お庭で犬などのペットを思いっきり遊ばせてあげたい。
飼い主さんならそう願うものではないでしょうか。
しかし、犬が安心して遊べるようなお庭の維持は手間も掛かってしまいます。
飼い主さんの負担も少なく、犬にお庭で遊んでもらうには、ほぼ管理要らずで快適に使える人工芝がおすすめですよ。
人工芝を施工すると、「犬などのペットが抜けた人工芝の芝葉を食べてしまっても大丈夫なのか」というご質問も頂きます。
確かに天然の芝葉と比べ、人工芝はプラスチックなどの材料でできているので、食べてしまった場合の犬の健康が心配になりますよね。
そこで、今回は
- 犬が人工芝を食べても大丈夫か
- 犬のために人工芝を敷くメリット
- 犬のために人工芝を敷くデメリット
- ペット向けの人工芝を選ぶポイント
などをまとめていきます。
安全に快適に犬が人工芝を楽しめるポイントを掲載するので、
犬のために人工芝導入をご検討中の方は参考にしてみてくださいね。
このページの目次
犬は人工芝を食べてしまう?

そもそも犬は本当に人工芝の芝葉を食べてしまうのでしょうか。
初めに結論を申し上げますと、犬などのペットが人工芝を食べてしまうことは少ないです。なぜなのかその理由をお客様から頂いたお話なども参考にまとめていきます。
高密度の人工芝を選べば芝葉は抜けにくい
高密度の人工芝は、多少引っ張り上げられたとしても、芝葉同士が絡み合うため、抜けにくい仕組みになっています。
そのため、人工芝の芝葉は抜けにくくなっていますが、安価な人工芝の中には芝葉の密度がスカスカになっているものもあります。
しかし、安価な人工芝を選んでしまうと、密度が低くスカスカな場合も多く、噛んで引っ張ると芝葉が抜けてしまうことがあります。
また、密度が低い安価な製品は安いコーティングなので引っ張り強度が低く抜けやすいという特徴もあります。
抜けてしまえば、犬が口にしてしまう可能性も出てきてしまうので、大前提として芝葉が抜けにくい人工芝を選ぶ必要があるでしょう。
当社のペットターフはポリウレタンコーティングをしているので、引っ張りに強い構造になっています。
犬は緑のものを食べたがる傾向がある
犬を飼っていらっしゃる方は、お散歩中に犬が道端の雑草を食べようとして困ったという経験があるのではないでしょうか。
犬は基本は肉食ですが、不思議なものでお肉ばかりを食べていると葉っぱを食べたくなる犬も珍しくないようです。
また、普段から野菜を食べる習慣のある犬もいますよね。
そう聞くと、葉っぱとよく似た人工芝が抜けてしまったらそのまま食べてしまうのでは?と心配になるかもしれませんが、犬は色の識別はできないと言われています。
つまり、人工芝の芝葉が抜けても、天然の芝葉のように草の匂いがするわけではないので、食べ物と判断する可能性は低いのではないかと考えられます。
とはいえ、小さく細い芝葉なので、口の中に入ってしまった芝葉をそのまま飲み込んでしまう可能性はもちろんあるので、気を付けなければいけません。
もし食べてしまっても問題はないが、いい人工芝を選びましょう
犬が抜けた人工芝の芝葉を食べてしまったらとても心配ですよね。
多くの場合は、飲み込む前に食べ物ではないと判断して吐き出すはずです。
万一食べてしまったとしても、大量に食べることは考えにくいので、フンと一緒に出てくるものと考えられます。
また、人工芝の原材料は犬の健康に大きな影響を及ぼすものではありません。
そのため、過度に心配する必要はないかと思いますが、芝葉を食べたと見られる後に、
- 普段よりもぐったりとしている
- 大量に嘔吐する
- 便に血が混ざる
など、いつもと違った様子があれば、すぐに病院に連れて行ってあげてください。
可能性が少ないとはいえ、もしもに備え不純物の少ないバージン原料の製品を選ぶといいでしょう。
リサイクル原料で作られた製品はそもそも耐久性が低いと言われ、引っ張り強度が落ちたり、静電気が大量に発生するなど様々なトラブルが起こります。こうしたトラブルを避けるためにもバージン原料で作られた製品を選ぶのがおすすめです。
天然芝だと除草剤や殺虫剤を使わなければいけない場合も…
人工芝を食べてしまうことを恐れ、天然芝を用意するご家庭もあります。
確かに天然芝をキレイな状態で保てたら安心に繋がるでしょう。
ですが、天然芝をキレイに保つための管理もなかなか大変です。
- 毎日の水やり
- 定期的な芝刈り
- 除草や肥料やり
などなど、定期的なメンテナンスが必要となります。
正しく管理できていないと芝葉は枯れてしまいます。
また、天然芝を好んで食べる害虫も存在します。
