人工芝をペット用に敷くのはアリ?維持費はどのくらい掛かる?
「ペットにたっぷりとお庭で遊んでもらいたい」
ペットがいたら皆さんそう思うのではないでしょうか。
ふかふかの天然芝がお庭にあればドッグランさながらに遊べますが、
天然芝を維持するのは費用もメンテナンスも掛かります。
また、日照度などメンテナンスではどうにもならないことも出てきてしまいます。
お庭を天然芝でふかふかにさせるのが難しい場合、よく選ばれるのが
人工芝を使ってドッグランのように仕上げる方法です。
人工芝をペット用としてお庭に設置するのはアリなのか、
また維持費はどのぐらい掛かるのか見ていきましょう。
庭に人工芝を設置すると維持費はどのくらい?
お庭に人工芝を設置した場合、維持費はどのぐらいかかるのでしょうか。
詳しくまとめていきます。
維持費はほぼゼロ!
人工芝を施工するメリットは1度施工すれば「敷きっ放し」でいいということです。
天然芝のように芝葉が育ったり、雑草が生えてくることがありません。
施工した状態を保つことができるので、つまり維持費は不要ということになります。
メンテナンスにかかる費用は?
人工芝は基本的にはメンテナンスフリーです。
汚れてもホースで洗い流したり、目立つゴミを取り除く程度でOKなのでメンテナンス要らず。
つまり、メンテナンスに掛かる費用もゼロとなります。
ただし、人工芝の排水穴が詰まってしまうことがないよう、
ゴミなどが落ちているのに気付いたら放っておかずに拾ってあげてくださいね。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
当社の人工芝は10年保証!
メンテナンスが要らない人工芝ですが、紫外線に長期間さらされることなどで、
経年劣化をしていってしまいます。
安い人工芝を購入すると初期費用こそ低コストで済みますが、
わずか数年で傷んで使い物にならなくなってしまうことも珍しくありません。
そうなると、せっかく施工した人工芝でも使いたい時に使えなかった…
ということも起こり得ますよね。
当社の人工芝は10年保証で、その期間に劣化などのトラブルが起きればすぐに対処させて頂きます。
そのため、安心してペットにたっぷりとお庭遊びを楽しんでもらえますよ。
【人工芝なし】ペットがいる庭の維持費はどのくらいかかる?
では、天然芝の場合、維持費はどのぐらい掛かるのが予想されるのかも見ていきたいと思います。
定期的な芝刈りと除草対策などが必要
天然芝の場合、定期的なメンテナンスが欠かせません。
芝刈り機を購入する必要がありますし、雑草が生えてこないよう除草剤を使う人もいるでしょう。
余り知られていませんが、元気な芝葉を育てるために、
芝葉が生えてくる前の時期に肥料も与えてあげるのがベストです。
1つ1つはそこまで高額な出費ではありませんが、上記のように
永続的に管理費用が発生することとなります。
ペットが庭を荒らしてしまうことがある
天然芝の場合、ペットが庭を荒らしてしまうことがあります。
どのように荒らすのかというと、
- ペットが庭を掘ってしまう
- 花や天然芝を掘り返してしまう
- 庭木を爪で研いでしまう
などが考えられます。
犬は好奇心旺盛なので、気になったら掘ってしまいます。
そのため、せっかく植えた花や野菜などが掘り起こされて台無しになってしまうことがあります。この場合、維持費だけでなく損益が発生することとなります。
ペットが庭を荒らす時の対処法は、
- 掘ってもいい場所を作る
- 猫草など食べてもいい植物を用意する
- 人工芝を導入する
などが挙げられます。
ペットが触ってもいい場所を作ってあげるか、
人工芝にしてペットが掘り返したくならないお庭作りにするのがポイントです。
管理業者に依頼をしたら1㎡1,000円~
定期的な芝刈りや草抜きを自力で行うのが難しい場合、業者に依頼することもできます。
その場合、1㎡1,000円ぐらいからが費用の目安となります。
費用はやや高額ではありますが、全てをお任せできるというメリットは出てきます。
【徹底比較!】ペットのための庭作り、維持費がかからないのは?
