人工芝を施工するメリットとデメリットを徹底比較
お庭を人工芝に変えたい!
そう思ってもお庭一面を敷き替えるとなると大掛かりですし、施工してから後悔するのも嫌ですよね。
そこで、人工芝を設置するとこんなメリットやデメリットがあるよというものをまとめてお話ししていくので、これから人工芝の施工を検討している方の参考になれば幸いです。
人工芝芝を敷くメリット
まずは人工芝を設置するメリットから見ていきましょう。
美しい景観が1年中楽しめる
人工芝を設置すれば1年中キレイな活き活きとした緑色のお庭を楽しむことが可能です。
天然芝だと秋冬は枯れ芝になってしまって見た目が寂しくなってしまいますが、人工芝ならそんなことはありません。
「冬でも芝が緑なんて季節感がないんじゃ?」などとお尋ねされることもありますが、野球場のグリーンなどを冬に見て「季節感がないな」なんて余り思わないですよね。
どちらかというと、違和感を覚えるのは安価な人工芝を選んで、剥がれてきてしまったり、見た目が劣化してきた時に感じる方が多いと思います。
1度敷いたらメンテナンスはほぼ不要
人工芝のメリットは1度設置したらほぼメンテナンスフリーでいられるところです。
人工芝のお手入れは、落ちているゴミに気づいたら拾ってあげることと、使っているうちに芝葉が寝てきたら根元から芝葉を起こしてあげる程度で大丈夫です。
これだけの手入れで当社のようにしっかりと10年保証がついているような高品質の人工芝なら充分に長く快適に使うことが可能です。
一方、天然芝のお手入れはというと、
- 定期的な芝刈り
- 毎日の草むしり
- 毎日の水やり
ととにかくお世話に手がかかります。
時間が充分にある方ならいいのですが、お庭仕事に割く時間が余りないという方は、圧倒的に人工芝の方がお手入れは楽になります。
裸足で駆け回れる
人工芝の上なら例え裸足で駆け回ったとしても足の裏が汚れません。
小さな子どもやペットがお庭を自由に駆け回るのはもちろん、まだ歩けない赤ちゃんが人工芝の上をはいはいしても安心です。
天然芝だと、目を離した隙に赤ちゃんが抜け落ちた芝葉や土などを口にしてしまうかもしれませんが、高品質な人工芝なら赤ちゃんが多少引っ張っても芝葉は抜け落ちません。
土や砂で手や体が汚れることもないので、自由に安全に赤ちゃんを人工芝の上で遊ばせてあげることができます。
日当たりが悪い場所にも敷ける
お庭に天然芝を植える場合、条件が限られることをご存知ですか?
ふさふさと天然芝が生えるには、充分な日光が芝葉たちに当たることが重要です。
天然芝をお庭に敷いて、まだしっかりと根が張る前に冬が来てしまって、枯れ芝になったら、春が来てももう新たな芝が生えてくることはなかった…などという話はとてもよくあるパターンです。
ですが、すぐ隣りに他の家があるような住宅地だと、家が障害物となってしまって庭に日光が充分に当たらないことがほとんどです。
自宅のことなら調節することができても、よその家の立地のことまではどうすることもできないので、残念ながら天然芝は諦めざるをえません。
その点、人工芝なら日当たりを気にすることなく、どんな環境であっても敷くことが可能なので安心です。
雑草が生えにくい
人工芝の場合、通常下に防草シートを敷くので雑草が生えにくくなります。
しかし、隙間ができてしまっていると、人工芝の排水穴からぴょこぴょこと雑草が生えてきてしまいます。
このぴょこぴょこと生えてきたのがまた面倒で抜きにくいのです。
施工をする時に、しっかりと防草シートを敷けば、雑草が生えてくるのを防げます。
更に当社が開発した防草シート不要のDrainageProなら、人工芝の面全体で排水が可能なので、これまでの人工芝の施工に欠かせなかった防草シートが不要です。
排水穴がないので、隙間から雑草が生えてくる心配もありませんし、施工の際も防草シートを敷く手間が省けるので短時間で施工が終わります。
人工芝を敷くデメリット
では、今度は人工芝を敷くデメリットを見ていきましょう。
季節を感じにくくなる
人工芝を施工すると、常に緑の一面となるので季節を感じにくくなるというデメリットがあります。
しかし、冒頭でもお話ししたように、キレイな緑が生い茂っている状態にさほど違和感は感じないでしょう。
初期費用がかかる
人工芝を業者にて設置する場合「人工芝の費用+材料の費用+施工費用」の費用が発生します。
まずは、人工芝そのものの価格ですよね。材料の費用というのは、下地材や防草シートなど人工芝以外にかかる費用のことを指します。そして、施工費用というのは、業者が人工芝を設置する際の作業費といった具合です。
天然芝の場合、天然芝さえ買ってこれば後は根が張るのを待つだけなので、初期費用は随分異なることとなります。
最近はDIYで人工芝を設置する方も増えてきており、そういった場合は「施工費用」を削ることが可能です。
寿命がある
天然の植物ではない人工芝には寿命があります。
新しく葉が生えてくるわけではないので、使い込んでくるうちに芝葉がすり減ったり、潰れてしまったり、摩耗したりしてしまいます。安価な人工芝を選ぶとわずか1年程度で使い物にならないような状態に追い込まれてしまうことも珍しくありません。
当社の人工芝は、抗菌防臭機能、低反射加工、静電気防止加工などのこだわりの機能を備えているため10年保証がついている人工芝です。
夏の炎天下では表面温度が上がる
真夏の炎天下では人工芝の表面温度は、最高70度くらいになってしまいます。
「クール人工芝」、「低温人工芝」という製品もありますが、それでも10度くらい下げる効果がある程度です。
表面温度が60度ぐらいではまだ火傷のリスクが出てしまいますよね。
しかし、人工芝の表面温度が熱くなってしまっても、人工芝の表面全体に水をかければ熱さはすぐに落ち着きます。
真夏だけ、いきなり外に出してしまうことがないよう気を付けてあげれば余程の心配は要りません。
人工芝を施工してよかった点は?
