diyの人工芝は失敗しやすい!失敗例や注意点を解説!
人工芝で失敗したくない!
人工芝を施工したら1年中ふかふか触感が堪能できる!と期待に胸を膨らませ、
いざ敷いてみたらイメージと違った仕上がりになってしまった…と後悔される方も中にはいます。
人工芝をご自身で敷くなら、施工をするのもひと手間ですし、
お値段ももちろんそれなりに発生してしまいます。
それなのに、イメージと違ったとなるとものすごくガッカリしてしまいますよね。
そこで今回は、人工芝で失敗して後悔しないために押さえておきたいポイントなどをまとめていきます。
これから人工芝を施工しようという方は是非参考にしてみてください。
人工芝の失敗事例は?
人工芝を施工して、どんなところに後悔しているんだろう?と気になりますよね。
まずは、人工芝のよくある失敗事例を挙げていきます。
人工芝が凸凹した
いざ人工芝を敷いてみたら仕上がりが凸凹としてしまったというケースです。
この場合、最初の整地が不十分であることで起きてしまうことが考えられます。
凸凹するのを防ぐには、しっかりと整地作業を最初に行うことが鉄則です。
可能であれば、転圧機をホームセンターなどで借りて行うのがベストですが、
難しければレンガなどを活用してしっかりと平らになるまで押し固めましょう。
この押し固めが不十分だと、パッと見平らになっていても、
人工芝を踏んで地面に体重がかかった時に、重さで地面がへこんで凸凹になってしまいます。
では、気になるのが既に人工芝を敷いた後で凸凹を直したい時の修繕方法です。
凸凹している箇所が部分的であれば、そこを切り抜いて修繕を行います。
修繕作業は、
- 該当箇所の人工芝を切り抜く
- 防草シートを剥がす
- 凸凹を土で埋める
- 切り抜いた人工芝を元に戻してU字釘で固定する
の手順で行ってみてください。
ただし、全体的に凸凹してしまっている時は、切り抜いても修繕作業が追いつかないので、
残念ながら1度人工芝を全て剥いで敷き直す必要が出てきます。
人工芝がめくれてしまった
台風などの暴風雨に曝され、人工芝がめくれてしまったというトラブルもよく聞きます。
これは人工芝の固定が甘いから起こります。
U字釘を使って丁寧に人工芝を固定しておくことがポイントです。
それでも台風による被害が心配な場合は、人工芝の上から珪砂を撒くと、重石となり
人工芝が吹き飛ばされにくくなります。
また、密度20,000以上の高密度の人工芝を選ぶと重量があるので、
こちらも風でめくれたり剥がれたりを防ぐことができます。
継ぎ目が目立ってしまった
人工芝の施工はどれだけ天然芝のようなナチュラルさに近づけられるかも大切です。
余りに作りものっぽいと浮いてしまって景観に馴染めないことがあるからです。
人工芝はお庭のサイズに合わせて切って張り合わせて施工をしていきます。
その時に人工芝を置く向きを間違えてしまうと継ぎ目が浮いて
自然な見た目にならないことがあるので、芝目の向きを必ず確認して施工を行いましょう。
どれだけ丁寧に作業をしても密度が低い人工芝を選んでしまうと、
継ぎ目が目立ってしまうものです。
人工芝を選ぶ際に密度にも注目して選んでみてくださいね。
排水穴から雑草が生えてくる
人工芝を置けば雑草は生えてこないのが一般的ではありますが、
それはきちんと下地の処理が行われている場合に限ります。
人工芝には排水穴と呼ばれる雨水などを地面に逃がす穴が開けられています。
穴が開いているということはその穴から太陽が地面に差し込むこととなります。
それでも防草シートが敷かれていれば雑草が生えてくるのを防げますが、
防草シートが正しく敷けておらず隙間などがあると、そこから雑草が生えてきてしまうこともあります。
上手に防草シートが敷けるか不安という方は当社の新製品ドリネージュProがおすすめです!