人工芝は設置費用は発生するがメンテナンス費用は掛からない。
天然芝は初期費用は高くはないけれど、維持費や徹底したメンテナンスが必要となる、
ということをお伝えして参りました。
それを踏まえ、ペットのための庭造りはどの素材が1番維持費が掛からないのか、
素材ごとに徹底比較をしていきます。
天然芝
掛かる維持費はこだわり次第です。
芝刈り機は必須アイテムとなるので1台所有しておくと、
都度レンタルするよりもトータル的に見えれば低コストで抑えられるでしょう。
芝刈り以外のお手入れは、家庭で差が出るので一概には言えませんが、
一例として挙げると150㎡のお庭で年間想定金額が、
目土 | 5,000円程度 |
肥料 | 5,000円程度 |
除草剤 | 2,000円程度 |
です。トータルすれば、12,000円ぐらいでしょうか。
お庭が大きければ、ここにプラスして水道料金も余分に見ておく必要が出てきます。
この維持費プラスお庭のメンテナンスに掛かる労力が発生するので、
庭いじりをする時間がある方や体力に自信のある方が向いていると言えるのではないでしょうか。
人工芝
人工芝は天然芝と比べて初期費用が掛かってしまいますが、
その分メンテナンス費用は不要となります。1度施工すると
維持費などの追加費用は発生しないことが人工芝のメリットです。
ウッドチップ
ウッドチップは、スギ・ヒノキ・クスノキなどの木材をチップ状にしたものです。
木材のいい匂いがするので、ペットの排泄物の消臭効果も期待できます。
設置費用の目安は1㎡4,000円程度となります。
設置費用にコストが掛かるにもかかわらず、数年で土に還っていってしまうので、
張り替えが必要となってしまうのがデメリットです。
維持費が掛かるというよりは、また設置費用が掛かるというイメージかもしれません。ただ、見た目はすごくオシャレなので、こだわり派の方に好まれています。
バークチップ
木全体を打ち砕いたものが「ウッドチップ」ですが、
「バークチップ」は木の樹皮のみを砕いたものとなります。
樹皮部分だけなので固く、耐久性にも優れているのが特徴です。
設置費用の目安は1㎡1,0000~15,000円程度となります。
ウッドチップの3倍ぐらいの価格なので、やや高額です。
ウッドチップと比較すると、バークチップの方がシロアリが発生しにくいなどのメリットがありますが、やはりこちらも定期的に入れ換えが必要なので、また導入費用が掛かるということになります。
砂利
砂利は手軽に設置が可能です。
設置費用の目安は1㎡の費用相場は3,000円〜4,000円程度となります。
維持費も特に掛からないので、メンテナンスも楽に思えますが
砂利は肉球を傷めることがあるので、設置はおすすめできません。
導入したものの、ペットが遊んでくれないからやっぱり撤去しようという家庭もよくあります。
ちなみに砂利は撤去費用と廃棄費用が高額になるので、
ペットがいるお宅に新たに導入を検討するのはやめた方がいいでしょう。
【メリット】ペットがいるなら人工芝がおすすめな理由は?
