柔らかい人工芝を買いたい時の選び方のポイントは?
人工芝を選ぶ際に欠かせない要素がふかふかとした柔らかくて気持ちいい触感ではないでしょうか。
思わず寝ころんでしまいたくなるような柔らかくて気持ちのいい人工芝がお庭にあったら嬉しいですよね!
そこで今回は、柔らかい人工芝の選び方をご紹介していけたらと思います。
人工芝選びの参考にしてみてくださいね!
長く使える人工芝はどんな人工芝?
1度人工芝を施工したら少しでも長く活用していきたいですよね。
長く使うための人工芝の条件はどのようなものが考えられるのか見ていきましょう。
芝葉がよくしなって柔らかい
芝葉が柔らかくてよくしなる人工芝は、感触がいいだけでなく、
しなることで衝撃が吸収できるので長持ち効果も期待が持てます。
しなりが悪い硬い人工芝だと、経年劣化で紫外線で傷んでくると
場合によってはポキッと芝葉が折れてしまうことも考えられます。
芝密度があってふかふかしている
芝密度がある人工芝は、芝葉が倒れてしまうのが防げます。
芝密度が充分ではないスカスカな状態で、上から踏まれて圧力が加わると
支えられるものがなくて、そのまま芝葉はぺちゃんこに潰れていってしまいます。
そのため、人工芝を長く使うことを考えたら芝密度は欠かせない要素となるのです。
耐UV加工など機能性に優れている
人工芝が劣化してしまうのは紫外線の影響も大きいと考えられます。
紫外線で芝葉が傷んで途中でちぎれてしまったり、
色が褪せて見栄えが悪くなってしまうことが懸念されます。
長期間使い込めば劣化はしていくものですが、
耐UV加工されている人工芝を選べば、紫外線によるダメージを緩和することが期待できます。
柔らかい人工芝を選ぶメリットは?
柔らかい人工芝を選ぶのは、長く使える以外にどのようなメリットが考えられるのでしょうか。
ふかふかで気持ちいい
柔らかいとなれば、当然その感触は心地の良いものとなりますよね。
触ってよくしなる人工芝は弾力があって、ふかふかとしたクッション性があります。
思わず寝ころんで楽しみたくなる感触ですよ。
裸足で歩いても足がチクチクしない
芝葉が柔らかければ裸足で歩いても足がチクチクすることはありません。
まだ靴が履けない赤ちゃんでも、チクチクと痛むことなくハイハイをしたりと、
安全で快適に人工芝の上で過ごすことが可能です。
転んでも痛くない
芝葉が柔らかいということは、人工芝の上で転んでしまっても
クッション性があるので痛くありません。もちろん衝撃を吸収してくれるのでケガもしにくくなります。
足腰の弱いワンちゃんや、まだ歩き始めてばかりのお子さんでも心配なく遊ばせてあげることができますよ。
柔らかい人工芝の選び方は?
では、柔らかい人工芝を購入したい場合、どのように選べばいいのかを見ていきましょう。
人工芝専門店で購入する
1番確実な人工芝の選び方は、人工芝専門店に「こういう人工芝を探している」とお探しのものを伝えて選んでもらう方法です。
詳しくは後述しますが、人工芝の種類は1種類だけではありません。
人工芝専門店なら何種類も人工芝が用意してあり、
用途にあったものを使い分けていく方法が取られています。
しかし、ホームセンターなどの場合、人工芝は選べても芝葉の長さ程度です。
また、人工芝について相談したくても、
専門の知識を持っているスタッフが常駐していないというデメリットもあります。
サンプル請求をして実際の商品を確認する
人工芝を導入するなら、是非購入前に実際の商品を直接手に取って触って、
品質を確かめて頂きたいところです。
ネットなどの謳い文句に「柔らかい」と書かれていても、どの程度の柔らかさなのか、実際に触ってみないと分からないですよね。自分のイメージと齟齬が生じる場合も考えられます。
実際の商品のサンプルを取り寄せて、柔らかさやクッション性の確認を是非行ってみてください。
もちろん当社も無料でサンプル請求を行って頂くことが可能です。
高密度のものを選ぶ
しかし、芝密度が充分にあれば、上から圧力が加わっても
芝葉同士が支え合っているので、また起き上がっていくことができるのです。
芝密度は、最低でも20,000本以上は欲しいところです。
ただ、このラインの芝密度を達成しているのは人工芝専門店ぐらいではないでしょうか。
よく見かけるホームセンターなどの人工芝は、15,000~17,000/㎡と言われています。
ちなみに、当社の人工芝の『エクスターフ』は1㎡あたり
24,150本数の芝葉で構成されているので、かなりの高密度となっていて、
へたりにくいのが特徴です。
C字、U字カットのものを選ぶ
人工芝の葉先は様々な形状のものがあるので、どんなものがあるのか簡単にご紹介します。
I字型 | まっすぐなシンプルな形の芝葉。形が平面で倒れやすい |
V字型 | 倒れにくいようにV字カットされている。倒れにくいがチクチクしやすい |
C字型 | 弾力性もありチクチクしない。耐久性がある |
W字型 | 柴葉の先端が波状になっている。しなやかだけど加工が難しく高価 |
ダイヤモンド型 | 断面がひし形。肉厚で弾力があり、チクチク感も軽減 |
ものによってはC字型をU字型と謳っている場合もあります。
いずれにせよ、カーブを描かれていることで芝葉のクッション性と
感触の良さを両立することが可能なカット方法です。
人工芝選びで失敗しないためのポイントは?