ドリネージュProは新開発の特殊な裏地で防草シートが必要ない人工芝になっています。
これなら排水穴から雑草が生えてくる心配も不要です。
カビが生えてくる
水はけが悪かったり、湿度が高いと人工芝にカビが生えてしまうこともあります。
人工芝の素材はナイロンもよく使われますが、ナイロンはカビが生えやすいと言われています。
カビが生えたら衛生的ではないので嫌ですよね。
人工芝のカビ対策は、
- ナイロンが使われている人工芝を避ける
- 排水穴がしっかり開けられているものを選ぶ
- 非土砂系の下地材を使う
などが挙げられます。
きちんと対策をすればカビの発生を防げます。
施工後のカビに悩まされている方は、中性洗剤を使って洗い流してみてください。
発生からまだ日が浅ければカビが根づいていないので中性洗剤でもキレイに落とせます。
既に根づいているようであれば、希釈した塩素系漂白剤を布に染み込ませて
人工芝を拭うように拭いてみてください。
安っぽい見た目になった
安価な人工芝を購入した場合、テロテロと妙に光っていたり、
色味が不自然になってしまう場合があります。
このようなトラブルを防ぐためには、購入前にサンプルなどを受け取って
日光に当ててみるといいでしょう。
日光に当ててみて初めて見えてくることもあるので、
実際に使う環境に置いて見え方などを試してみると、イメージと違った
なんて失敗は起こらないはずです。
色あせてきてしまった
人工芝は紫外線に弱いという特徴があります。
UV加工のされていない人工芝を選んでしまうと、 紫外線のダメージであっという間に色あせしてしまうことも珍しくありません。頑張って敷いた人工芝がすぐに色あせてしまったら悲しいですよね。
そんなトラブルを防ぐためには、
- UV加工された人工芝を選ぶ
- 耐久性が高いポリエチレンを使用している人工芝を選ぶ
などが挙げられます。
品質のいい人工芝を選んで色あせ対策を行いましょう。
ちなみに当社の人工芝は10年保証を謳っております。
しっかりと保証がついているので安心してお使い頂けますよ。
詳しくは10年保証とは?のページをご覧ください。
チクチクして痛い
ふかふかとした触感だと思っていた人工芝なのに、イメージと違って
裸足で歩くとチクチクして痛いと感じる方もいます。
それはなぜかというと、芝の切り方が問題となります。
チクチクして痛いと感じる人工芝は、切り方が「V型」になっているものが多いです。
おすすめの切り方は「C型」のものです。
尖ったところがなく丸く切られているので、足裏に芝葉が刺さらないので、
裸足で歩いても痛くありません。
すぐに潰れてカチカチになった
人工芝で遊んでいるうちに、ふかふかではなくカチカチになってしまったという声もあります。
カチカチになってしまったら感触も悪く、クッション性もなくなります。
なぜそうなってしまうのかというと、芝密度が充分でない場合がほとんどです。
芝密度が充分でなくスカスカの状態なので、踏みしめられると
すぐに芝葉が寝て固くなってしまうのです。
倒れてしまったら、ブラシで芝葉の付け根から起こし上げれば、
ふかふかさを取り戻すことができますが、芝密度が充分でなければ
またすぐに寝てしまうことが懸念されます。
人工芝で失敗しないためにできる対策
人工芝で起こりやすいトラブルを踏まえ、人工芝施工で後悔しないためにできる対策をまとめていきます。
これらを押さえておけば、施工後に失敗だったとガッカリすることもなくなります。
整地作業を入念に行う
人工芝をキレイに仕上げる秘訣は整地作業をいかに丁寧に正しく行えるかです。
整地作業の行い方は、
- 雑草や石を撤去する
- トンボで地面を整地する
- 下地材を撒く
- 下地を整地する
- 下地を転圧する
と進めていきます。
しっかり固く地面を押し固めることがポイントです。
人工芝をしっかりと固定する
人工芝がめくれたりズレてしまうのを防ぐには、人工芝をしっかりと固定することが不可欠です。
- U字釘をたっぷりと使って固定する
- 人工芝の上に珪砂を撒いておく
- 釘を固定しやすいよう下地をしっかり固めておく
などの工夫をすれば、人工芝の形状をキレイに保ちやすくなります。
思わぬトラブルが起きるのを防ぐためにも、しっかりと固定をしておきましょう。
人工芝の芝目を揃える
人工芝にはよく見ると芝目があります。
芝葉の先が倒れている方向があるのです。
人工芝を張り合わせていく時に、この芝目が違った向きになってしまわないように、
芝目を意識しながら敷いていきましょう。
ちなみによく人工芝を眺める方向に芝葉の先が向くように敷くとキレイな仕上がりに見えますよ!