お庭に人工芝を設置するメリット・デメリットが分かったので、今度は設置して何がよかったのか実際に人工芝を使って頂いているお客様の声も加えてご紹介していきます。
お客様の声より設置してよかった点をご紹介
〇神奈川県在住0さんの声
「発色のいい緑に、裸足で歩くのが気持ちいいクッション性と安全性、長時間何か物を置いてもヘタレない耐久性のこちらの人工芝は、まさにお値段以上のお買い物。他のお家の人工芝と比べると、優越感に浸れます。お手入れなどもほとんどしなくていいので楽だし、なにより家族や友人が自然に集まるスペースになって、生活が充実するから絶対におすすめだよと伝えたいです。」
〇神奈川県在住Sさんの声
「芝刈りが不要になりとても気持ちが楽になりました。」
〇岐阜県在住のMさんの声
「コロナ禍で、何処にも遊びに行く事が中々出来ない中、家の中に引きこもりがちだったのが、人工芝が出来てから毎日の様に外で遊ぶ様になりました。犬も家族に迎え入れた事から人工芝で一緒に駆け回ったり、寝転んだり、フッサフサで気持ちいいので、子供達は大喜びで、もっと早く人工芝にすれば良かったじゃん。とも言われてしまいました。家族みんな、笑顔が増えた気がします。」
みなさんのありのままのご意見が聞けて嬉しく思います。
どれも嬉しいご意見ですが、「芝刈りが不要で気持ちが楽になった」というのが印象的でした。
肉体的な負担だけでなく、心の負担まで緩和することができていると思うと、
このストレス社会の中、こちらも嬉しいです。
人工芝を敷く場合はどんな人工芝を選ぶ?
人工芝を設置する場合、どのような人工芝を選べば後悔しないのでしょうか。
選ぶ際のポイントを4つご紹介していきます。
水はけのいい人工芝
水はけの良さはとても重要です。
水はけが悪いと、カビの発生の原因になることもありますし、雨が降った後でもすぐお庭で遊べるのが人工芝の良さなのに、それが叶わなくなってしまいます。
水はけの良さは、
- 排水穴の数
- 排水穴の大きさ
- 排水穴のメンテ(ゴミを詰まらせない)
などで決まります。
こういった心配をしたくない場合は、当社の排水穴のない人工芝Drainage Pro がおすすめです。
芝密度の高い人工芝
よくある人工芝の芝密度は15,000~17,000/㎡と言われています。
これではふかふか具合が足りず、使っていくうちにすぐ芝葉が寝てしまうので、人工芝を選ぶときの基準は、芝密度20,000本以上、表面の芝葉の数は90万本以上の製品を選ぶようにしてください。その方が長く快適に使える人工芝となります。
詳しくは以下の動画もご覧ください。
目的に合わせた人工芝
人工芝ならどれも同じということはありません。
品質に違いがあるのはもちろんですが、人工芝も用途別に向いている人工芝などが変わってきます。
例えば、お庭でお子さんがサッカーや野球の練習をする場合には景観用(リアル系)人工芝では耐久性が低いため、すぐにへたってカチカチになってしまうでしょう。
お庭でスポーツを行うのを目的に人工芝を設置するのであれば、スポーツ用の人工芝のグランターフProがおすすめです。
一方、お庭の管理を楽したいといったメンテナンスフリー目的の方は、景観用人工芝と呼ばれる枯れ葉が混ざっているような色合いの見た目がナチュラルな人工芝が向いています。
まるで本物さながらの美しさと、人工芝ならではのメリットのいいところ取りができる感じになります。
人工芝専門会社の人工芝
人工芝を購入する場合、人工芝専門の会社から購入することを強くおすすめします。
例えばホームセンターで人工芝を買うと、そこには人工芝に詳しいスタッフが常駐しているわけではないので、分からないことがあっても聞きたい疑問をぶつけることができません。
本当に自分の家や目的に合った人工芝かどうか聞くこともできず、購入することになるので当然アフターフォローを受けることもできないですよね。
その点、人工芝の専門会社から購入すれば、分からないことや人工芝の質を尋ねることもでき、使っているうちに不明点の問い合わせやアフターフォローを受けることも可能です。
DIYで人工芝は敷ける?
