コメリの人工芝はどう?プロの目で徹底解説
ホームセンターでも人工芝が購入できるのはご存知ですか?
オリジナルの人工芝を作っているホームセンターも多く、特徴や品質などもそれぞれ異なります。
そこで今回はホームセンターの人工芝の中でもコメリの人工芝に着目して、コメリの人工芝は人工芝専門店の人工芝と比べてどうなのかをプロの目で解説をしていきます。
コメリの人工芝の特徴は?
コメリの人工芝は防炎加工されているものなど、機能性にもこだわっていることが窺えます。
他にはどのような特徴があるのでしょうか。
気になるコメリの人工芝の内容をじっくり見ていきましょう。
リアル人工芝と防炎リアル人工芝がある
コメリの人工芝は、
- リアル人工芝 (芝丈2cm)(芝丈3.5cm)
- 防炎リアル人工芝(芝丈2cm)(芝丈4cm)
の2種類、芝葉の長さも加味すれば4種類の人工芝が用意されています。
芝葉の色合いは
- 直毛パイル(エメラルド、ライム)
- 根元パイル(ライトグリーン、ライトイエロー)
と、こちらも4色が使われています。
縮れた芝葉が混ざっていることで、天然芝のようなリアルさが表現されています。
FIFA公認工場製造されている
人工芝について調べていると、『FIFA認定工場製造』みたいに書かれている人工芝がありますよね。コメリの人工芝も当社の人工芝もこちらに該当するので、どういったものなのかをお話しします。
FIFAは言わずと知れた国際サッカー連盟のことです。
FIFAはフィールドで使用する人工芝に、品質や安全面、パフォーマンスでの高い要件を設けているので、そんなFIFAに認められた人工芝なら耐久性にも優れているであろうということが窺えます。
ただ、ここで注意をしたいのが、FIFAが認定するのは人工芝そのものではなく、
「この工場には高品質な人工芝を生産できる技術がある」という工場に対しての評価ということです。
そのため、FIFA認定工場で作られた全ての人工芝が
高品質というわけではないというところは知っておきたいポイントです。
有害重金属を含まない製品
人工芝に発がん性があるという話を聞いたことがありますか?
詳しくは人工芝に発がん性物質が含まれるって本当?安全かを検証!の記事でも紹介していますが、全ての人工芝に発がん性があるわけではなく、発がん性が懸念されるのは、鉛やベンゼン、カーボンブラックといった化学物質です。
コメリの人工芝はこういった有害重金属と呼ばれるものを使わず人工芝を作っているということもセールスポイントとなっています。
当社の人工芝は、有害重金属だけでなく、充填剤を使用せずにカールした茶色のパイルを織り込むことで緑の芝葉を立たせてクッション性を持たせているので、ラテックスアレルギーの方でも安心してお使い頂けます。
防草シート一体型の作り
コメリの人工芝の特徴は、防草シート一体型の作りも挙げられます。
通常は、
- 整地作業
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
と、大まかに3つの手順で進めていくことになりますが、コメリの人工芝は防草シートと人工芝が一体化されたものになっているので、手順が2ステップで済むという手軽さも特徴です。
水はけを良くする透水穴が開けられている
人工芝を衛生的に使うためには、排水の良さがポイントとなってきます。
雨が降った後などに、いつまでも人工芝の表面がぐしゃぐしゃに濡れているままだと、
雑菌が湧いて悪臭が出たり、カビが発生する恐れが出てきてしまいます。
そうならないように、コメリの人工芝には透水穴が開けられていて、
そこからスムーズに排水が行えるよう工夫されています。
コメリの人工芝を選ぶメリットは?
