ダイソーの人工芝はどう?プロの目で徹底解説
ダイソーはたくさんの商品が並んでいてとても便利ですよね。
そんなダイソーの商品に人工芝もあることをご存知ですか?
今回は、ダイソーで売られている人工芝はどんなものなのか、
内容や品質などを解説していきます!
ダイソーの人工芝って?
ダイソーの人工芝はどのような種類があるのでしょうか。
ダイソーの人工芝について見ていきましょう。
ダイソーの人工芝の種類は?
ダイソーの人工芝は、
- ポリエチレン製のジョイント人工芝
- マットタイプの人工芝
の2種類があります。
ジョイント人工芝はプールサイドによく置かれているようなゴワゴワとした
感触の水切り用のスノコのような人工芝のイメージを浮かべて頂けたらと思います。
オス型とメス型ジョイントを重ね、上から押し込んで結合させて
組み立てる仕組みになっていて、敷きたい場所に必要な枚数を買って
組み合わせて使っていく形となります。
もう一方のタイプの人工芝は芝葉がフサフサしていて、いわゆる
『リアル人工芝』のようなタイプの商品です。
ただ、こちらの人工芝はジョイント式のように組み合わせることができず、
並べて置いていくだけのマットタイプとなっています。
ダイソーの人工芝の大きさや芝高は?
ダイソーの人工芝の大きさは、
サイズ | 芝高 | |
ジョイントタイプ | 30cm×30cm | 20mm |
マットタイプ | 30cm×30cm | 20mm |
マットタイプ | 30cm×30cm | 25mm |
マットタイプ | 50cm×50cm | 20mm |
と、大きさも芝高も種類があります。
基本的には1枚100円で販売されていますが、50cm×50cmのタイプだけ1枚300円の商品となっています。
ダイソーの人工芝の素材は?
人工芝によく使われる素材は
- ナイロン(ポリアミド)
- ポリプロピレン
- ポリエチレン
などが挙げられます。
ナイロン製は安価ですが、刺激に弱く耐久性が低いというデメリットが挙げられます。
『リアル人工芝』を謳っている会社はポリプロピレンを使っているところが多いのではないでしょうか。
ポリプロピレンは耐久性に優れていますが値が張るというデメリットがあります。
ダイソーの人工芝は、
ジョイントタイプ | ポリエチレン |
マットタイプ | ポリプロピレン、ポリエチレン、ラテックス |
の素材で作られています。
ダイソーの人工芝の素材となっているポリエチレンは、ナイロンとポリプロピレンの中間に位置しており、そこそこ安価で耐久性もまぁまぁ期待ができるといったバランスを図ったラインと言えるでしょう。
ちなみに、当社の人工芝はPE(ポリエチレンモノフィラメント)という素材で作られています。
PEとPPの違いは、
PP(ポリプロピレン) | PE(ポリエチレンモノフィラメント) |
紫外線に弱い | 紫外線に強い |
堅い手触り | 柔らかい手触り |
劣化しやすい | 耐久性が高い |
踏むと刺さるような触感 | 摩擦に強くへたりにくい |
融解温度が低い | 融解温度が高い |
などが挙げられます。
つまり、より耐久性にこだわった素材を使っているということが分かります。
ダイソーの人工芝の品質は?