害虫に食べられても芝葉の枯れに繋がるので、害虫を確認したら殺虫剤を使うこととなるでしょう。
除草剤や殺虫剤の中には犬の体に配慮した優しい成分のものも販売されていますが、その分効きがマイルドな場合もあり、より管理が大変になってしまうこともあります。
人工芝と天然芝の違いについてはこちらの記事でも紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。
愛犬向けに人工芝を敷くメリット
では、犬のために人工芝を敷くメリットは何が挙げられるのか見ていきましょう。
愛犬の足の保護ができる
人工芝の1番の特徴はそのフカフカとした気持ちいい感触です。
私たちでも思わず寝ころんでその感触を堪能したくなりますよね。
人工芝がフカフカとしていて、クッション性が高いほど、お庭で遊ぶ際に犬の腰や足への負担が軽くなります。
快適に思いっきり犬に駆け回ってもらえるので、見守る側も安心です。
汚れづらく清潔に遊ぶことが出来る
お散歩や天然芝の場合、帰宅後に犬を見ると足が汚れていたり、体に草などのゴミを巻き付けてしまっていることも珍しくないですよね。
帰宅後は必ず足を洗ってあげているという方も多いでしょう。
しかし、大きな犬を担いでお風呂場などに連れて行くのは大変ですし、中には暴れて逃げ回ってしまう犬もいるのではないでしょうか。
人工芝なら犬の体や足が汚れずに済むので、思いっきり遊んだ後でも特別なお手入れをせず、すぐにお部屋に入れてあげることが可能です。
また、最近特に喜ばれるのがプールや水遊びです。
暑い日は私たち人間もそうですが、犬もプールに入れてあげたい時もあります。
土の庭で犬をプールに入れることを想像してみてください。
ドロドロになること間違いありませんが、人工芝だと土に触れずに済むので、ペットもプールの水も汚れずに清潔なまま長時間遊べます。
人工芝導入のメリットについてはこちらの記事でも紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。
愛犬向けに人工芝を引くデメリットとは
メンテナンス要らずで犬が汚れる心配もなく、犬の足腰も守れるといいことだらけに思える人工芝ですが、一点心配なところもあります。
それは、夏場に人工芝の表面温度が熱くなり過ぎてしまうことです。
天然芝と比べ、人工芝は熱がこもりやすくなっています。
夏場の日中だと表面温度が50度近くまで上昇してしまうこともあるほどです。
ここまで温度が上昇した人工芝の上はそもそも犬も歩きたがりませんが、近くで様子を見ているだけでも犬が熱中症のような症状を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。
夏場の人工芝の温度上昇対策は、犬が遊ぶ前に打ち水をしてあげることです。
人工芝全体にお水をかけてみてください。
散水すればすぐに表面温度が下がるので、ペットが安全に遊べます。
夏場は人工芝で遊ぶ前に打ち水をして、温度管理をしてあげましょう。
その他人工芝のデメリット・気になるポイントについてはこちらの記事でも紹介しています。
愛犬向けに人工芝を選ぶ際のポイントとは
犬などのペットが快適に人工芝を楽しむためには、人工芝選びも欠かせません。
どのような人工芝を選べばいいのかも見ていきましょう。
芝葉が長く密度が高い人工芝を使用する
芝葉が長ければ当然クッション性が増し、犬の足や腰への負担軽減となります。
そして、密度があれば犬への負担軽減だけでなく、犬の引き抜きに耐えうる強度アップにも繋がります。
密度が高い人工芝の方が見た目も天然芝のようなキレイなグリーンに仕上がるので、是非高密度にはこだわって頂きたいポイントです。
犬のドッグランに向いている人工芝について詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
水はけがよくて抗菌仕上げのものを選ぶ
犬が使う人工芝は清潔な環境を保つのも大切です。
犬がお庭に出た時にトイレをすることもありますよね。
人工芝の上でおしっこをした場合は、ホースなどで洗い流してあげればOKです。
洗い流すので、水はけの良さも重要です。
早く水はけさせ、清潔な環境を整えてあげたいところです。
それでも長いこと使っていると「おしっこ臭さが気になる」と不満を感じる方もいらっしゃいます。
そんな時は、抗菌仕上げのものを選ぶとお悩みから解放されることが期待できますよ。
当社の人工芝は、芝葉に「銀イオン(Ag+)」を練り込んで作り、強力な抗菌、防臭加工を行っています。
そのため、長期の使用でもおしっこの臭いがつきにくいと好評です!