では、コメリの人工芝にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
考えられるメリットを挙げていきます。
比較的安価
コメリの人工芝の価格設定は下記のようになっています。
現在ネットでは防炎リアル人工芝の芝丈4cmは販売休止になっていました。
1×2m | 1×10m | |
リアル人工芝(芝丈2cm) | 3,980円(税込) | 17,800円(税込) |
リアル人工芝(芝丈3.5cm) | 4,480円(税込) | 19,800円(税込) |
防炎リアル人工芝(芝丈2cm) | 4,980円(税込) | 22,800円(税込) |
防炎リアル人工芝(芝丈4cm) | -円(税込) | -円(税込) |
参考までに、コーナンの人工芝が1×1mあたり2,508円です。
単純計算すれば、1×2mあたり5,000円程度になるので、
それを踏まえたら同じぐらい、もしくはやや安価だと言えるのではないでしょうか。
ホームセンターの人工芝にしては機能性も優れている
コメリの人工芝の機能性は、
- 防炎加工されているタイプのものがあること
- 防草シートと一体型になっている
ことなどが特徴として挙げられます。
芝丈が選べるのも用途によって使い分けができるからいいですよね。
思い立ったらすぐに購入ができる
ホームセンターの場合、いつでも人工芝を購入することができるのもメリットです。
「欲しい」と思ったらお店に行けばすぐに買えるので、即日施工も夢ではありません。
しかし、ホームセンターで人工芝を購入した場合、
施工は自身で行わなければいけないところがネックです。
DIYで人工芝を設置することは可能ですが、初めの整地作業など難しい工程もあるので、
自分で設置する自信がある方に限られてしまうでしょう。
コメリの人工芝の気になるポイント
コメリの人工芝は安価で購入でき、防草シート一体型など人工芝も工夫がされているように思えますが、人工芝専門店で売られている人工芝と比べると気になるポイントも見つかります。
どういった点が気になるのかを挙げていくので見ていきましょう。
芝密度は充分か
人工芝はふかふかの感触があってこそだと思います。
長くふかふかの感触を保たせるには、芝密度が重要です。
そのため、人工芝を選ぶときの基準は、芝密度20,000本以上、
表面の芝葉の数は90万本以上の製品を選ぶようにすることを当社は推奨しております。
コメリの人工芝の具体的な芝密度は分かりませんでしたが、よくある人工芝の芝密度は15,000~17,000/㎡と言われているので、それに近い数値ではないかと思います。
この芝密度では使っていくうちにすぐ芝葉が寝てしまうことが懸念されるので、
数値にはこだわっていきたいところです。
ちなみに、エクスターフは30mmの長さと柔らかな手触りが特徴で、
1㎡あたり24,150本数の芝葉で構成されているので、かなりの高密度となっていて、へたりにくいです。
保証期間が不透明
コメリの人工芝の耐候年数は7~8年と記載されています。
ホームセンターでこの耐候年数はかなりの高ランクでしょう。
ただ注意しておきたいのは、あくまでそのぐらい品質を維持できることが
想定されているだけで、保証期間ではないということです。
7~8年よりも前に使い物にならないような状態になってしまっても、
交換などはしてもらえないでしょう。購入時に店舗に確認するのをおすすめします。
当社の人工芝の保証は10年です。
10年間は人工芝の破れや千切れに耐えられるような造りになっています。
10年経つ前に、人工芝が傷んでしまったら交換も行っています。
防草シート一体型の作り
コメリの人工芝の特徴である防草シート一体型の作りは、施工時には手間が省けて便利なのですが、もしご家族にペットがいらっしゃる場合は気を付けたいところです。
防草シートが一体となっているということは、どうしても人工芝と密着している形となるので、ペットが人工芝の上で排泄をした場合、すぐにしっかりと洗い流さないと排泄物の臭いが防草シートに染み付いて悪臭を招くことも考えられます。
防草シート一体型の場合は、水を流すなどの後処理をしないといけないことを覚えておきましょう。
用途別で選べる
人工芝は目的に合わせて使い分ける必要があります。
例えば庭用なら景観目的の見た目が天然芝に近い『リアル人工芝』と
呼ばれるものを選ぶといいでしょう。コメリの人工芝も『リアル人工芝』と謳われていますよね。
しかし、人工芝は他にも用途があります。
当社の人工芝でいえば、
- スポーツ用の人工芝『グランターフ』
- 園庭用の人工芝『キンダーターフ』
- ペット用の人工芝『ペットターフ』
などがあります。
スポーツ用や園庭用は、たくさんの人が激しく芝葉の上を走り込むことになるので、
見た目にこだわるよりも耐久性にこだわって作られています。
また、ペット用は従来品よりも更に臭い対策にこだわった作りになっています。
このように、目的に合わせて作られた人工芝を選ぶことで、
人工芝を長く使ったり快適に使うことが可能となりますが、
コメリの場合だと『景観用』一択となってしまいます。
園庭用などに使おうとしても、適さない人工芝となるので
万一施工した場合、すぐに芝葉が潰れてペラペラになり、1年程度で使い物にならないぐらい
カチカチになることが予想されます。
水はけにこだわるなら『DrainagePro』 がおすすめ!
