人工芝と天然芝の違いは?
四季の移り変わりなどが感じられる天然芝。
1度敷けば1年中ふかふかの感触が楽しめる人工芝。
どちらにもそれぞれの魅力がありますよね。
これからお家を建てる方や、もっとお庭を活用していきたいと考えている方は、
天然芝のままでいくか人工芝を導入するかで迷われている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、人工芝と天然芝の違いに着目して見ていきたいと思います。
景観の違い
やはり目につくのは景観の違いです。夏場はどちらも活き活きとした
見た目にになりますが、冬場は天然芝は休眠期に入ります。
休眠期の芝は、枯れて茶色っぽくなるのが特徴です。
枯れてしまうと芝がダメになってしまったのでは?と焦ってしまいますが、
ダメになってしまったわけではありません。
しかし、次の芽生えに向けて草抜きやエアレーション、
肥料を与えるなどのひと手間が必要となります。
一方、人工芝は冬場でも見た目に変化はありません。
本来なら枯れ芝になるはずの時期に、枯れない見た目に
季節感がないと感じる方もいるようです。
耐久性の違い
天然芝に耐久性?と思われるかもしれませんが、陽が当たらない場所や
よく踏まれる場所だと、冬場に枯れ芝になった後、そのままダメになってしまう場合もあります。
環境さえしっかり整っていれば何十年と持ちますが、
天然芝を長生きさせるにはお手入れが必須です。
何もせず、ただ生やしているだけの状態だと天然芝でも枯らせてしまうケースも意外と少なくありません。
人工物である人工芝にももちろん寿命があります。人工芝の寿命はピンキリです。
ホームセンターなどの安価で購入できるような人工芝は3年程でダメになってしまうものもあります。当社のように耐久性にこだわって作られた人工芝であれば10年ほどは安心してお使い頂くことができます。
▼耐久性のある人工芝ってどんなの?特徴をご紹介!
価格の違い
天然芝の場合、人工芝と比べると初期費用は10分の1程度と言われています。
この価格の差は大きいですよね。
定期的な芝刈りや雑草抜きなど、しっかりとメンテナンスをできる
時間や体力のある方は天然芝の管理に挑戦してみるのもいいかもしれません。
天然ならではの感触や香りなどが楽しめるでしょう。
反対に、手間を極力抑えつつ、お庭での活動も楽しみたいという方は
初期費用こそ掛かってしまいますが敷くだけ簡単の人工芝がおすすめですよ。
メンテナンスの違い
人工芝と天然芝の1番の違いはメンテナンスの要・不要でしょう。
天然芝は1度管理して頂くと分かりますが、メンテナンスになかなかの根気が必要です。
毎日数時間草抜きをしていたというお客様も結構いらっしゃいます。
年間を通じて、しっかりとメンテナンスをしていれば美しい芝葉を楽しめますが、
充分なメンテナンスができなければダメになってしまうのが生きている天然ものの難しいところです。
- お子様が小さくお庭の管理まで手が回らない
- 仕事が忙しい
- 高齢になってきて体力がなくなってきた
といったお客様が、当店でも天然芝から人工芝に切り替えを行っています。
人工芝は1度施工すれば基本的にはメンテナンスフリーなので、
多忙でも美しい状態を年中キープすることができます。
▼人工芝のメンテナンスって何をしたらいいの?大掃除のやり方はこちら!
天然芝と人工芝のメリット・デメリットを徹底比較!