人工芝は自力でお庭に設置することはできるのでしょうか。設置方法や押さえておきたいポイントをまとめていきます。
簡単な手順を紹介
人工芝を設置する際の手順を簡単にまとめていきます。
- 雑草を抜く
- 整地作業をする
- 防草シートを敷く
- 人工芝を仮置きする
- 人工芝同士を繋ぎ合わせる
- .人工芝を釘打ちする
という手順で進めていきます。
この説明だけではお伝えできないので、詳しくは以下の動画をご覧ください。
DIYの際のポイントもご紹介
動画でも押さえておきたいポイントはまとめてありますが、
DIYで人工芝を設置するのであれば絶対に押さえておきたいポイントも紹介していきます。
〇整地作業をしっかりと行う
人工芝を設置する際に、最も大切なのは整地作業です。
しっかりと固めて施工後に地面が歪むことがないように、ならし固めるのがポイントです。
整地作業が不完全だと、使っていくうちに地面が凸凹としてしまって、変な箇所で人工芝がくぼんだりなどのトラブルが起こってしまいます。
〇余裕を持ってカットする
人工芝をカットする時にやってしまいがちな失敗が、余裕を持たさずギリギリのサイズで切って、いざ敷いてみるとどこか寸足らずのように仕上がってしまうことです。
しっかり計測してみても、U字釘で固定をしていくとそこで芝が沈んで長さも変わってくるものなので、余裕を持ってカットをすることも大切なポイントです。
〇割付図を作る
人工芝を施工する場合は割付図が欠かせません。
人工芝はロール状の反物なので、事前に割付図を作ってどのサイズに裁断してどのように並べるのかというのを紙面上でシミュレーションした割付図を作るとDIYがスムーズにいきます。
プロが施工する場合も、この割付図は必ず作成するものなので、割付図がいかに重要かが伝わるのではないでしょうか。
人工芝を施工して後悔しないために…
最後に人工芝を設置してから公開することがないように、人工芝を設置する際に重要なことも3つ挙げていきます。
しっかり計測する
真っすぐに見えていても、しっかりと計測したら庭の端と端では寸法が違うということはよくあります。
真っすぐである前提で人工芝をカットしてしまうと、数ミリ足りず妙な空間ができてしまったなんていうトラブルもよく聞きます。
せっかくの人工芝なのに、寸足らずとなってしまったら格好悪くなってしまいますよね。まずは、必ず庭の隅から隅まで計測をしましょう。
そして、その計測したデータを記していくのが、先ほどお話しした割付図です。
手書き図面と割付図を参考に人工芝をどうカットして設置していくかを決めます。外構図面があれば尚、作業がしやすくなりますがなかなか難しいですよね。
いきなり設計図を作ろうと思っても専門知識がないとなかなか難しいものがあります。
当社で人工芝をご購入頂いた場合は、設計図の割付図を皆様にプレゼントしています。
割付図に書かれているようにDIYを進めていけば、失敗せずに施工が完了できるので安心ですよ!
目的に合わせる
当記事でもお話ししましたが、人工芝は用途別に作られています。
しかし、人工芝専門家であってもそのことを知らない場合も少なくありません。
スポーツ用人工芝を探していても、景観用人工芝を勧められてしまうなんてことも…。
スポーツ用にしたい人工芝なら強度さが求められるのに、景観用を設置してしまったらすぐにカチカチになってしまうでしょう。そうなってしまわないためにも、適した人工芝を選ぶということが非常に重要なのです。
自力が難しければプロに頼む
割付図を作れば、自力でDIYで人工芝を設置しても、ほぼ失敗はなく設置することが可能ですが、整地の仕上がりが人工芝の見栄えを左右するので、自信のない人は整地だけは外構会社、造園会社に頼んでみるのもいいかもしれません。
そのぐらい整地作業は人工芝の要となるということです。
DIYで人工芝を設置したいけど、キレイに仕上げる自信がないという場合は、整地作業のみプロに依頼して、その後に人工芝だけをDIYするという方法もありますよ。
人工芝を敷いて快適なお庭生活を送ろう!
人工芝を設置すると、お庭の管理が楽になるなど、メリットがたくさんあります。
ポイントさえ押さえれば自分でDIYで設置することもできるので、人工芝を検討されている方はどうぞご検討ください。
サンプル請求も行っておりますのでお気軽にどうぞ!