防草シートを隙間なく敷く
防草シートに隙間があると、雑草が生えてくることがあります。
人工芝を敷いた後に対処をするとなると大変なので、下準備の段階で
しっかりと不備なく防草シートを敷いておきましょう。
防草シートもお庭のサイズに合わせて繋ぎ合わせていくこととなりますが、
繋ぐ際は10cm程度かぶさるようにしておくと安心です。
どうしても熱で縮んでしまうものですが、10cm余裕をみておけば縮んでしまっても大丈夫でしょう。
排水を良くする
人工芝のカビなどのトラブルを防ぐためには排水の良さが欠かせません。
排水穴が等間隔に開けられ、排水穴の大きさも充分かを確認してから人工芝を購入するのがおすすめです。
当社は排水穴ではなく人工芝全体で排水できるドリネージュプロという人工芝を開発しました。
当社の製品比較で20倍も排水力のアップに成功しています。
それなら、ベランダなどのコンクリートなど排水に不安がある場所に施工しても
水はけの悪さに悩まされることもありません。
人工芝の品質にこだわる
長く快適に人工芝を使用するのであれば、
当然その品質にもこだわりたいところです。
人工芝もピンキリなので、余りに安価なものを購入してしまうと、
すぐに傷んでしまう恐れがあります。
人工芝を購入するなら、
- 芝葉の長さ、芝密度は充分なものを選ぶ
- UV加工されている人工芝を選ぶ
- 何色も混ぜてあり、見た目が自然なものを選ぶ
- 保証がしっかりついているものを選ぶ
などを押さえておきましょう。
当社の人工芝は安心の10年保証となっています。
これなら、小さなお子さんやペットがたっぷりとお庭で遊ぶことができます。
失敗しにくい人工芝は?
人工芝の選び方のポイントも併せて見ていきましょう。
高品質の人工芝を選べば、施工後のトラブルも起こりにくくなりますよ。
密度が充分にあるものを選ぶ
人工芝の特徴であるふかふか触感を長く楽しむためには、
芝葉の長さと芝密度を確認しておくといいでしょう。
ふかふかの感触を楽しめる人工芝の目安は、
芝葉の長さ | 30mm前後 |
芝密度 | 20,000本/㎡ |
が基準となります。
このぐらいの数字であれば、少しへたってきてもブラシで起こしてあげれば復活が期待できます。
人工芝を購入する際は、上記の数値を参考にしてみてください。
もちろん当社の人工芝は、エクスターフという家庭用の人工芝のものでも
芝葉の長さ | 30mm |
芝密度 | 24,150本/㎡ |
と基準値をしっかりとクリアしています!
安心してお使い頂ける人工芝です。
1年で人工芝ペラペラに?!【後悔しない人工芝の選び方】の動画も参考にしてみてください!
