庭に使う人工芝のデメリット
ここ数年で発売されている人工芝はひと昔前の人工芝とは違い、改良がされてお
り、性能も見た目もよいものが多いです。
しかし、人気の人工芝にももちろんデメリットはあります。
ここでは庭に使う人工芝のデメリットについてまとめてみましょう。
1、人工芝のデメリット
2、デメリットを理解した上で人工芝を選ぼう
3、まとめ
1、人工芝のデメリット
人工芝の主なデメリットはこちらです。
・コストが高い
・表面温度が高くなりすぎる
・季節感があまりない
・コンクリートに比べると掃除しにくい
それぞれまとめてみますね。
・コストが高い
人工芝は天然芝に比べて導入時のコストが高くなる傾向があります。
また、1回人工芝を敷いたら終わり!ではなく、家と同じように寿命があり、
そのたびに交換、メンテナンスが必要となるでしょう。
人工芝を導入する際には専用の資材が必要であり、
人工芝自体の費用と、専用の資材(防虫シート、防草シートなどの下準備のため
の資材)の費用も必要です。
人工芝は天然芝とは違い、整備を行わないので管理自体は非常に簡単ですが、
導入時にかかる費用はどうしても天然芝よりも高くなってしまうので、その点は
しっかりと頭に入れておきたいですね
・表面温度が高くなりすぎる
人工芝は天然芝に比べて表面温度が高くなりやすいです。
日中の表面温度は夏の砂浜ほどの温度になることもあるでしょう。
そんな時は、ホースで水を軽くサッとまくだけで簡単に温度が下がります。
真夏の日中にお子さんなどが裸足で遊んだりするときはそうしてあげてください。
また人工芝の上で花火やバーベキューなど火を使ってはいけません。
火によって人工芝が破損してしまったり、燃えてしまったりすることもありま
す。
・季節感があまりない
人工芝は天然芝と違い、芝の色が変わることはありません。
そのため、どうしても季節感がなく見えてしまうことも…
天然芝であれば冬場は枯れて色が変わるものの、人工芝はいつでも緑です。
ただ最近では、わざと色ムラ出して、リアル感を高めた人工芝も増えていますよ。
・コンクリートに比べると掃除しにくい
庭やベランダがコンクリートの場合、掃除はラクチンです。
しかし人工芝は、コンクリートに比べるとすこし掃除は面倒で、定期的に掃き掃除をしなければなりません。
ただ天然芝に比べると、草むしりなどもしなくいてよいでしょう。
2、デメリットを理解した上で人工芝を選ぼう
人工芝、天然芝はどちらもメリットがあり、デメリットもあります。
デメリットをしっかりと把握した上で、人工芝選びを行うことで、失敗しない人
工芝を選ぶことができるでしょう。
以前の人工芝に比べると、最近の製品は性能もよく、見た目も本物のように見え
るので、手間がかからない人工芝を選ぶ人は増えていますよ。
価格は天然芝に比べると高いですが、耐久性のある製品であれば、コストパフォ
ーマンス的には申し分ありません。
人工芝選びをする際には、よいところばかりに目が行きがちですが、デメリッ
トもしっかりと理解した上で人工芝選びをしたいですね。
3、まとめ
人工芝と天然芝はどちらも一長一短です。
人工芝に良いところもあれば、天然芝の良さもありますし、逆に天然芝のデメ
リットもあれば、人工芝の短所となる点もあるでしょう。
どんな製品でもそうですが、完璧な商品はなかなかありません。
デメリットを補えるかどうか?デメリットよりもメリットの方が上回っている
かどうか?を考慮しながら芝選びをするとよいでしょう。