人工芝の上でBBQはできる?
人工芝の上でBBQはできる?
せっかくお庭を手に入れたなら、お家レジャーの代表格的存在のBBQを楽しみたいですよね!
でも、残念ながら人工芝の上ではBBQは禁止となっているのです。
「どうして人工芝の上ではBBQできないの?」と疑問に感じる方もいらっしゃると思うので、なぜ人工芝の上ではBBQができないのかを詳しく解説していきます!
人工芝の上でBBQをするのが危険な理由
なぜ人工芝の上でBBQはできないのでしょうか。
その理由を見ていきましょう。
人工芝は火気厳禁
人工芝は火気厳禁となっています。
なぜかというと、人工芝の上に火が落ちると樹脂が溶けて変形したり、穴が開いてしまうからです。
火が落ちなくても、お肉の油跳ねなどが原因で、
人工芝が黒く変色したり固くなってしまうこともあります。
熱に弱く、変色するリスクもあるので、人工芝の上は火気厳禁となっているのです。
灰で汚れると掃除が困難
油汚れの他に、灰で汚れてしまうこともあります。
灰は細かく、芝葉の中へと入り込んでいってしまうので、
ホースで洗い流す程度ではキレイに落ちない場合もあります。
そうなると高圧洗浄機の出番となってしまうので、
専門の機材がないと掃除するのが難しくなってしまいます。
溶けて穴が開くと修繕が難しい
火の粉が落ちて、人工芝に穴が開いてしまった場合、その穴を閉じることは困難です。
穴が目立たないようにその上に何かを置いてごまかすか、
穴が開いてしまった部分の人工芝を切って、新しい人工芝を継ぎ足すように修繕するかになります。
人工芝を継ぎ足すと、余程上手に施工しないと、
ナチュラルな仕上がりに見えないこともあるので、できたら避けたいところです。
火の粉で芝葉が溶け、黒い斑点がたくさんできる
人工芝に火の粉が落ちると、芝葉が溶けて穴が開いてしまうだけでなく、
穴が開いたところの周りに黒い斑点ができてしまうことがあります。
穴自体は大きくなければ余り目立たないこともありますが、
黒い斑点が多数できてしまうと、遠目からでも変色が目に留まりやすくなります。
変色箇所が広範囲に及んでしまうと隠しきれなくなってしまうので注意が必要となります。
人工芝は燃えやすいの?
ここまでのお話で、人工芝は燃えやすいから施工すると火災リスクがあるのでは?
と施工を迷う方もいるかもしれません。
人工芝は、樹脂でできているので熱には弱い特徴があります。
そうなると「やっぱり危険!」と感じるかもしれませんが、最近の人工芝には
特殊な薬剤を混ぜた難燃性の樹脂となっているので、火が燃え広がりにくくなっています。
しかし、燃え広がりにくくはあるものの、防炎仕様になっていないと
火がついて燃え上がる可能性もあるので気を付けましょう。
更に安全性を求めるなら、防炎仕様の製品を選ぶのが安心です。
人工芝を選ぶ時は防炎試験に合格した防炎認証のある製品を選びましょう。
人工芝の素材で多く使われているポリエチレンの耐熱温度は110℃くらいが目安となっています。
また、ポリプロピレンという素材は140℃くらいが目安です。
このぐらいの耐熱加工があれば、むしろ天然芝よりも燃えにくいと言えます。
そのため、人工芝に花火やタバコの火が落ちてしまったとしても、人工芝に穴が開いてしまうことはあるかもしれませんが、火災の心配は少ないと言っていいでしょう。
ただし、それは特殊な薬剤が使われている難燃性の加工がされているものに限っての話となるので、
ホームセンターなどの格安の人工芝だと難燃性の加工がされていない場合もあります。
ホームセンターの人工芝は耐熱温度が70℃ぐらいのものもあるので、
購入前に人工芝の素材や防炎仕様かどうかを確認すると安心です。
人工芝の上でBBQを楽しむ方法
「それでも人工芝でBBQをするのを諦めたくない!」
そう思われる方のために、人工芝が施工されていてもBBQを行う方法をまとめていきます。
人工芝の上で調理は行わない
ちょっと手間ではありますが人工芝が敷いてある部分では加熱調理を行わないという方法です。
例えばテーブルセットは人工芝が敷いてあるお庭に置くけれど、
BBQコンロは駐車場側などのコンクリート部分に設置して運んで食べます。
これなら外でBBQもでき、お庭でおいしく食べることができますが、
お庭が駐車場の裏手にあるような場合、運ぶのが面倒かもしれません。
防火シートを使う
コンロの下や人工芝の上に防火シートを敷いて、その上でBBQを行う方法です。
防火シートが敷かれているから大丈夫というわけではありませんが、
何も対策をしていない状態と比べたら安心できます。
人工芝の保護以外にもウッドデッキや床などの保護にも使えます。
レジャーシートのように折りたたむことができるので、
使わないときはコンパクトに収納ができるのも便利です。
