防草シート一体型人工芝のデメリットとは?便利な一方で注意点も!
一般的に人工芝を敷くときは、まず防草シートを敷く必要があります。せっかく綺麗に人工芝を敷いても、隙間や排水穴から雑草が生えてくるのを防ぐためです。ところが、この防草シートを敷く作業が面倒で難しいと考える人も多いでしょう。実際プロの業者でも、整地作業や防草シートを敷く作業は念入りに行うほどです。
そこで注目されているのが、防草シート一体型の人工芝です。今回は、防草シート一体型の人工芝についてご説明していきます。便利な一方でデメリットがあることも覚えておきましょう。
防草シート一体型人工芝って?
防草シート一体型の人工芝とは、その名の通り人工芝と防草シートとが一体となっている人工芝のことです。防草シート付き人工芝とも呼ばれます。人工芝の裏面に防草シートがくっついている状態で販売されているので、整地した下地の上に直接敷くことができ、非常に便利です。
また、人工芝と防草シートを別に購入するよりも安価に手に入る物もあります。ホームセンターや各種メーカーからも販売されているので、手軽で節約にもなることから検討する人も増えている人工芝です。一般的な人工芝と同様、ロールタイプとジョイントタイプとの2種類から選ぶことができます。
防草シート一体型人工芝のデメリットとは?
手間が省けて節約できるというメリットはありますが、それだけで購入を決めてしまうのは失敗する原因にもなります。購入する前にデメリットについてもしっかり確認しておくようにしましょう。
防草シート一体型人工芝のデメリットは以下の3つです。
- 防草効果が薄い可能性がある
- 重みがあって扱いにくい
- カットして使いづらい
それぞれのデメリットについてご説明していきます。
デメリット1:防草効果が薄い可能性がある
防草シート一体型人工芝のデメリットで一番厄介なものが、防草効果が薄いという点です。防草シートを単独で選ぶ場合、遮光性と耐久性に注目します。遮光性が低いと下地まで日光が届いて、防草シートの下で雑草が育ってしまう可能性があるからです。また、葉先の尖った雑草が生えやすい庭に敷く場合、密度の高い防草シートを選ばないと簡単に突き破られてしまいます。このように、防草シート選びには、遮光性と耐久性が重要なのです。
一方、防草シート一体型人工芝の場合、手軽に施工はできるのですが遮光性や耐久性が単独商品と比べると劣ることが多いです。また、防草シートを単独で敷く場合は、固定ピンの上からテープを貼ることでピン穴を防ぐことができます。一体型人工芝の場合、テープで防ぐことができないので、ピン穴から雑草が生えてくる可能性もあります。
デメリット2:重みがあり扱いにくい
防草シート一体型人工芝は、一般的な人工芝より重みがあることが多いです。特にロールタイプの一般的な人工芝は、10mもしくは20mというような長さの人工芝をロール状に巻いたものなので非常に重みがあります。大人一人で運ぶのも難しいものもあります。それに加えて、防草シートが一体化している分、更に重みが増します。防草シートを敷かなくてもいいメリットはありますが、重みがあって扱いにくい点はデメリットと言えます。
デメリット3:カットして使いづらい
お庭にロールタイプの人工芝を敷く場合、障害物などを避けたり、お庭の庭に合わせたり、要所要所でカットして使います。その際、人工芝の裏面の縫い目を確認して、縫い目に沿ってカットする場合も多いです。ところが、裏面に防草シートが付いているので、商品によっては縫い目が見えにくくなり、思い通りの形にカットするのが難しくなります。裏の縫い目が確認できない場合は、前もって印をつけておく必要があり、手間が増えてしまうこともあります。
防草シート一体型人工芝のデメリットへの対処法
ここからは、防草シート一体型人工芝のデメリットである「防草効果が薄い」という点の対処法について、いくつかご紹介しましょう。
対処法1:防草シートのフチ付きの人工芝を選ぶ
防草シート一体型人工芝の懸念点の1つに、つなぎ目部分に隙間ができるので雑草が生えやすいことが挙げられます。その懸念点を払拭すべく、人工芝のフチに10cmほどの防草シートがついた人工芝も販売されています。人工芝のフチに防草シートが付いているので、ジョイント部分に隙間があってもフチの防草シートがカバーしてくれます。施工の手軽さはそのままに、隙間から生えてくる雑草対策ができるので、フチ付きの防草シート一体型人工芝を検討するのも1つの手でしょう。