では、ダイソーの人工芝の品質はどうなのでしょうか。
実際に手に取ってみて感じたことをまとめていきます。
芝葉の色は3色
ダイソーの人工芝は、ジョイントタイプとマットタイプのものがあり、
『ジョイント人工芝』『人工芝』という名前で販売されています。
『ジョイント人工芝』は単色の緑ですが、天然芝のような見た目の『人工芝』は、
ストレートの芝葉が2色、カールした枯れ芝のような色の芝葉が1色の3色構造となっています。
透水穴がある
『ジョイント人工芝』は下が透けているぐらいの構造なので、透水穴はそもそも不要です。
『人工芝』は、表側は芝葉が詰まっているように見えますが、
裏側を見てみると、30cm×30cmの人工芝で6つ透水穴が開けられています。
光に当てると白っぽく見える
室内で見るとナチュラルなグリーンに見えますが、太陽光の下で見ると
白光りして人工的な見た目になるのが気になります。
これはダイソーの人工芝に限られたことではなく、どうしても
お手頃な価格の人工芝だと、プラスチッキーで白く見えてしまうのです。
手触りはパサパサとしている
『ジョイント人工芝』は見た目の通りなので、詳しくお話しするまでもないので、
『人工芝』について見ていきましょう。
素材がポリプロピレンだからか、パサパサとした手触りに感じます。裸足で踏んでチクチクとするほどではありませんが、小さなお子様が頬ずりするように使ったら痛いと感じてしまうかもしれません。
ダイソーの人工芝はどう使う?
この項目ではダイソーの人工芝をどう使えばいいのかを考えていきたいと思います。
通常ならお庭一面に敷いたりする人工芝ですが、『ジョイント人工芝』はお庭に敷くことを想定して作られていない素材ですし、『人工芝』はマットタイプなので、お庭に施工するとなるととんでもない量のU字釘が必要となり、現実的ではないので、お庭に施工する以外の使い方をご提案していきます。
ポイント使いをする
限られた場所でのポイント使いとして活用するのはアリです。
上に何か家具を乗せれば、マットタイプでも風で吹き飛ばされることはないでしょう。
他にも室内でインテリアをより美しく見せるために下に敷いてみるなどの使い方もあります。
玄関などでペット用の水切りなど
水切り用としては『ジョイント人工芝』が活躍するでしょう。
『人工芝』の方は水切りとしての目的では余り向いていないと思うので、
水切り目的なら『ジョイント人工芝』の方を選んでみてください。
ベランダなどの景観用
『人工芝』をベランダに施工することも可能だとは思います。
ただ、マットタイプだと固定ができないので、人工芝用の両面テープなどを
活用して固定していくこととなります。
両面テープは使い過ぎると、排水の邪魔になる場合があるので、
水の流れを意識して固定していく必要があります。
そもそも100均の人工芝ってどう?
そもそも100均で売られている人工芝ってどうなのだろう?
と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人工芝専門店で販売されているようなものもあれば、ホームセンターでも購入ができます。
そんな中で100均で揃えることを考えた時、どんな点が気になるのかをまとめていきたいと思います。
値段相応の品質
人工芝を長く持たせるには、芝密度を上げるなど強化策を図る必要があります。
ですが、当然ですが芝密度を上げたら原価も上がることとなりますよね。
100均の商品は、100円で販売することを大前提として開発されているものとなるので、
100円で販売できる量しか芝密度を増やせないということになります。
あくまで「100円で購入できる人工芝」
というスタンスでお買い求め頂くものとなるのではないかと思います。
広範囲の使用には向かない
マットタイプという形状なので、広範囲に施工するのは向かないでしょう。
あくまでポイント使いとして使うことを想定されているのではないかと思います。
長期の使用は見込めない
100円で販売することを前提として作られたものなので仕方ないとは思うのですが、
持ってみるとかなり厚さが薄いです。
人工芝は、充填剤を用いてクッション性を保つのがよくある方法ですが、(当社の場合はカールした茶色のパイルを織り込んで芝葉を立たせることでクッション性を持たせているので充填剤は不使用!)ダイソーの人工芝は、充填剤はなくいきなり芝葉があるといった感じなので、最初からフカフカといった感触はありません。
使っていくと、更に固くなることが想定されるので、
フカフカの感触を求めての使用なら長期の使用は見込めないでしょう。
機能性に不安アリ
人工芝専門店の人工芝は、防炎、静電気防止、防臭、抗菌、テカリ防止などの機能があるものが多いです。
こういった機能を加えることで、紫外線などのダメージから人工芝を守り、
少しでも長く活用できるよう工夫がされています。
しかし、ダイソーの人工芝はこういった機能は付けられていないので、
紫外線を長期にわたって浴びると芝葉がちぎれやすくなるなどのダメージを受けやすくなってしまいます。
応急策的に使うのがおすすめ
ダイソーの人工芝を使いたい場合は、「ここを裸足で歩けたら便利」など、
応急策的に使うといいのではないでしょうか。
数枚並べたらピクニックのように楽しむこともできますよね。
お庭全体に施工とかではなく、ポイント使いをして、
「ここに少し人工芝があると便利」という箇所に置いてみるという使い方はアリだと思います。
お庭などに施工するなら断然人工芝専門店の人工芝!