防火シートに期待できる役割は、
- 食材の油や火の粉、灰が直接芝生に落ちることを防げる
- シートを敷くことで地面に熱を伝えにくくする
などが挙げられます。
ただし、燃えてしまった火を消す効果まではないので過度な期待は禁物です。
あくまで人工芝やウッドデッキなどを保護する役割ぐらいに考えておきましょう。
炭を使わないコンロを選ぶ
火の粉や灰が人工芝に落ちてしまうのが怖いので、
火の粉が落ちないようなBBQコンロを選ぶ方法もあります。
ガス式のコンロは火力調整もしやすく使いやすいですし、
お庭にコンセントケーブルがあるのであれば、
火を使わない安全な電気式のタイプのものもおすすめです。
特に電気式のタイプは、煙も少なく、安全性も高いので
小さなお子さんがいるご家庭にも向いています。電気式のものなら
ベランダでもBBQすることが可能でしょう。
脚の安定しているコンロを使う
こちらはちょぴり強引な方法にはなってしまいますが、
脚がしっかりと安定していて、かつ脚が高いBBQコンロを使う方法です。
人工芝からなるべく火を遠ざけるのが狙いです。
ですが、やはりこの方法はあまりおすすめではできません。
人工芝がふかふかしているほど、
いくら脚がしっかりしているコンロを選んだとしても多少はぐらついてしまいます。
それに、具材の油や炭を全く落とさずにBBQをするとなると、
かなり気を遣いながらになってしまうのではないでしょうか。
せっかく解放感溢れるBBQをするのに、
汚さないよう注意しながらだと思いっきり楽しめないのではないかと思います。
BBQをする部分だけタイルを敷くのもおすすめ!レンガを敷きつめるだけでもいい
人工芝の上でどうしてもBBQがしたいという場合は、
BBQコンロを置く部分だけ下にタイルを敷く方法もあります。
タイル以外にレンガでも大丈夫です。
タイルやレンガなら火の粉が落ちても穴が開くなどの心配が不要です。
人工芝の上にタイルを敷くと安定感に欠け、ぐらついてしまう恐れがあるので、頻繁にBBQを行うのであれば、人工芝をくり抜いて、そこにタイルを埋め込むようにするといいでしょう。
もっと簡単に楽しみたい場合、レンガを敷き詰めるだけでも大丈夫です。
レンガは重さもあるので置きやすいと思います。
BBQをする際はレンガを敷いてみるというのも手軽でいいですよ。
当社の人工芝施工で今ならサークルストーン無料プレゼント中!
人工芝があってもBBQを楽しむ方法はいかがでしたか?
ちょっぴり心許ないなと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当社のお客様でも、「人工芝を敷いたからBBQは諦めている」とおっしゃる方も少なくなく、せっかく人工芝を敷いたのに、お庭の醍醐味であるBBQを楽しんで頂けないことに心苦しい思いをしてまいりました。
そこで、当社が新しくご提案するのは、サークルストーンを活用して
人工芝の上でBBQを楽しんで頂く方法です。
人工芝の中にいきなりタイルやレンガがあると唐突な感じがして違和感もあるかもしれませんが、
サークルストーンならオシャレで景観も良く、お庭のいいアクセントになります。
もちろんサークルストーンの上には、BBQコンロも置けますよ!
お庭の景観もよくなって、BBQも楽しめるのは一石二鳥でいいですよね。
お庭でBBQなら季節を問わず楽しめると思います。
せっかくのお庭をたっぷりと活用してほしいという思いから、
今なら少数限定となってはしまいますが、
人工芝を施工頂いたお客様にサークルストーンを無料でプレゼントさせて頂いています。
とってもお得なキャンペーンはこちらのページからご確認ください!
是非お庭でご家族皆様でBBQをこの機会に楽しまれてはいかがでしょうか。
ポイントを押さえて人工芝でもBBQを楽しもう!
人工芝を施工するとお庭でBBQは諦めないといけない。
それがこれまでの常識みたいなところがありましたが、そんなことはありません。
しっかりと対策をすれば、人工芝が施工されていても、
お庭でBBQを楽しむこともできますよ!
BBQを楽しむ方法はいくつか挙げましたが、
- 人工芝がない場所で焼く
- タイルやレンガの上にBBQコンロを置く
- 防炎仕様で防炎認定を受けた人工芝を選ぶ
などを守れば人工芝へのダメージを心配することなく楽しめるでしょう。
この場合、問題となるのは、駐車場などのコンクリートの場所と
お庭の距離が離れていないかどうかですよね。
すぐ目の前なら焼く場所と食べる場所を分けることも可能ですが、
離れていると焼きながら食べることができず、焼いてから食べることになってしまうかもしれません。
ですが、サークルストーンなどのタイルならその心配も要りません。
みんなで楽しくBBQが楽しめるのでおすすめです!