また犬のしつけである「ドッグトレーニング」を人工芝で行うユーザーもいます。具体的な方法についてはこちらをご覧ください。
ゴムチップが使われていない人工芝を選ぶ
皆さんは、「人工芝には発ガン性物質が含まれている」といった報道をご覧になられたことはないでしょうか。
ロングパイル人工芝と言われる芝葉の長い人工芝は、芝の根元に「充填剤」という砂とゴムチップが使われていることがよくあります。
充填剤を使うことで、芝葉を立たせてクッション性を高めていますが、この充填剤に使われているゴムチップの材質が発ガン性があると問題になっているのです。
廃タイヤの再生品が使われていたり、重金属も含まれているようです。
いくらほぼ誤食の心配がないとはいえ、万一こういった材質の人工芝を犬が食べてしまったら心配ですよね。
当社は「ペットターフ」といって、ペット専用に人工芝を開発するほど、安全性や機能にもこだわっています。
当社の人工芝は、充填剤を使用せず、カールした茶色のパイルを織り込むことで、緑の芝葉を立たせクッション性を持たせています。
発ガン性物質を含む充填剤のゴムチップはの不使用はもちろんのこと、芝葉の材質にも、重金属やアレルギー反応を引き起こすような成分は含まれていないので、安心して犬を遊ばせてあげることができます。
尚、人工芝と発ガン性についての詳細は以下をご覧ください。
ここまででご紹介した犬におすすめの人工芝はこちら!
【ペットターフ】
クッション性も高く犬の足を守ります。
抗菌・防臭効果もあるので清潔に快適に使える人工芝です。
その他の人工芝との違いや費用についてはこちらのページをご覧ください。
自分で家の庭をドッグランにすることはできる?
お庭に人工芝をどのように敷いていくのか、その流れを動画にしたものがあるのでまずはこちらをご覧ください。
人工芝は出張で全国どこへでも当社が施工に参りますが、
動画にもあるようにご自身で簡単にDIYをすることもできますよ。
自分で施工する際は、
- 整地をする
- 防草シートを敷く
の作業を行ってから人工芝を敷いていきます。
整地作業は欠かせない作業で、
きちんと整地ができていないと、せっかく敷いた人工芝がズレてしまうこともあるので、丁寧に行っていきましょう。
お庭にあるゴミや小石を取り除き、
トンボを使って地面をならし、その後は何度も踏み固めます。
更に軽く全体に水を撒くと、乾いた後はかなり固い地面の状態に仕上がります。
固い地面ができたら、その上に防草シートを敷いていきます。
ただ防草シートを敷くだけと思いきや、これが意外と難しいというお客様も多いです。
隙間なく防草シートを敷くことがポイントですが、DIY慣れしていない方は難しいようです。
そこで、そんな方にもぴったりの防草シートが不要な『エクスターフDreinage Pro』が新しく誕生します。
防草シートが不要で、水はけもいいのでDIY初心者の方は是非こちらをお選びください。
人工芝の整地の方法についてはこちらの記事でもご紹介しています。
マンションのベランダにもおすすめ
「お庭がないと人工芝は敷けないのでしょうか?」
こちらもよくお問合せを頂きます。
人工芝はお庭以外にももちろん敷けます。
天気の悪い日などでも気軽に犬が遊べるスペースになりますよ。
ベランダは広いスペースではないので、ジョイントマットのような人工芝やタイル式の人工芝を選ばれる方が多いですが、耐久性が弱く費用も掛かってしまうのがデメリットです。
スペースが然程ないベランダでもロールタイプの人工芝がおすすめです。
当社はベランダにDIYしやすい1m幅のロールもご用意しております。
ロールタイプはジョイント部分が少ないので耐久性も上がりますし、仕上がりも天然芝のような自然な見た目になりますよ。
ベランダに人工芝を敷く方法はこちらの動画をご参照ください。
どのような流れで敷いていくのかが分かります。
また、ベランダに人工芝を敷くメリットはこちらでご紹介しております。
愛犬が安全で楽しく遊べる人工芝を選ぼう!
人工芝をお庭に敷けば、
- お庭のメンテナンスが不要
- 犬の足腰の負担軽減
- 犬が汚れることなく屋内への出入りが可能
など、飼い主さんの負担も少なく、気軽に遊ばせてあげることができます。
それだけでなく、いつでも一面にグリーンが広がる景色は見た目も良く、爽やかで心地がいいですよ!
是非ご自宅にドッグランさながらの環境を整えてみてはいかがでしょうか。
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