ウッドデッキと人工芝は相性が良い

人工芝のバルコニー

外構工事の中でも人気があるのがウッドデッキと
人工芝の組み合わせです。

新築住宅でもよく見られる事例ですが、
この時のポイントを紹介します。

 

ウッドデッキと人工芝の両方を導入するときは、
ウッドデッキと人工芝の品質に注意しましょう。

というのは、ウッドデッキも人工芝も、
野外に設置していれば、紫外線や雨風によって、
経年劣化が進みやすくなるからです。

ウッドデッキは見た目もきれいで広々と感じられますが、
定期的に塗装をし直してあげないと、
その傷みが目立ってきて、耐久性も低下します。

おおよそ2~3年に一回はしっかりチェックして、
必要な塗装などをしなくてはなりません。

一方で人工芝は、ホームセンターレべルの品では、
2~3年程度でダメになってしまうことも多いですが、
ある程度良い品質の人工芝であれば、
およそ5~6年は性能を維持できますし、
そして高品質のものは10年以上も使うことができます。

このことを考えていくと、
基本的にウッドデッキと人工芝では、
メンテナンスのタイミングがズレるものです。

そのため、最初に良い人工芝を導入して、
ウッドデッキについてはメンテナンスがしやすい
形状や位置に配置することが大事です。

リアル人工芝施工例

 

ウッドデッキが塀の近くまで伸びていたり、
またいろんな物が置かれて半ば物置になっていると、
それだけでメンテナンスがしにくくなり、
放置している間に劣化が進みます。

人工芝も、入れ替えやメンテナンスが面倒だと、
どんどん劣化が進んで悪くなっていっても放置されます。

設置の際には、最初からメンテナンスのことも考え、
良い素材のものを選んで使い、
そして場所や広さもきちんと工夫することです。

 

開放感と素敵な環境を提供してくれる、
ウッドデッキと人工芝ですが、
ダメになってしまうと庭の残念スペースとなり、
庭を見ることにも喜びが無くなってしまいます。

性質をきちんとわかって導入すること、
そしてメンテナンスを定期的にきちんと行って、
きれいな環境を維持してあげることが大切です。