天然芝と人工芝の違いを見て頂きましたが、こちらの項目では
それぞれの違いをメリット・デメリットに分けて整理していきます。
それぞれにメリット・デメリットはあるので、
どちらがお庭に向いていそうかじっくり検討してみてくださいね。
天然芝を庭に敷くメリット
まずは天然芝のメリットを見ていきましょう。
季節を感じられる
春から夏にかけて徐々に芝葉が生い茂り、秋から冬にかけてゆっくりと枯れていく。
そんな四季の移り変わりは天然芝ならでは魅力でしょう。
自然ものならではの芝葉の香りも素敵ですよね。
費用が安い
天然芝は初期費用が安価なのも特徴です。
人工芝と比べると10分の1ほどの価格で揃えることもできます。
ただ、あくまで初期費用なのでメンテナンスなどに多少の費用が永続的に発生することになります。
長年持つ
天然芝は管理ができていれば、毎年新しい芝葉が生えてきます。
そのため数十年は持つと考えられます。
ただし、これは適切な管理ができている場合です。
環境が悪ければ、冬に枯れたまま、春になっても
新しい芝葉が生えてこないということは珍しくありません。
天然芝を庭に敷くデメリット
続いて天然芝のデメリットも挙げていきます。
冬は見た目が悪くなる
冬は枯れ芝となるので、少々寂しい見た目になります。
また小さな子どもやペットが冬の芝生に寝ころぶと体にいっぱい枯れ芝が付いてしまって、
その後の処理が大変になってしまうこともあります。
メンテナンスが大変
天然の芝の最大のネックはメンテナンスの大変さです。
夏場の芝刈りはもちろんですが、冬場でも草抜きが必要です。
冬場だからといって全ての草が生えてこないわけではないので、
冬でもお庭に出て草を抜かなければいけません。
雑草処理をしないと、翌年キレイに芝が生えてこないので欠かせない作業となります。
他にも芝葉の間引きや肥料撒きなど、細かいメンテナンスが必要です。
環境に左右されやすい
天然芝は生きている植物なので、充分なお手入れをしていても
環境が悪ければキレイに生え揃わないこともあります。
例えば、隣りの家の陰になって日光が当たらないなどの理由でも
枯れてしまうので、努力だけでは叶わないケースもあるのです。
広い公園の芝広場のように遮るものが何もないような場所ならいいですが、
家が密集する住宅地などの場合、キレイに芝を育成するのは難しいかもしれません。
火気厳禁
人工芝の上に火が落ちると燃えたり人工芝に穴が空いたりしてしまうので、火気厳禁が鉄則です。
そのためこれまでは人工芝のお庭ではBBQなどを楽しむのは諦めざるを得ませんでした。
でも、せっかくお庭があるならBBQを楽しみたいというお客様はものすごく多いです。
そこで当社はサークルストーンを活用して人工芝とBBQのどちらも楽しめる方法を考案しました。
今なら人工芝を施工頂いた方にサークルストーンプレゼントキャンペーン中です!
人工芝を庭に敷くメリット
人工芝のメリットもまとめていきます。
メンテナンスが不要
お客様が1番喜ばれるのはメンテナンスフリーなところです。
人工芝は施工してしまえば、その後のお手入れは特に要りません。
芝葉が汚れる時は、どこからか葉っぱなどが飛んできたり、
芝の上に何かをこぼしてしまった時ぐらいでしょう。
芝葉の上に落ちたゴミは軍手などを使って取り除き、ジュースなどの液体をこぼした時はホースを使って
丸洗いしてしまえばすぐにキレイになりますよ。
いつでもふかふかの芝葉が楽しめる
人工芝は季節を問いません。
つまり、年中いつでもふかふかの芝葉を堪能できるということです。
もちろん寝ころんでも芝葉が衣類などに付着する心配要らず!
いつでも思いっきりふかふかの感触を楽しむことができます。
どこにでも敷ける
天然芝は地面がある場所かつ、日当たりがいい場所と施工できる場所が限定されます。
それに対し、人工芝はコンクリートの上や少ないスペースでもどこでも施工ができるので、
誰でも手軽に緑のある生活を堪能できるのでおすすめです。
活用方法が思いつかないようなデッドスペースも、
人工芝を敷いてみるとオシャレなスペースに早変わりします。
人工芝を庭に敷くデメリット
最後に人工芝のデメリットを挙げていきます。
費用がかかる
天然芝と比べると人工芝の設置には費用がかかってしまいます。
また、人工芝にはどうしても寿命が存在します。
コストダウンを図ろうと安価な人工芝を買ってしまうと、
数年でダメになってしまって、耐久性に優れた人工芝を最初から購入した方が
却って安く済んだなんていうケースもあります。
安くはない買い物だからこそ、しっかりと耐久性なども確認して慎重に選ぶようにしていきましょう。
▼人工芝の費用はいくら?相場をご紹介!