お庭全体を人工芝にしたい!と思われる場合は、やはり人工芝専門店の人工芝を使うのが安心です。
この項目では、人工芝専門店の人工芝を使うとなぜ安心なのかをお話ししていきます。
ジョイント式のものを庭全体に敷くのが手間だから
ダイソーの人工芝は、ジョイントタイプ、もしくは繋げることのできないマットタイプになっています。
ジョイントタイプのものをお庭の面積分繋ぎ合わせていくのも大変ですし、繋ぐことのできない、ただ置くだけのマット式だと、風で飛ばされないように1つずつ固定をする必要があります。
お庭の面積分、マットタイプのものを敷き詰めて、全てをピンで固定していくことを考えたら、お庭に敷き詰めていくのは現実的ではないと言わざるを得ません。
長く使うなら芝密度が高いものを選ぶ
長く人工芝を使っていきたいなら、人工芝のクッション性が損なわれないように
芝密度の高い人工芝を選ぶのがおすすめです。
芝密度がしっかりしていれば、上から踏まれて圧力が加わっても、
芝葉同士で支え合って起き上がることができます。
人工芝は、ふかふかの感触の方が心地いいので芝密度にこだわって選んでいきたいところです。
耐UV加工など機能性に優れたものの方が長く使える
先ほどもお話ししたように、防炎、静電気防止、防臭、抗菌、テカリ防止などの機能が備わっている人工芝の方が何も機能がついていない人工芝と比べると傷みにくくなっています。
特に紫外線は人工芝にダメージを与えるので、耐UV加工はあると安心ですね。
フィールドマジックの人工芝のおすすめのポイント
当社の人工芝は、長くお客様にお使い頂けるよう様々な工夫がされています。
当社の人工芝のおすすめポイントをご紹介していきます。
圧倒的な芝密度
人工芝は芝密度が重要だとお話ししましたよね。
ふかふかの感触を維持するためには、最低でも芝密度20,000本以上は欲しいところです。
ホームセンターなど、よくある人工芝の芝密度は15,000~17,000/㎡と言われていますが、
ダイソーの人工芝はそこまでの密度はないでしょう。
20,000本を切るようだと、すぐに芝葉が寝てしまうことが懸念されます。
ちなみに、エクスターフは30mmの長さと柔らかな手触りが特徴で、1㎡あたり24,150本数の芝葉で構成されているので、かなりの高密度となっていて、へたりにくくなっています。
10年間保証
当社の人工芝は、10年保証となっています。
その期間に芝葉が破れたり、ちぎれた場合、保証を行っているので安心してお使い頂けます。
詳しくは10年保証とはのページもご覧ください。
30日間返金
当社は10年保証の他に、人工芝をお買い上げ頂いた後、どのような理由でも
気に入らなければ30日間なら全額返金を行っております。
- 施工してみたけどイメージと違った
- 自分で施工しようと思ったけれどやっぱり無理だった
などの理由でもOKです。
回収できる状態に戻して頂けることが条件です。
10年保証を行っている業者はあっても、30日間全額保証を行っているのは当社だけです。
人工芝を敷いて快適なお庭生活を送ろう!
ダイソーの人工芝はポイント使いなどで活用することは可能ですが、
お庭一面に施工となるとやはり難しいのではないかと思います。
お庭一面への施工をお考えの場合、人工芝専門店の人工芝を選んだ方が
長く快適に使うことができるでしょう。
当社は無料でサンプル請求も承っているので、是非お気軽にお問合せください。