ベランダには人工芝?ウッドデッキ?メリットとデメリットを解説!
ご自宅にベランダがある方の中で、ただ洗濯物を干すだけの場所にしている方はいませんか?ベランダも貴重な住宅の一部です。人工芝やウッドデッキでオシャレな空間にできたら素敵ですよね。
そこで今回は、ベランダのDIYを検討している方向けに、人工芝とウッドデッキのメリットデメリットを解説していきます。作業に取り掛かる前に、それぞれの特徴を理解してオシャレな空間を作ってみてください。
ベランダをウッドデッキにするメリット
ベランダをウッドデッキにするメリットは、以下の通りです。
- デザインが豊富
- ジョイント式ならDIY可能
それぞれのメリットを詳しく掘り下げてみます。
デザインが豊富
ウッドデッキの一番のメリットは、デザインが豊富な点です。使う木材だけでも、素材、色、模様などが複数販売されているので、自分の好みに合わせた空間が作りやすくなります。
ベランダにウッドデッキを設置すると、木の質感のおかげで落ち着いた空間になります。テーブルや椅子を置けば、自宅にいながらカフェテラスのような空間を楽しめるでしょう。コーヒーが好きな方は、ベランダでコーヒーを飲むことで手軽に気分転換を図ることも可能です。
夏のベランダは、アスファルトが直射日光を吸収して高温になりますが、ウッドデッキを設置すれば熱の吸収を抑えられます。真夏のように外気温が高ければ当然暑さは感じますが、それ以外の季節はベランダでくつろぎの時間を楽しめます。
ジョイント式ならDIY可能
ウッドデッキのもう一つのメリットは、ジョイント式を購入すればDIYが可能な点です。ウッドデッキを聞くと、素材が大きくて専門業者でなければ設置できないと考えるかもしれません。しかし、現在市販されているウッドデッキはジョイント式が増えているので、繋ぎ合わせるだけで設置ができます。
DIYと聞くと敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、パネルを繋ぎ合わせていくだけなら手軽に取り入れられます。端はのこぎりなどで切断する必要がありますが、その他の工具が無くても作業できる点も魅力です。
初めてDIYにチャレンジしたいと考えている方でも、ウッドデッキは十分に対応できるでしょう。
ベランダをウッドデッキにするデメリット
ベランダをウッドデッキにすると、以下のようなデメリットも発生します。
- 集合住宅では設置不可の場合がある
- メンテナンスが大変
- 熱を吸収してしまう素材がある
設置してから後悔しないように、それぞれのデメリットを解説していきます。
集合住宅では設置不可な場合がある
戸建ての住宅であればベランダを好きなように改装できますが、集合住宅ではそういかない場合があります。中には、ベランダの改装自体が不可な物件があるからです。ジョイント式のウッドデッキであれば設置することは可能かもしれませんが、退去時には当然全て外さなければいけません。専門業者に依頼するような本格的なウッドデッキは、当然ながら設置不可になります。
また、撤去する際には処分の手間も発生します。狭いベランダだとしても、ウッドデッキを敷き詰めるにはそれなりの量のウッドパネルが必要になるからです。自治体によっては、ごみ
回収の対象外になる場合もあるでしょう。そうなると、粗大ごみとしてお金を払って処分する必要があります。
素材によってはメンテナンスが大変
ウッドデッキを選ぶ際に、天然木の素材を選んでしまうとメンテナンスが大変です。なぜなら、天然木は天候に左右されやすく、素材の劣化が早いからです。雨が続けば湿気が溜まってしまい、カビの原因になります。また、直射日光を絶えず浴びていれば、色褪せも起こるでしょう。
天然木の素朴な質感や優しい手触りは魅力的ですが、購入時の状態を維持するためには、こまめなメンテナンスが必要になります。日常的に手間をかけたくない方には、天然木のウッドデッキはデメリットになります。
熱を吸収してしまう素材がある
ウッドデッキを設置するとアスファルトが熱を吸収するのを防げると記載しましたが、素材によってはウッドデッキ自体が熱を吸収してしまう可能性があります。ウッドデッキには大きく分けて人工木と天然木の2種類がありますが、熱を吸収しやすいのは人工木でした。設置後のメンテナンスが比較的楽な人工木ですが、熱吸収の面ではデメリットと言えます。
アスファルトやコンクリートほど高温にはなりませんが、ベランダの熱を抑えたい方は、ウッドデッキよりもこれから紹介する人工芝の方がおすすめです。人工芝は、ウッドデッキよりも熱を溜める面積が小さいので、得られるメリットが大きくなります。
ベランダを人工芝にするメリット
ベランダに人工芝を設置するメリットは、以下の通りです。
- メンテナンスが不要
- DIYでも簡単に設置可能
- 子供や犬の遊び場になる
- 暑さ対策になる
それぞれのメリットを紹介するので、人工芝を検討している方は参考にしてみてください。
メンテナンスが不要
ベランダに人工芝を設置する一番のメリットは、メンテナンスが不要な点です。人工芝は成長しないので、芝刈りはおろか草取りをする必要もないからです。当然、定期的な水やりをしなくても、長く同じ景観を楽しむことができます。