夏の炎天下は暑くなる
合成樹脂でできている人工芝は夏の高温には弱い性質があります。
安価な人工芝の場合、紫外線で傷んで芝葉が千切れやすくなりますし、
UV加工をきちんとしてある耐久性のある人工芝でも、真夏は表面温度が高くなってしまいます。
真夏に素足でいきなり遊ぶのは火傷の恐れがあって危険ですが、
遊ぶ前に散水をすればすぐに表面温度は下がるので、対策さえしておけば心配は要りません。
▼天然芝と人工芝のメンテナンスは?
天然芝と人工芝の定期的なメンテナンス方法を比較していきます。
天然芝の場合
天然芝の場合、どれだけメンテナンスを頑張れるかがかなり重要です。
メンテナンスができなければ芝葉が枯れたりと
ダメになってしまうこともあるので気を付けなければいけません。
どのようなメンテナンスが必要かというと、
- ほぼ毎日の水やり
- 定期的な肥料撒きやエアーレーション
- 草抜き(真冬でも必要)
- 夏は定期的に芝刈り
などが挙げられます。芝刈り機の購入や肥料など永続的に
メンテナンス費用が少額ではありますが発生することになります。
人工芝の場合
人工芝は基本的にはメンテナンス不要です。
ただ、人工芝には排水穴が開いているので、その穴から雑草が
生えてきてしまうことがあります。そういった場合は、隙間から出てきた
雑草を指でつまんで抜いて捨ててください。
基本的には人工芝で日光は届かないので、雑草が生えてきたとしても
ツクツクと極少量で負担はすくないはずです。
天然芝と人工芝の施工の仕方は?
では、天然芝と人工芝の施工の仕方を見ていきましょう。
それぞれDIYで施工可能なので、敷き方のステップを簡単にまとめていきます。
天然芝の場合
- 整地作業を行う
- 芝生を敷く
- 上から「芝の目土」をかぶせる
- たっぷりと水を撒く
このような流れで芝を敷きます。
ただ、芝が根付くまでには時間がかかります。
根付くまで、大体2週間から1ヶ月ほどかかるとされているので、
それまでの期間は水やりや肥料をしっかりとあげて芝生を育てることと、
芝生の上を歩かないように注意が必要です。
人工芝の場合
- 整地作業を行う
- 雑草を抜いて防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
- U字釘などで固定する
このような流れで人工芝を敷きます。
人工芝の場合、人工芝同士を繋ぎ合わせたり、長い人工芝をカットする手順が出てきます。DIY慣れしていないと、このカットする作業で寸足らずになってしまうなど、失敗してしまうことがあります。
思わぬ失敗を防ぐためには、割付図と呼ばれる設計図のようなものを作成するのがおすすめです。
割付図があれば、「どこから張ろう・・・どの向きで張ろう・・・」と
迷うことがなくなります。設置する場所や長さが決まれば
スムーズに設置していけるので、初心者でも簡単にDIYが行えますよ。
ちなみに、当社で人工芝をご購入頂いた方には割付図をサービスでお付けしています!
これで安心してDIYで人工芝を施工して頂けます!
メンテナンスが楽で長期に渡って楽しめる人工芝でたっぷり遊ぼう!
天然芝と人工芝の違いをお話しして参りました。
どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあります。
どちらを選ぶかは好みにもよりますが、管理が楽なのは圧倒的に人工芝です。
天然芝を管理する場合、
- 週2以上庭を触る時間がある
- 庭全体に均一に日光が当たる
などの条件をクリアする必要があります。
これらが難しければ、人工芝の施工をおすすめします。
耐久性に優れた人工芝を選べば長期間メンテナンス要らずで快適に使えますよ。
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