屋上に人工芝を敷くのはアリ?敷き方やメリットを解説!
屋上があるけど、うまく活用できていない…。
そのような方もいらっしゃるのではないでしょうか。
屋上に人工芝を敷くと、もう1つのお庭のように使えてとても便利です。
これまでは洗濯ものを干すぐらいの使い道だった屋上の
使い方のバリエーションがぐんと増えることになりますよ!
今回は、屋上に人工芝を敷いた場合の施工例や敷き方などを解説していきます。
屋上に人工芝を敷くとどうなる?
屋上に人工芝を敷くとどんなイメージになるのかを見ていきましょう。
コンクリートの上でも人工芝は敷ける!
コンクリートの上に人工芝を設置することはもちろん可能です。
屋上なので、台風などの強風が吹くと影響を受けやすくなることだけが注意点です。
強風によるめくれ対策をしっかりと行っていけば、
お庭のような地面に設置をするよりも簡単にスピーディーに人工芝を設置できます。
実際の施工例
屋上に人工芝を敷くメリットは?
では、屋上に人工芝を敷いたら、どのようなメリットが生まれるのかも見ていきましょう。
景観がよくなる
コンクリートの上に人工芝を敷くだけで、どこか無機質だった印象から一気に自然の温かみが出てきます。
第二のお庭のように使うのもアリですし、お庭がないお家の場合、
屋上をお庭のようにアレンジして使っていくのもいいでしょう。
緑の景色が生まれることで、どこかホッとできる空間を作ることが可能となります。
使用の幅が広がる
屋上に人工芝を設置することで、
- 赤ちゃんが安心してハイハイできるプレイスペース
- 屋上ドッグラン
- プール遊びをする際のプールマット代わり
- テントを置いてキャンプ場
- 寝ころんで夜空を眺める鑑賞会
- ベランピングが楽しめる
など、様々な使い方が生まれてきます。
しっかりとフェンスのある屋上ならお庭と違って、ペットや子どもが
外へと飛び出す心配もなく、安心して見守れるプレイスペースとなります。
テントを設置して、人工芝に座りながらピクニック気分を味わったり、
夜空を眺めるのも最高の体験となるでしょう。
せっかくの屋上がデッドスペースとならないように是非活用して頂けたらと思います。
裸足で歩けるようになる
屋上はあちこちから風による影響で砂埃や葉っぱなどが飛んできやすい環境にあります。
そんな中、裸足で屋上を歩いてしまったら、あっという間に足の裏が真っ黒になってしまうでしょう。
そのため、屋上で使うサンダルが必要となりますが、一度に複数の家族が屋上に出る場合、その人数分のサンダルを用意するのが面倒だと感じることもあるでしょうし、日差しでサンダルがすぐに傷んでしまうといったトラブルも考えられます。
ですが、屋上に人工芝を設置すれば、足の裏が汚れる心配がないので、
いつでも思い立った時に裸足で屋上に出ることができます。
急に雨が降ってきて、すぐに洗濯を取り入れたい!という時でも、
パッと屋上にそのまま出られるのでストレスフリーで行動ができるようになりますよ。
屋上の下の部屋が涼しくなる
人工芝を施工した幼稚園では、屋上の下の教室が
真夏のエアコンの温度設定が例年より高めでも涼しくなったとよく言われます。
コンクリートの場合だと夜になっても熱が残っているが、
人工芝を敷けば熱が残らないため、屋上の下の部屋まで涼しくなるようです。
屋上に人工芝を敷くデメリットは?
屋上に人工芝を敷くデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらも見ていきたいと思います。
BBQができない
人工芝は火気厳禁なので、施工した箇所ではBBQができなくなります。
中には屋上スペースでBBQを楽しまれていた方もいらっしゃるかもしれません。
ドラマとかにもこういったシーンはよく見られますよね。
ただし、屋上一面に人工芝を施工するのではなく、コンロを置く場所は人工芝を設置しないなどエリアを分ければこれまで通りBBQを楽しめます。
ピクニックのように人工芝に直接座ってお肉などを食べることも可能になります!
真夏に表面が高温になる
人工芝は、真夏は表面温度が上がるとよく言われますが、実際には温度が上がったとしても、炎天下で熱を持つのは葉の表面だけで、風が吹いたり日光が一瞬でも陰ると空気の温度が下がるので葉の温度も下がります。
なので、よほど心配は要りませんが、小さなお子さまやペットを炎天下で遊ばせる場合、人工芝に出る前にホースで散水すればすぐに温度は下がるので安心してください。
また、人工芝を設置せず、コンクリートのままの状態の方が真夏は高温になります。
コンクリートに散水しても、すぐに温度がまた上がってしまいますし、裸足で歩けば足が濡れてしまうので、コンクリートの方が真夏は弱いと考えられるでしょう。
屋上にはどんな人工芝が向いてる?
