人工芝を選ぶポイントとして

  • 価格
  • 見た目
  • 耐久性

などがあります。

価格はもちろん大切ですが、安くてもすぐにダメになるような人工芝であれば意味がありません。

人工芝の値段自体は高くても、耐久性があれば、買い替えの時期は遅くなり、コストパフォーマンスは高いです。

初期にかかる費用が高くても、最終的なトータルコストは耐久性のある人工芝の方が安くなるでしょう。

では人工芝選びで重要となる「耐久性」は、どのように決まるのでしょうか?ここでは人工芝の耐久性についてまとめてみますね

1、人工芝を選ぶ時、耐久性は重要なポイントとなる

人工芝を購入する時のポイントとして、耐久性のある人工芝を選ぶことはとっても大切。

では人工芝の耐久性はどのように決まるのでしょうか?

耐久性がある人工芝は耐用年数が長いです。

人工芝の耐用年数は、天然芝と比べると長く平均すると5~7年程度といわれています。

しかし、この耐用年数は人工芝の製品によって違い、短いものもあれば長いものもあります。

人工芝の平均的な耐用年数は5~7年ですが、サッカー競技場など芝を酷使する場所の人工芝はそれほど持ちませんし、製品によっては3~4年でダメになってしまうことも。

紫外線を浴びた人工芝はパリパリになって、芝葉が折れてしまうことがあります。

逆にフィールドマジックのロイヤルターフ、エクスターフなどの製品は、耐用年数が10年となっています。

耐久性に絶大な自信を誇っているので、10年保証もついているんですよ。

耐用年数が長ければ敷き換えるスパンが長くなるので、メンテナンスが簡単になります。

2、人工芝の耐久性は「芝葉の形状」と「芝の密度」で決まる!

人工芝の耐久性は、「芝葉の形状」と「芝の密度」によって決まります。

それぞれ詳しくまとめていきますね。

・芝葉の形状

人工芝の耐用年数は、芝葉の形状によってきまります。

芝葉の形状には短冊状、V字状、U字状、C字状、W字状などいくつかの種類がありますが、復元力の高い形状を選ぶ必要があるんです。

人工芝製品の中でも短冊状の製品は多いのですが、この短冊状の形状だと芝葉の復元力が低いため、一度寝てしまった芝がなかなか元通りになりません。

復元力が低いと、芝葉がへたりやすく、芝が折れたり、なくなったりして人工芝がダメになってしまうでしょう。

耐久性のある人工芝は、V字状、U字状、C字状、W字状などの芝葉の形状のものを選ぶとよいですよ。

・芝の密度

人工芝の耐久性は芝の密度によっても変わってきます。

密度が高ければ高いほど、芝葉はへたれにくく復元力が高いため、耐久性はあるでしょう。

例えばホームセンターに販売されている高額タイプの人工芝は、芝葉の密度が14000本/平方メートル前後で、耐久性は3~5年程度になります。

一方、フィールドマジックで販売されている最高級タイプの人工芝「ロイヤルターフ」は芝葉の密度が22050本/平方メートルで耐久性は10年です。

最高級タイプでなくても、19800本/平方メートル以上になるので、どれだけ密度が高いかが分かりますね。

密度が高ければ見た目的にもリアルですし、下地が見えることもありません。

ぎゅっと詰まった芝葉であれば、重たい荷物を置いてもすぐに寝てしまって、折れてしまう…なんてこともありませんよ。

3、まとめ

人工芝の耐用性は、製品によって異なり、人工芝の芝葉の形状と密度をチェックすればすぐに分かります。

耐久性があるとうたっている人工芝製品であっても、密度が低い製品であれば、すこし心配です。

密度が高く、復元力の高い人工芝を選ぶようにしたいですね。