対処法2:つなぎ目部分に防草シートを貼る
人工芝の隙間の雑草対策として、つなぎ目部分に防草シートを貼る方法もあります。つなぎ目部分にだけ防草シートを貼るので、全面に防草シートを敷く手間に比べると比較的楽な方法です。対処法1と同様に、つなぎ目部分から生えてくる雑草対策になるので、防草シート一体型人工芝のデメリットを緩和できます。
対処法3:除草剤を使う
人工芝の上から除草剤を使う方法もあります。水はけがしっかりできている人工芝の場合、上から液体の除草剤を散布しても問題ないと言われています。とはいえ、除草剤の散布時は農薬マスクや手袋が必須だったり、散布直後は立ち入り禁止にする必要があったりと、人体への危険もあります。ペットや小さなお子さんがいるご家庭では、安心して使うことができません。
除草剤の使用は、人工芝の上で遊ぶなどの目的ではなく、あくまでも雑草対策としてのみ人工芝を取り入れるという場合に留めた方がいいでしょう。
手間も少なく防草効果も高い人工芝ならコレ
防草シート一体型人工芝の導入を検討されている人にとっては、「防草シートを敷くのも面倒だけど、雑草が生えてくるのも嫌!」というのが本心ですよね。手間が少なく防草効果が高い人工芝があればいいのにと思われた人も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、フィールドマジックの人工芝「ドリネージュProシリーズ」です。
ドリネージュProシリーズの人工芝って?
ドリネージュProシリーズの人工芝は、独自の排水技術を取り入れた人工芝です。一般的な人工芝は排水穴から排水するため、裏面を見ると小さな穴が開いているのが確認できるでしょう。一方で、ドリネージュProシリーズの人工芝は面で排水するので排水穴がありません。面全体を水分が通り抜けていくイメージです。
従来品でも排水性の高い人工芝を取り扱っていますが、ドリネージュProは従来品の約20倍もの排水力があります。排水穴がないので、穴から雑草が生えてくる心配もなく、防草シートも必要ありません。
ドリネージュProシリーズの詳細については、こちらからご覧いただけます。
ドリネージュProシリーズの人工芝の種類
ドリネージュProシリーズの人工芝は3つの専用芝からお選びいただけます。
- 家庭用人工芝エクスターフPro
- ペット用人工芝ペットターフPro
- スポーツ用人工芝グランターフPro
いずれの人工芝も自然な見た目と芝密度の高さが自慢です。クッション性に優れているので、転んでもケガの心配はありません。人工芝を敷く目的や用途に合わせてお選びいただけます。
安心の保証が充実
人工芝には寿命があります。人工芝の寿命は平均5年と言われていますが、しっかり選ばないと1年や2年で使い物にならなくなってしまう人工芝もあります。大きな買い物なので、わずか数年で張り替えとなっては、残念な気持ちでいっぱいになりますよね。
そんなときは、保証が充実しているかをひとつの指標にしてみましょう。7年以上の品質保証が付いている人工芝は、ある程度高い品質のある人工芝です。
フィールドマジックの人工芝は、業界唯一10年間の品質保証をお付けしています。もちろんドリネージュProシリーズも10年はへたらない、張り替え不要の人工芝として自信を持って提供していますよ。
フィールドマジックの安心保証については、以下の動画でも詳しく解説しています。
防草シート一体型人工芝は手軽だけどデメリットが多いのも事実!
防草シート一体型人工芝はDIYでも手軽に設置できるので、検討している人は多いでしょう。ただし、デメリットもあることを念頭に置いて選択するようにしてください。
手間はかけたくないけれど、雑草対策はしっかりしたいという人には、フィールドマジックのドリネージュProシリーズがピッタリです!
フィールドマジックでは、無料サンプル請求が行えます。実際に手に取って、人工芝を設置したときのイメージを膨らませてみてください。人工芝に関するお悩みやご相談はお気軽にお問い合わせください。