてしまう恐れが出てきます。
排水が良ければ、雨が降った後でも少し経てば
お庭で遊べるようになるので、是非こだわっておきたいポイントです。
詳しくは人工芝は水はけが悪い?の記事もご参照ください。
また当社が開発したドリネージュProは排水性が非常に優れた人工芝となっております。
排水穴で排水を行うという人工芝の常識を覆す
人工芝の面全体で排水を行うという技術に成功しております。
従来品と比べてもぐんと排水がよくなっているので、
排水性にこだわり方におすすめです!
長持ちする人工芝を選ぶポイントは?
人工芝を選ぶ際に押さえておきたい長持ちする
人工芝を選ぶコツをまとめていきます。
紫外線に強いものを選ぶ
人工芝が劣化する要因は紫外線によるダメージが大きいです。
UV加工されていない人工芝の場合、紫外線によって芝葉が千切れてしまう他に、色が退色してしまい、キレイなグリーンでなくなったら、まだらな色になってしまうことがあるので、紫外線に強いUV加工されている人工芝を選びましょう。
排水性に優れたものを選ぶ
- 排水穴の数が充分か
- きちんと排水できるぐらい充分な穴の大きさか
などを確認するようにしてください。
できたら購入前にサンプルなどを活用して実際の人工芝を手に取ってみると安心できます。
直接排水穴の状態を確認して、
充分な排水ができる人工芝を選びましょう。
当社には、『ドリネージュプロ』という排水穴がなくても
人工芝全体で排水ができる画期的な人工芝が登場しています。
排水力も大幅にアップしているので、排水性にこだわりたい方は
是非ドリネージュプロのページもチェックしてみてくださいね!
芝葉の密度が充分にあるものを選ぶ
芝密度がしっかりとあるものを選ぶと、
ふかふかの感触を楽しめるだけでなく芝葉が寝てしまうのを防ぐことが期待できます。
長期間、人工芝ならではのふかふかな状態を保つためには、
1m²あたり20,000本以上の密度がある人工芝を選ぶことがポイントです。
1m²あたり20,000本以下だと、人工芝がへたりやすくなってしまいます。
当社の人工芝『エクスターフ』は24,150本/m²を実現していますよ!
保証がしっかりついているものを選ぶ
せっかく買った人工芝が予想より早くダメになってしまったら悲しいですよね。
「まだ施工したばかりなのに!」と怒りをぶつけたいところですが、
保証がついていない人工芝だと泣き寝入りではありませんが、どうすることもできず、
そのまま諦めてしまうか、まだ買ったばかりでももう1度新しい人工芝を施工し直すか
ということになります。
そんな事態にならないよう、人工芝を購入する場合は保証がしっかりとついているものを選びましょう。
保証期間内に人工芝が傷んでしまった場合、修繕してもらえたり、
場合によっては新しいものへと交換してもらえるので安心して人工芝を使えます。
当社はお客様に安心して頂くために、全ての人工芝に10年保証をつけていると、
記事冒頭でもお話ししました。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
人工芝は自分でも施工ができる!
「人工芝を導入するのは大掛かりで大変そう」というお声も頂戴しますが、
簡単なポイントさえ押さえれば人工芝はDIYで自分でも施工が可能になっています。
- 設計図(人工芝割付図)を作る(当社で人工芝購入の場合は無料で作成!)
- 施工場所の整地作業
- 防草シートを敷く(ドリネージュプロは防草シート不要!)
- 人工芝を仮敷きして、施工場所に合わせ人工芝をカットする
- 人工芝の継ぎ目の処理をする
- 人工芝をピンで固定する
といった簡単なステップで、人工芝はDIYでも設置ができます。
キレイに人工芝を施工するには整地作業や防草シートを
しっかりと敷く必要がありますが、プロの手ではなくご自身でも行って頂けます。
実際にDIYで施工している動画もありますので、そちらをご覧ください。
【DIY人工芝】ナレーション付き!リアル人工芝施工マニュアル(簡単わかりやすい!)
長く快適に使える人工芝を選ぼう!
人工芝は基本的にはお手入れ不要で、忙しい方やご高齢の方でも
安心して使えるものだということがお分かり頂けたのではないかと思います。
大きなお手入れやメンテナンスが不要で「敷きっぱなし」の状態でも、
美しい景観を保てるのが人工芝の魅力ですよね。
せっかくの人工芝なので、長期間使える品質保証がついたものを選んでみてくださいね。
当社は無料サンプルもご請求頂けますので、
是非直接ふかふかな人工芝をお手に取ってご確認頂けたら幸いです!