いろんな色の芝葉があるものを選ぶ
人工芝の機能性にもこだわりたいところですが、
お庭一面に施工するものなので見た目にもこだわりたいですよね。
安価な人工芝だと芝葉の色が一色だけしか使われていないこともあり、
いかにも人工的に敷いたものという不自然な見た目になってしまうこともあります。
自然な見た目に仕上げるためには、数種類の色をバランスよく織り交ぜることです。
当社の場合ですと、濃い緑色の芝、黄緑色の芝、茶色の芝、黄色の枯れた芝などを
本物さながらに見えるよう織り交ぜ、リアルさにこだわって作っています。
詳しくは、こちらのページを是非ご覧ください。
ロールタイプのものを選ぶ
人工芝をDIYで施工する場合、不自然に見えがちなところが芝葉の継ぎ目です。
「ここで継ぎ足したんだね」とパット見で分かるように線が浮いてしまっているケースも多いです。
継ぎ目を分かりにくくするコツはありますが、DIYだとプロ同様にはなかなかいかないので、
少しでも継ぎ目を少なくするために、ロールタイプの長い人工芝を選ぶのがおすすめです。
ホームセンターは避けた方がいい
手軽に購入でき、安価なので、ホームセンターの人工芝を
検討される方もいらっしゃいますが、正直余りおすすめはできません。
なぜかというと、ホームセンターには人工芝の専門知識を持つスタッフは常駐していないからです。
ホームセンターの人工芝にも芝葉の長さが違うなど、数種類のものが置かれています。
「自分の庭にはどれが適しているんだろう?」と初めて導入する方は迷ってしまいますよね。
使い方に合っている人工芝を選びたいところです。
しかし、「どれがいいですか?」と尋ねても、人工芝の専門知識を持つスタッフさんが対応してくれるわけではないので、充分な回答を得ることは難しいと考えられます。
これでは、施工後に「あっちの方がよかったかも」と後悔が生まれてしまうかもしれません。
お庭全面に施工するとなると決して安価ではない人工芝だからこそ、
プロがしっかりとアドバイスしてくれるということは重要な要素となるのです。
詳しくは、下記の記事などを、ご参照ください。
サンプルなどで実物のクオリティをチェック!
いい人工芝か確認するためにはサンプル請求などをして実物の人工芝を
手に取ってみるのが1番です。
ウェブショップで売られている人工芝でもサンプル請求ができるものもあるので、是非手に取ってみて、
- 芝密度は充分か
- 感触はチクチクしていないか
- 色合いはナチュラルか
などを確かめてみてください。
そうすることで、いざ導入してみたものの
イメージとは違ったというトラブルを避けることができるはずです。
もちろん当社も人工芝の無料サンプル請求をして頂けます。
お気軽にお問合せくださいね!
失敗せずにDIYで人工芝を敷くコツ
では、DIYで敷く場合に失敗しないために押さえておきたいポイントも見ていきましょう。
整地作業をしっかりと行う
繰り返しになりますが、整地作業が大切です。
前の項目でもお話ししましたが、しっかりと固めて施工後に
地面が歪むことがないように、ならし固めておきましょう。
余裕を持ってカットする
人工芝をカットする時にやってしまいがちな失敗が、余裕を持たさず
ギリギリのサイズで切って、いざ敷いてみるとどこか寸足らずのように仕上がってしまうことです。
しっかり計測してみても、U字釘で固定をしていくとそこで芝が沈んで長さも変わってくるものなので、
余裕を持ってカットをすることも大切なポイントです。
設計図を作る
人工芝を施工する場合は設計図となる割付図が欠かせません。プ
ロが施工する場合も、どこにどう人工芝を置いていくかの割付図を作成して配置を決めていきます。
こうすることで作業もスムーズにでき、失敗を防ぐこともできるのです。
とはいえ、いきなり割付図を作ろうと思っても専門知識がないとなかなか難しいものがありますよね。
当社で人工芝をご購入頂いた場合は、設計図の割付図を皆様にプレゼントしています。
割付図に書かれているようにDIYを進めていけば、
何も悩むことなくキレイに施工が完了できるので安心ですよ!
コツさえ押さえれば失敗知らずで人工芝が敷ける!
「人工芝を敷いて後悔したくない」という方も、失敗したと感じやすいポイントを押さえておけば未然に防ぐことが可能です。
是非、これから人工芝を導入される方は、当記事を参考にしてみてくださいね。
また、人工芝を施工済みで、トラブルが起きていて困っている方も当記事でご紹介した解決方法をご参考頂けたら幸いです。何かご不明点がございましたら、お問合せください!