人工芝を選ぶ時、失敗しないためのポイントを挙げていきます。
せっかく購入した人工芝で後悔することがないよう参考にてくださいね。
値段で選ばない
人工芝を選ぶ時に迷ったら価格が安い方を選びたくなるかもしれません。
もちろん安い=良くない人工芝ということではありませんが、
価格だけで選ぶのは避けたいところです。
安い人工芝だと早く傷んで、結局張り替えるタイミングが早くなっただけというパターンもよく見られるので、値段で選ぶよりは保証期間や機能性を見て、長く活用できそうな人工芝を選んだ方が結果的に負担も少なくなるのではないかと思います。
目的に合った人工芝を選ぶ
人工芝には用途に合わせて作られたものがあります。
例えば当社の人工芝なら、
エクスターフ | 景観用人工芝 |
グランターフ | スポーツ用人工芝 |
キンダーターフ | 園庭用人工芝 |
ペットターフ | ペット用人工芝 |
バーディーターフ | ゴルフ用人工芝 |
と、それぞれの目的に合わせて人工芝は作られています。
景観用人工芝はふかふかした感触など譲れないポイントはこだわりつつ、
見た目も天然芝のようなナチュラルさを残した人工芝となっています。
しかし、見た目にこだわった作りだと、激しく人工芝の上で動き回るスポーツ時や園庭では耐久性に不安が出てきてしまいます。
その場合、景観の良さではなく耐久性にこだわった作りの人工芝を開発しました。
ペット用は、ペットの排泄物の臭いが気にならないよう、防臭・抗菌加工に使用される「銀イオン(Ag+)」を当社の従来品と比べて10倍芝葉に練り込んで製造しています。
このように、目的に合わせて細かく製造方法を変えてありますが、
ホームセンターの人工芝などは芝葉の長さが異なるだけで1種類しか用意されていない場合が多いです。
実際の商品を触って確かめる
先ほどもお伝えしましたが、購入して後悔しないためには実際の人工芝を直接触ってみることです。
ネットで見たよりも、手元に届いてみると色合いのイメージが違ったり、日光に当たるとテカテカして安っぽく見えることに気付くなど、画面だけでは分からないことにも気付けたりします。
雨の日に外に出してみて水はけをチェックしたりと、サンプルがあれば色々なことが分かるので、サンプル請求は必ず行っておきたいポイントといってもいいでしょう。
人工芝は数値で選ぶ
人工芝を選ぶ時は“数値”で選ぶということも大切です。
具体的には、芝葉の数、縫い目の数、密度(Density)などの数値を見ていきます。
この辺りがスカスカな状態だと、芝葉がすぐに潰れてぺちゃんこになってしまうからです。
数値を知りたい場合は販売店に問い合わせてみましょう。
もし、数値を答えられない場合はそこは信頼できる販売店ではありません。
信頼できるお店かどうかも分かるので、分からないことがあれば色々と尋ねてみるといいでしょう。
詳しくはこちらの以下の動画をご覧ください。
自分で人工芝を設置することも可能
人工芝はDIYで自分で設置をすることも可能です。
自分で設置をすれば好きなタイミングで設置ができたり、施工費をコストダウンすることが可能です。
「人工芝を自力で設置なんて!」と思われるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に施工できます。
こちらの項目では人工芝をDIYで設置する方法などを見ていきましょう。
DIY初心者でも人工芝が敷ける
リアル人工芝エクスターフ施工マニュアルビデオなど、当社もDIYで施工するための動画を多数出しているのでDIY経験がない方でも施工のイメージを掴んで頂けるのではないかと思います。
こちらは、初心者ご夫婦がお庭に人工芝のDIYをしてみた【人工芝のプロ監修】という動画です。
初心者のため、よくしてしまいがちなトラブルが起きてしまったりもしますが、
解決策も動画内で解説しているので参考になるはずです。
人工芝設置の手順
人工芝を設置する手順を簡単にご紹介します。
〇用意するもの
- ハンマー
- カッター
- メジャー
- チョーク
- 人工芝用固定ピン
- 人工芝用両面テープ
- 人工芝用防草シート
(Drainage Proなら防草シートは不要)
〇施工の手順
①整地作業を行う
雑草や石を取り除いてから、転圧機を使って土を固めて平らにしていきます。
しっかりと平らにしないと、使っていくうちに地面に凸凹ができてしまうので気をつけなければいけません。これはプロでも難航するほど精密な作業なので、DIY経験がなければ尚のこと、転圧機をホームセンターなどでレンタルして確実にならし固めていきましょう。