人工芝は水はけが命です。
清潔に保つためにも排水性の良さにこだわっていきたいところです。
コメリの人工芝は透水穴が開けられていて、そこから排水できるような仕組みになっていますが、当社の Drainage Proという人工芝は透水穴がない人工芝です。
どのような仕組みの人工芝なのか、これから解説していきます。
防草シート不要の人工芝『DrainagePro』
水はけが悪いと、カビが発生したり、ペットの排泄物がうまく流れていかず
悪臭が発生してしまうことがあります。そのため、どの人工芝も排水性にこだわっているのですが、『DrainagePro』は人工芝の面全体で排水ができるように開発致しました。
こうすることで、透水穴(排水穴)という限られた場所からの排水ではなく、
人工芝全体で排水が行えるので、従来の人工芝と比べて約20倍の排水力を実現しています。
また、防水穴がないということは、その隙間から日光が差し込むことがないので、
雑草が生えてくる心配がないので、防草シートが要りません。
DIYで人工芝を設置する場合、施工も楽になりますし、防草シート代を節約することもできます。
長く愛用したいなら人工芝専門店の人工芝がおすすめ
長く人工芝を快適に使うのであれば、やはりホームセンターの人工芝ではなく、
人工芝専門店のものを選んだ方が安心です。
人工芝専門店なら高品質のものが期待できる
人工芝専門店の人工芝の方が機能性にこだわって作られている場合が多いです。
当社で言えば、抗菌防臭機能、Uシェイプ加工、低反射加工、静電気防止加工などが施されています。
機能性に優れていた方が、快適に使えますし、劣化も防げて長く使うことが可能になります。
30日間全額返金保証
当社は10年保証の他に、人工芝をお買い上げ頂いた後、
どのような理由でも気に入らなければ30日間なら全額返金を行っております。
- 施工してみたけどイメージと違った
- 自分で施工しようと思ったけれどやっぱり無理だった
などの理由でもOKです。
回収できる状態に戻して頂けることが条件です。
10年保証を行っている業者はあっても、30日間全額保証を行っているのは当社だけです。
芝密度が高いからふかふかが長く続く
人工芝を選ぶ際に芝密度だけは妥協をせずにこだわりたいポイントです。
芝密度が20,000本以上ないと、数年で芝葉が潰れて使い物にならなくなってしまうでしょう。
しかし、この芝密度20,000本以上を達成しているホームセンターの人工芝は恐らくありません。
人工芝を敷いて快適なお庭生活を送ろう!
人工芝がお庭にあると、お庭の管理も楽になり、お庭時間を過ごすのが楽しくなります。
特に小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭は、人工芝を施工したことで、
お家時間が楽しくなったと喜んで頂いています。
当社は無料でサンプル請求も承っているので、是非お気軽にお問合せください。