人工芝は独自のクッション性があるので、裸足で歩いても足を痛める心配がありません。それでいて、近年は単色ではなく、より自然な色合いの人工芝が増えてきました。通常の掃き掃除をすればごみが溜まる心配もないので、人工芝は、手間をかけずに長期的な景観を楽しみたい方の味方です。
DIYでも簡単に設置可能
人工芝は、DIYでも簡単に設置可能です。現在販売されている人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがありますが、どちらを選んでも簡単に設置できるでしょう。端の部分は、裏側からカットすることで芝を痛めずに寸法を調整できます。
人工芝の固定には、人工芝専用の両面テープやズレ防止のゴムを使用します。どちらも工具を使わずに使用できるので、時間をかけずに作業が終わる点もメリットです。ジョイント式であれば一枚あたりの重さも軽いので、女性でも無理なく作業ができますね。
DIY未経験な方でも気軽に挑戦できるのが、人工芝の魅力です。
子供や犬の遊び場になる
ベランダに人工芝を設置すると、ベランダが子供や犬の遊び場へと変わります。コンクリートでは地面が硬く、夏場は熱を吸収してしまい遊び場には不適切です。しかし、人工芝を設置すれば、柔らかい芝の質感とクッション性があるので素足でも歩き回れます。
集合住宅などで室内犬を飼っている家庭ならば、ベランダを小さなドッグランにすることができるでしょう。自由に走り回れる空間があれば、運動不足やストレスの解消にも繋がります。人工芝の中には以下のようなペット専用の製品があるので、検討してみてください。
暑さ対策になる
ベランダに人工芝を設置すると、暑さ対策になります。コンクリートがむき出しの状態では太陽の熱を吸収してしまい、地面の温度が上がるだけでなく窓を通じて室内の気温も上げてしまうからです。しかし、ベランダに人工芝を設置することでベランダの温度上昇を防げるので、室内の温度上昇も防ぐことができます。
地球温暖化の影響で、年々猛暑日の日数が増えてきています。室内の温度調整がクーラー頼みになってしまうと、電気代が上がってしまい経済的な負担にもなるでしょう。ベランダに人工芝を設置することで、長期的にクーラーの使用を抑えて電気代の節約ができます。
夏場の電気代が気になる方や2階の室温上昇を抑えたい方は、ベランダに人工芝を設置してみると効果を実感しやすくなります。
ベランダを人工芝にするデメリット
ベランダに人工芝を設置する際にも、以下のようなデメリットが存在します。
- 水はけが悪い製品がある
- 定期的に入れ替えが必要になる
上記のデメリットを防ぐためにどうすればいいか、詳しく解説していきましょう。
水はけが悪い製品がある
人工芝の中には、水はけが悪い製品があるので注意が必要です。水はけが悪い製品を設置してしまうと、芝の表面に湿気が溜まってカビの原因になるだけでなく、素足で歩けないというデメリットに繋がるからです。
人工芝の中には、透水穴を開けていたり、素材そのものに透水性があったりする製品が販売されています。そのような透水機能がしっかりしている人工芝を選ぶことで、水はけが良く素足でも安心して歩けるようになります。
人工芝を購入する際は、どのような透水機能があるのか調べてから購入してみてください。
定期的に入れ替えが必要になる
人工芝は、一度購入したら何十年も使用できる製品ではありません。ホームセンターで販売している製品の中には、1年や2年程度の耐用年数しかない人工芝も存在します。つまり、人工芝は定期的に入れ替えが必要になるということです。
このデメリットを解消するためには、できるだけ耐用年数が長い人工芝を選ぶことが重要です。中には異例の10年保証を付けている人工芝も存在しています。このような高品質な人工芝を設置することで、入れ替えの頻度が落ちて長期的に維持コストを抑えることができます。
フィールドマジックのエクスターフであれば、安心の10年保証が付いているうえに、ベランダとの相性もバツグンです。ロールタイプなのでジョイント部分が少なく、DIY初心者でもキレイな仕上がりになります。
ベランダにはウッドデッキよりも人工芝がおすすめ
ベランダにウッドデッキや人工芝を設置すると、無機質だった空間がくつろぎの空間へと変貌します。どちらを設置するかは好みによりますが、設置や撤去のしやすさ、遮熱性、多様性を考えると、人工芝を設置する方がメリットは大きいと言えます。
特に、フィールドマジックのエクスターフは、前述のように10年保証が付いているので長く使用できるだけでなく、芝密度日本一を誇っているので長期間クッション性の維持が可能です。
また、ベランダで愛犬を遊ばせたい方には、ペットターフがおすすめです。
ペットターフは、一般的な人工芝の約20倍もの排水スピードを誇っているので、おしっこをしてしまってもすぐに排水されて臭いません。50kgの力で引っ張っても芝が抜けないので、誤飲の心配も不要です。
フィールドマジックでは、人工芝の無料サンプルを用意しています。平日午前中の申し込みであれば当日発送に対応しているので、本州や四国には翌日、それ以外の地域には翌々日に配達が完了します。高品質な人工芝が気になった方は、下記のリンクからお気軽に無料サンプルのお問い合わせをしてみてください。