人工芝とプラスチック
人工芝というのはプラスチックの繊維でできています。
人工芝の芝葉となっている部分も、
その芝葉を縫い込まれている基布の部分も、
いわゆる化学繊維からできています。
その人工芝がどんなプラスチックからできているかは、
その品質を大きく左右する要因なのです。
プラスチックは加工がしやすく、
また化学的に安定した素材でもあるため、
多くの用途で活用されています。
「安定している」というのは、
その状態が変化しにくいということであり、
微生物によって腐食したり分解されることがないことです。
そして、今はリサイクルが進んだこともあって、
多くのプラスチックがリサイクル原料から作られます。
リサイクル原料だからと言って品質が大きく落ちることはなく、
かつ安価に作ることができるのがメリットです。
しかし、ここに落とし穴があります。
確かにプラスチックは、少し使う分にはリサイクルでも、
それほど品質が落ちることはありません。
しかし、長年使ったプラスチックや、
温度や湿度の条件が合わない中で使用されたものは、
有害物質が出てくることもあるのです。
また、製造過程において十分な安全対策や品質管理がないと、
その過程から有害物質が混入することもあります。
リサイクルプラスチックというのは、
リサイクルされる前の製造過程や使われ方がわからないため、
こうしたリスクを常にはらんでいることになります。
人工芝でも安いものはリサイクルプラスチックが多いですが、
その中には有害物質が出て問題になったものもあるのです。
そのため、当店の人工芝「エクスターフ」では、
100%バージンプラスチックから商品を製造しています。
自社開発で作った商品だからこそ、
こだわり抜いて商品を作ることができますし、
その原料や品質にも目を光らせることができます。
人工芝は長年使うことが当たり前であり、
雨風や四季折々の自然環境の中で使われるものですから、
しっかりした原料から作られていてこそ安心です。
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