屋上に施工する人工芝はどのようなものが向いているのかも見ていきましょう。
重さがあるもの
屋上に人工芝を設置する場合、強風対策を行う必要があります。
屋上だと特に風を受けやすいので、風でめくれて飛ばされてしまう
ことがないよう重さがあるものを選ぶことをおすすめします。
芝密度がある人工芝を選べば、その分重さも出て飛ばされにくく、
ふかふかの感触も楽しめるのでいいこと尽くしとなります。
芝葉が長いもの
長い芝葉の人工芝を選べば、芝葉の間に空気を含むので温度が上がりにくくなります。
また、日が陰れば温度が下がって涼しくなるのも早いです。
芝葉が短く、芝葉が立たないような製品だと、芝葉が植えられている基布まで熱を持ってしまうので日中はかなり暑くなってしまい、下のコンクリートまで熱を持つので暑さがいつまでも続いてしまいます。
ロールタイプのもの
強風対策にはロールタイプの人工芝もおすすめです。
カーペットのように1枚に繋がっているので、その分飛ばされにくくなりますし、屋上のサイズに合わせてカットしていけば繋ぎ合わせる箇所も少なく済むので、施工もしやすくなります。
排水性がいいもの
人工芝にカビが発生するなどのトラブルを避けるには、排水性も重要となります。
コンクリートは、水分を吸収してくれる土と比べて、どうしても排水力が下がるので、排水力の高い人工芝を選ぶようにしていきましょう。
当社にはDrainage Proという透水穴がない人工芝があります。
人工芝の面全体で排水ができるように開発されているので排水穴がありません。
従来の人工芝と比べて約20倍の排水力を実現しているので、
コンクリートの上でもスピーディーに排水していくことが可能です。
これならトラブル知らずで排水を行うことが可能です。
屋上に敷いた人工芝のお手入れ方法は?
基本的には、人工芝は施工した後はメンテナンスフリーとなります。
お庭のように草抜きや水やりなどをしなくてもいいので、管理が楽になったと喜んで頂けますが、屋上に敷いた人工芝のお手入れはどのようにしたらいいのかも見ていきましょう。
ゴミを小まめに取る
人工芝にゴミが落ちているのを見つけたら小まめに取り除くようにしていきましょう。
ゴミが排水穴に入り込んで、そのまま固まってしまうと排水の邪魔になりかねません。
排水穴がないタイプの人工芝でも、ホコリなどが固まってしまうと
人工芝にこびりついて取りにくくなるので、やはり早めに取り除くのがおすすめです。
芝葉が寝たらブラシで起こす
芝葉が寝てきたらブラシで起こしてあげると、倒れてきた芝葉を元に戻すことができます。
しかし、芝密度が低く、自力で芝葉を支え合う力がなければ、
ブラシで起こしてあげても一時的な応急処置となってしまいます。
少しでも長く快適に人工芝を使えるよう高密度の人工芝を選ぶようにするのがおすすめです。
水を流して表面の汚れを落とす
人工芝を設置する場所にもよりますが、交通量の多い道路沿いのお家だと
排気ガスのすすなどで人工芝の表面が汚れてしまうことがあります。
また、田舎だと砂埃などが溜まりやすい傾向にあります。
こういった汚れをそのままにしておくと、人工芝の上を裸足で歩いた時に、
足の裏が汚れてしまうことがあるので、表面についた汚れは定期的に落としていきたいところです。
お手入れ方法は、ジョイント部分を避けて高圧洗浄機で流すと手軽にキレイになりますよ。
当社の人工芝なら強度があるので、ジョイント部分以外であれば高圧洗浄機を使っても傷むことがありません。ただし、余りに近距離でかけると破れてしまう恐れもあるので、40cm以上は離して噴射を行うようにしてください。
屋上に人工芝をどうやって敷くの?
最後に屋上に人工芝はどのようにして敷いていけばいいのか、設置手順を解説していきます。
お庭に施工するのとは違い、防草シートも不要なのでとっても簡単に施工できるのでDIY初心者の方でも無理なく設置して頂けると思います。
施工方法
コンクリートへの人工芝の設置手順は下記の通りになります。
■用意するもの
- メジャー
- 人工芝用両面テープ
- 大きめのハサミやカッター
- 目印をつけられるペン
- 清掃道具
■設置手順
- 小石など邪魔なものを避ける
- 人工芝を仮置きする
- 人工芝両面テープで人工芝を固定する
たったこれだけの手順で完成です。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
設置する箇所をキレイに掃除して、敷きたい幅に人工芝をカットして、両面テープで留める。
この3ステップで簡単に敷けてしまうので、お庭にDIYで施工する場合と比べて、大幅に手順が省略化され、誰でも簡単にキレイに人工芝を設置することが可能となります。
両面テープを使う際の注意点は、人工芝を配置する前によく床を水で洗い流しておくことです。砂が少しでも付着していると粘着力が弱くなって剝がれやすくなってしまうので、キレイに洗い流しておきましょう。
屋上に人工芝を敷いて快適な人工芝生活を送ろう!
屋上に人工芝を敷けば、第二のお庭として活用することができます。
見た目が良くなるだけでなく、下の階が涼しくなるなど嬉しい効果もたくさんあるので、是非人工芝を屋上に取り入れてみてはいかがでしょうか。
当社は人工芝の無料サンプルもご用意しておりますので、是非お気軽にお申しつけくださいませ!