先程の項目で素材ごとの維持費をお伝えして参りました。
維持費やメンテナンスのことを考えたら、人工芝が一人勝ちしているのが見えてきましたよね。
「本当に人工芝が1番いいの?」とまだ心配に思われる方に、
人工芝のメリットをご紹介していきます。
年中ふかふかで走り回れる
人工芝なら冬場に枯れ芝になることもないので、年中ふかふかの感触を楽しめます。ふかふか触感だとクッション性が増すので、ペットの爪や体への負担を軽減することができます。
芝葉の上で寝ころんでも汚れない
天然芝だと芝葉の上でゴロゴロと寝ころんだ時に、体に芝葉がついてしまうことがあります。特に冬場は芝葉が枯れて抜け落ちやすいので、体毛に抜けた芝葉が絡みつきやすくなります。
しかし、人工芝の場合、天然芝のように芝葉は抜け落ちないので体は汚れません。
掘り起こされる心配がない
人工芝の場合、地面と面していないので庭を掘り起こされる心配は不要です。
また、お庭でたっぷりと遊んでも体が土や泥で汚れることもありませんよ。
快適にお庭遊びを楽しんでもらえます。
キレイな庭を維持できる
天然芝の場合、しばらくお手入れができないと雑草がたくさん生えたり、
芝葉が伸びきってしまうことがあります。
しかし、人工芝はメンテナンスが不要なので年中キレイな状態にお庭を保てます。
日当たりが悪い場所にも敷くことができる
「お手入れをしっかり頑張る!」と意欲充分に天然芝を導入しても、
日当たりが悪いと芝葉が育たずに枯れてしまうことも珍しくありません。
日当たりは意欲があってもどうすることもできない問題となってしまいます。
もちろん人工芝は日当たり関係なく、いつでもふかふかの状態を保てます。
ペットがいるお庭に人工芝を敷くデメリット
では、ペットがいるお庭に人工芝を敷くデメリットはどのようなものが考えられるのでしょうか。そちらも見ていきましょう。
真夏は表面温度が高くなることがある
人工芝は樹脂で作られているので、真夏は表面温度が50度近くと高温になってしまうことがあります。そのままペットをお庭に出してしまうと、肉球などを火傷してしまい恐れが出てきてしまいます。
ですが、ペットが遊ぶ前にシャワーなどで散水をすれば、すぐに表面温度を下げられます。
気温が高い日は、人工芝の表面が熱くなる前に散水してあげてください。
芝葉を食べることがある
安価な人工芝を購入してしまうと、芝密度が充分でなくペットが引っ張った衝撃で芝葉が抜けてしまうことがあります。
人工芝の芝葉は天然の芝葉と違って基本的には無臭なので、
万一ペットの口に入っても食べ物だと認識せず吐き出す可能性が高いと思われます。
しかし、食べてしまう可能性もゼロではないので、注意して見ておく必要はあるでしょう。
人工芝施工に費用がかかる
人工芝は施工時はまとまった金額が発生してしまいます。
人工芝にもピンキリあるので、少しでも低コストで抑えようとホームセンターなどで購入される方もいますが、耐久性が弱く数年でダメになってしまうことが多いです。
人工芝を購入する際は、
- 耐久性に優れているもの
- 保証がしっかりとしているもの
を選ぶとトラブル知らずで長期間快適に使うことができますよ。
当社の人工芝は10年保証となっております。
10年間自信を持って、安心してお使い頂けます。
おしっこして放ったらかしにすると臭いが出る。
ペットと人工芝でよくあるトラブルが排泄物の臭いです。
基本的には人工芝の上でペットが排泄をしたら都度、ホースで洗い流せばいいのですが、それでも使い込んでいくうちに臭いが気になる場合もあります。
臭いが気になってきたら、人工芝の上にハッカ油を垂らしたり、
重曹を使って洗い流して臭い消しを行ってみてください。
当社の人工芝は、そんな悩みにお応えすべく、弊社商品は
防臭、抗菌加工に使用される「銀イオン(Ag+)」を芝葉に練り込んで製造しています。
更に、ペット向け人工芝のるペットターフは弊社の標準商品と比べ
「銀イオン(Ag+)」を約10倍練り込みました。
ベランダに人工芝も施工できる
ご自宅に御庭がなくても大丈夫!ベランダにも人工芝は施工できます。
ベランダに人工芝を施工すれば、
- 裸足でベランダを歩ける
- お庭のように遊べるスペースになる
- オシャレな空間作りができる
など、メリットもたくさんあります。
お外に遊びに行きたいペットの気持ちも満たしてくれますよ。
施工方法は、以下の動画をご覧ください。
庭やベランダに人工芝を施工してペットと楽しもう!
お庭やベランダに人工芝を施工すれば、年中ふかふかの気持ちいい環境でペットを遊ばせてあげられます。
飼い主様もペットが汚れるなどのストレスなく、快適にお庭遊びをペットと楽しんでもらえるので是非ご自宅に人工芝を導入してみてはいかがでしょうか?