人工芝ドッグランのDIYは整地が大事
ドッグランをDIYで作りたいという方は、
ぜひ整地をしっかり行いましょう。
人工芝というのは、平らな地面の上に敷いてこそ、
その機能を最大限発揮することができます。
地面がしっかりしていないところだと、
浮きがあったり、また人工芝の上からでも凹みがわかり、
人間よりも足の小さな犬たちにとっては、
まるで落とし穴のような不安な触感になります。
しっかりした整地のためには、
できればレンタルショップなどで転圧機を借りてきて、
きちんと地面を慣らしていくことが望ましいですが、
難しい場合はゴミや小石などを拾い集め、
その後にトンボをかけたりして地面をならし、
何度も踏み固めていきます。
その後、軽く水を撒いてあげると、乾いたときには、
かなり固い地面の状態ができあがっているので、
その状態で雑草対策用のマットや
人工芝のマットを敷くのが良いでしょう。
継ぎ目が多いほど犬の爪が引っ掛かったり、
またそこから雑草が出てきたりと、
せっかくの人工芝の状態や機能を損ねてしまうため、
継ぎ目の少ないロールタイプがおすすめです。
整地がしっかりできていれば、
ロールタイプの人工芝なら比較的すぐに
敷くことができるます。
人工芝によって隅をU字ピンやペグで打つだけのものや、
コンクリート環境などで接着剤を使うものなど、
その設置方法には違いがあります。
良い人工芝であればそれなりに芝葉の密度も高く、
重量もあるのでなかなかズレませんが、
質のあまり良くない人工芝の場合には、
人間や犬たちが走り回ったりした際に、
ちょっとずつズレが生じることもあります。
そのため、できるだけしっかり固定しましょう。
整地ができていないと、ズレも生じやすく、
また様々な面で人工芝の良さが失われます。
ですから、その基本になる整地に時間をかけて、
良い地面の状態を作るようにすることが、
長く良い状態で使えるドッグランづくりのコツです。
DIYでは広い面積になるとさすがにキツイですが、
ある程度までならDIYでも対応は十分可能です。