どうしても転圧機をレンタルするのが難しければ、レンガブロックで固めることも可能ではありますが、DiY初心者なら確実な方法を選んだ方が失敗しにくくなります。
整地作業が上手にできるかどうかが人工芝の仕上がりの出来を決めるので、自信がない方には整地作業だけプロに依頼するのをおすすめすることもあるほどです。
②防草シートを設置する
人工芝には排水穴というものがあるので、その穴から日光が差し込んで地面から雑草が生えてくるのを防ぐために、防草シートを先に設置していきます。
防草シートを地面に敷いたら防草シートの周囲を1mほどの間隔でピンで固定をします。
防草シートを繋ぎ合わせる場合は、継ぎ目から雑草が生えるのを防ぐために、
防草シート同士を10cm以上重ねると、ズレ防止にもなります。
当社のDrainage Proなら防草シートは不要なので、施工手順もより簡単になります。
③人工芝を設置する
防草シートの設置が終わったら、いよいよ人工芝を設置していきます。
人工芝を広げてみて、どこにどう置くのかを決めていきます。
設置する場所を決めたらチョークで印を付けてカットをしていきますが、
初心者の場合、この作業にかなり手こずるはずです。
プロでも設置前に“割付図”という人工芝を設置するための図面を作成します。
この割付図がないと設置に手こずるので、あるとないとでは全然違います。
当社で人工芝をご購入頂いた方は、割付図の作成をお手伝いさせて頂いております。
④人工芝を固定する
人工芝を置く位置が決まったら人工芝用の固定ピンで固定をしていきます。
人工芝の周囲と人工芝の継ぎ目を50cm間隔でピンを打つイメージで固定していきましょう。
継ぎ目をいかに目立たなく施工できるかが、美しく仕上げるためのポイントなので、継ぎ目ができるだけ小さくなるように約5mm間隔で並べ、接続部分をU字ピンでしっかりと固定してズレないようにしていきます。
防草シートは10cmほど重ねるのがおすすめですが、人工芝の場合は繋ぎ目は2mmぐらい開けて、境目を手で馴染ませるようにして敷いていった方がうまく馴染みます。
人工芝の継ぎ目は、人工芝用両面テープで人工芝と防草シートを貼り合わせてからピンで固定することでズレにくくなります。
以上で設置方法の説明は終わりですが、文章だけではなかなか工程が伝わりづらいので、
こちらの動画をご覧ください。
自分で敷けばコストダウン
通常、プロに人工芝施工を依頼する場合、人工芝そのものの代金に加えて、施工費が加算されます。
施工価格の相場は依頼する業者によって異なりますが、1㎡あたりの平均が4,000円~5,000円程度が相場となります。広いお庭なら施工費だけでコストが上がってしまうことも考えられますよね。
施工費が高くなるから人工芝の価格は抑えめのものを選ぼうと考えるなら、
DIYで自分で施工してでも人工芝の品質は下げないで頂きたいなと思います。
長く愛用するのであれば、人工芝の品質にこだわって、
DIYで施工費をコストダウンするという考え方が当社としてもおすすめです。
防草シート不要の『Drainage Pro』を選ぶと更に簡単
DIYの施工手順を簡単に済ませるなら、防草シートを設置する作業を省略できる防草シートが不要のDrainage Proがおすすめです。
通常の人工芝の場合、一定間隔に水抜きの穴があり、
そこから排水するような仕組みとなっているのが、特殊な加工がされている
DrainageProは、裏面全体から排水できるようになっています。
人工芝全体で排水が可能なので、DrainageProには排水穴がありません。
そのため、排水穴から日光が差し込むこともなく、
雑草が隙間から生えてくる心配もないのです。
DrainageProを選ぶことで、防草シートが不要になるのでDIYの作業も随分楽になりますよ。
長く使える高品質の人工芝を選ぼう!
柔らかく感触のいい人工芝を選ぶ場合、 芝葉の数、縫い目の数、密度といった数値にこだわる必要があったり、サンプルを手に取って直接実際の人工芝を触ってみた方がいいということをお伝えして参りました。
当記事でご紹介した動画や手順を参考に是非DIY施工に挑戦して、
施工費をコストダウンしつつ人工芝生活を楽しむのも素敵ですよ。
サンプル請求も無料で行っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。